goo blog サービス終了のお知らせ 

蝶屋工房

ジオラマ製作

昭和ジオラマ[ トタン塀板塀の作り方] 製作記

2015-04-30 14:55:01 | 日記
今回は 波状トタン塀と板塀の我流製作をご紹介したいと思います

昭和の時代には極普通にあった塀です

まずは バルサ板を棒状に1ミリに切り出します


塀の骨組みを作っていきます


ケント紙を切り出し板の様に貼ります

こんな感じで


次に波状トタンの製作です
キッチン用品コーナーである アルミテープを使用します

ケント紙で作る場合もありますが、塗装してもアルミテープの方が金属の質感が出ます


定規を当ててカッターの切れない背を使い波状に線を引いていきます


線を引き終えたらカットして塗装をします


塗装が乾いたらゴム系接着剤で接着します

経年による錆びが出てる表現にしました

では ジオラマベースに配置してみましょう


懐かしい昭和時代の路地裏を表現してみました

錆びれたトタン塀に 1枚だけ新品のトタンに張り替えた 昔よく見かけた情景のイメージです


この様に製作してます

ガードレールまでいかなかったので 次回にガードレール 電柱など、ご紹介したいと思います

では また!

昭和ジオラマ[ ペーパーで家作る] 製作記2

2015-04-27 15:27:36 | 日記
引き続きペーパーで家を作るです

前回は外壁 着色まで作りました

今回で完成です


「窓ひさし」を作るためケント紙から切り出し ブリキトタンのイメージで作って着色します

雨風で褪せた赤い窓ひさしにします

塗料はフラットレッドにフラットベースを少量まぜ筆で塗ります

完成した後から仕上げに錆び汚れ塗装する予定です



続けて 看板を作ります
寸法を測り油性極細マジック(私は0.3 0.5のペン)で書いていきます
パソコンで縮小して印刷して作る人もいますが私はあえて手書きしてます




切り出します
(実はこの後 看板デザイン変更して作り直しました)

次に屋根瓦の製作です

ケント紙から屋根の寸法を切り出します

ケント紙に合わせスチレンボード(スーパーの肉や魚のトレイの材質)を切り出します

ケント紙とスチレンボードをゴム系接着剤で接着します



屋根瓦の表現は 切れなければ何でもいいのですが私はプラスチックの先の尖ったもので瓦のように線を引きます


乗せてみました
瓦の出っ張り部分のバランスを確認します
上の瓦の表現は梱包用 ラッピング用 コーナーで見つけたので使用してます

ジオラマを始めて分かったのですが 同じ日本でも関東 関西 その他 地方によって瓦の形 作りが違うそうです

流石に そこまでは…(笑)


グレーに着色しました

看板は作り直しました(笑)
次に 汚れし塗装(ウェザリング)をやります

錆びは ハルレッド オレンジを薄めて着色します

初めにハルレッドを チョンチョンと置く感じに着色します

オレンジ色を薄めて錆びが流れてる 滲んでるように着色します

予め 錆びさせる紙の部分にカッターで傷をつけておくと塗装した時、よりリアル感が出ると思います

全体を 汚れた 褪せた感じに 薄めた塗料で仕上げていきます



こんな感じに仕上がりました

建物も色々と種類があるので楽しいです

次回は トタン や ガードレール などの 我流ジオラマ製作をご紹介したいと思います

では また!

昭和ジオラマ[ ペーパーで家作る] 製作記1

2015-04-24 16:22:51 | 日記
川の製作は一時放置で 今回からