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ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

神通坑、今だ燃えている炭鉱

2024-04-28 | 日記
最近買ったLINEスタンプが夕張のキャラクター、「ゆうちゃん」くらい夕張愛に満ちた僕です。
これがゆうちゃん、LINEスタンプだ!
なんだそれ?って思ったあなた!!
 
はーい!
僕がゆうちゃんだよ✨
石炭の歴史村にいるんだよー
 
 
そんな夕張ですが、
実は日本で唯一、未だに燃え続けている炭鉱が存在します。
その名も神通坑
神通坑は1909年(明治42年)、北炭の1つとして開坑、1925年(大正14年)に自然発火し、手がつけられなくなって、埋めちゃえー!と。坑口は密閉され、それから100年、未だに燃え続けている廃炭鉱
オーストラリアには6000年燃えてる山(ズバリ、バーニングマウンテンと言うらしい。)もあるらしいから地下火災って恐ろしいねぇ。
 
さっそく探検に行ってきました。
廃校の跡
校歌にも歌われてる冷水山の近く
ここから探索開始
神通坑へ向かうルート 完全に笹のヤブこぎ
うん、今年もダニのみなさんは元気があってよろしい!
 
北炭の鉄塔、高圧線だな。
 
なんだコレ?トラス構造・・じゃないよな。
変わった古い形式
でも、美しいね。
 
また鉄塔
 
下から覗いて見ると構造が違う!!

年式なのか?強度の必要があったのか?
もう誰に聞いても答えなぞ返ってこないだろうね。
 
今年初物エンレイソウ
赤っぽい、コジマ?
 
ついたー
水蒸気モックモク!
冬でも地熱で雪が積もらないんだとか。
 
イェース!
地表面でコレかよ
内部はかなりの高温だね。
 
おそらくレンガが溶けたのかと?
まあ、100年前の物だから経年劣化もあるだろうけど。
 
全景です。
 
レンガ作りの構造物発見
 
キター!
坑口あいてるじゃん!
こんなのほふく前進するならガッバガバに開いてるも同然!!
 
 
 
内部は
広い! 広いぞ!
ララア!私にも見える!!
 
あ、塞がれてた
 
焼結したっぽいレンガ落ちてた
 
恵庭岳の噴気みたいに蒸気が上がってるけど、これは内部の火災で温められた水蒸気なんでしょう、煙では無かったです。
 
神通坑の下にある造成地に出てみた
炭住跡地(炭鉱住宅街)かと思ったけど、どうやら射撃場あとらしい。
 
また見っけ!
 
せまくて入れん!
 
いやー ええもん見たわー
と石炭博物館の特別展へ
 
夕張鉄道の展示してました、これは以前に探検した、夕張鉄道跡や錦沢遊園地跡所を振り返れるぞ!と行ってみたのですが、想像以上で、博物館スゲー!
参考
 
錦沢遊園地のジオラマ!
ヨダレ出るわ
上と下に鉄道走ってる。
 
現存するんだ!
錦沢遊園地の写真や入場券、オメガカーブの設計図に釘付け!
 
オメガカーブから、スイッチバックの設計図だって、何本か試作の路線も書き込み。
 
 
 
 
 
当時の絵葉書
 
信じられないことに夕張はスキーの適地として名を馳せたらしい。
 
こんなにあるんだ!
そのうち全部滑ってみようと思う。
 
 
特別展はまだやってるよー、興味あるかたは夕張へGO!

パゴダの塔

2024-04-20 | 日記
ちょいと前から気になってた山
山?変な名前の岩?
パゴダの塔へ
コレ、登れるんじゃないかなー?
って思っててお誘いしたりしてたんだけど、確証が無いので偵察
そんなにボロく無いし、やる気出せば行けそう。
札幌岳のお隣と近い山なので3時間台で帰って来れるよん
攀る人いません?
すっかり雪無い
上の方で雪出るかとスノーシュー持ってったけど
邪魔な重りでしか無かった…
 
 
エゾアカガエルかなぁ・・・
 
尾根はヤブ薄くて歩きやすい
でも、急斜面
 
見えたー
パゴダの塔
かっこいいオベリスク
 
落ちたら死ぬ雪庇
 
近寄ってみる
 
ついた
 
側面
 
裏面
いけるー!これなら登れる!
って思った。
登ってみたらボロボロで支点取れなくて下降もできなくて泣くかもしれんけど。
 
盤の沢山
前はあっちからパゴダを眺めてたな。
 
札幌岳
登ってきた時は青空でカッコ良かったのにー
曇っちゃった。
 
ちなみにパゴダの塔なんて昔は言っていなかったと札幌の古い山屋さんが笑いながらいってました、あんなの山でもないし、ボロボロで登攀の対象でもないだろって。
札幌150山とかの人がやってることだ。
そうです、その通りだと思いますが、ここに来て景色見れたから僕としては面白かったかな。
 
 
時間あまって札幌にいたら、やっぱり古書店寄っちゃう。
スゲー探してた地名解の本が2冊ともあったので即買い
 
永田方正と更科源蔵だもん、超大御所
奇跡的に見つけちゃった。
 
昭和2年!
明治に書かれた内容
コレはすげぇ。
 
この本を読んでいて思うけど、十勝と言う地名はナゾだよなぁ。
どうもアイヌがコロボックルと言う異民族を迫害した歴史がトカプチと言う呪いの呪文の地名になったような節があって、面白い。
永田地名解では十勝は幽霊ってホントに書いてるんだもん、イイもん買ったなぁ。

第参次シラッチセ探検隊 (討伐編)

2024-04-15 | 日記
第参次シラッチセ探検隊 (討伐編)
シラッチセとはアイヌ民族が狩りや儀式に使ったと言われる岩宿
シラ=岩 家=チセ なのでシラッチセ
僕、普通のサラリーマンですが、道内の様々な探検をしてきたと自負してたんです。
野付半島の幻の集落のキラクも、真谷地山の枯葉剤も、昭和炭鉱隧道マーケットもその他もろもろも一撃で到達・発見したのに。
 
他にもいっぱいいろんなトコ行ってるのに、それくらい探検慣れしてても、支笏湖付近にあるシラッチセは見つけられない。
 
何故ならば
① 地形が劣悪、急峻と言うよりガケ
ガケの上を彷徨う事になり危険極まりない。
② ヤブと複雑な沢地形に阻まれて、残雪期じゃないと、近寄る事すら難しい。
③ 急峻ゆえに、厳冬期は雪崩多発地帯
うっかり近寄るとドカンだぜ。
④ ネット上にある地図情報は全て間違っている、更に千歳市教育委員会で発行した調査報告書ですら、間違っている。
ネット上に有効な探索の情報など無い。
 
そんなもん、行けるかっ!
到達できるかっ!
いやいや、俺はしつこいぜーーー
ぜってー 見つけてやる!!
本日の第三次隊(1人だけど)では、ついに到達!
その感動のドキュメントを御覧ください。
 
 
本日の足廻り
この時期、スパイク長靴最強では?
そして、昔ながらのスノーボーダーなら知ってる足首浮かなくなるストラップと組み合わせ。
 
 
やっと、皆さんに紹介出来るとこまで来た。
コレだ、シラッチセ
 
奥行
 
上から落ちた水で数メートル先に水溜まり出来てる
天井のデカさが分かる。
 
 
当時の木片を見つけた
少し緑がかっているように見える。
 
ドームの形状がよく分かる。
 
なんかね
良いとこなんだよな
 
調査報告書より
熊の頭骨が置かれていたのだ。
熊送りの儀式かな。
 
同じく調査報告書より
野営、焚き火等の痕跡
 
今でも快適に泊まれる。
 
すっかり目的達成したので、悠々と支笏湖で水遊び支笏湖へ

ここは美笛
この桟橋から支笏湖温泉街の桟橋へ鉱山で産出した金を船で運んでいたんだって。
 
 
 
カヤックのシーズン開始を噛みしめる
 
盆栽岩
 
 
恵庭岳が美しい
 
盆栽岩に近づく僕

知らん人にスマホ渡して撮ってもらった(笑)
 
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鏡面の支笏湖
 
実は僕は橋好きなのですが、
この山線鉄橋は支笏湖とマッチしててすごい好き

人工物なのに違和感なく支笏湖と橋とで魅力を引き出しあってる。 
 
山線鉄橋から恵庭岳
 
ビジターセンターへ
年間何回行くか分からんくらい
 
 
ビジターセンターで、おねえさんにヘビと触れ合わせてもらう。
 
いろんな事が盛り沢山な今日、大満足いや、劇的超絶爆裂大満足な1日
 
 
 
 
 
 

二ツ森

2024-04-14 | 日記
倶知安から二ツ森へ
地形図に名前もある立派な山
調べてみると赤井川から入る人が多いようだ、でも滑りを考えると倶知安からだよー
との友人の言葉通り、スキーの機動力と快適斜面を楽しめました。
倶知安に向かっていると。
 
待ち合わせ場所へ向かう時、見つけちゃった!

コレ好きなやつだ!
だって意味不明
こりゃいい事ありそう。
 
春の雪山は油断できて良い
 
ナマ腕 魅惑のマーメイド
(ウロコなので半魚)
 
眺めの良いとこに出た
 
いきなりボルダリング始める人

みんなで登った上は、やっぱり景色良かった。
 
岩の上から
左が二ツ森、右が三角山
 
気持ちの良い天空の回廊を行く
 
ピーク
 
マジか!
こんなとこにも看板あるんだ!
 
時間あまったので、みんなでテーブル作ってお食事会
テーブルノルマ 1つ/1人
 
僕テーブル
ノーマル型テーブル
 
ゴージャステーブル
 
活用形
 
そんな遊びを雪庇の上で
 
 
そして景色がいい
全道的に晴れで薄曇りだったろうけど、羊蹄山にニセコ連峰、余市岳から連なる山々の眺めを楽しめました。
 
ニセコ連峰
 
絶景ランチ
 
滑りも良いよー
 
 
 
そろそろ移動の道具の衣替え時期だねー
どちらも北方民族が昔から使ってた移動手段
 
今日のスキーと明日のカヤックの準備
 
 
 
 

赤石山、屏風岳 積丹半島

2024-04-07 | 日記
積丹半島の赤石山と屏風岳へ
この時期の積丹は何度来てもイイ
景色がイイ
登って楽しく、雪も良い。
全道的に晴れの今日
ドコ行っても気持ちの良い日、
the デイとかいう人多いんだろうなって思った。

つまり、ドコをチョイスするかはセンスだよねぇ。
 
登ってる時から、周囲の景色がステキすぎる。
 
絶景ランチ
赤石山
 
絶景ピーク
赤石山
 
屏風へ
地図からは想像できないくらい細い
雪の影響だけじゃないな。
 
おっかねぇ
トラバース
 
さっきまでいた、赤石山遠くへ
スキーの機動力スゴイ
 
余別岳
 
珊内岳
右手にポコッと見えるのがガニマナコ
稜線に出るとガニマナコと御対面
好きな山なんだよな
実は3度も登ってる山
奥に聳える珊内岳、盟主の余別岳
稜線上のポンネアンチシ
 
ずっと景色いい
 
屏風
 
こういう地形が多い
 
雪庇の上からエントリー
待望の滑り
いっぱい登ったから、いっぱい滑れるねー
なんて、子供みたいに当たり前のことを言い合う僕ら
 
でも、ある意味、人生の真理なのかもしれない。
 
 
めっちゃ雪良かった。
 
赤石山のピークも三角点珊内岳ピークも屏風岳も、今日は全てのピークで思った
「ここにテン張って、景色見ながらビール飲んでシュラフで眠りたい」と。
 
景色良すぎて去りがたいけど帰らなきゃ。
 
 
激ホソ尾根とかに難儀しながらも快適ゾーンは楽しませてもらいました。
 
下りてきた
スノーブリッジなんとか
ちょーラッキー
 
スノーブリッジが繋がってるって思うのか、こんなに穴があいてるって思うのかは、その人次第、経験次第なんだろうか。
 
 
名残惜しくて積丹半島1周してから帰路へ。
満喫でした。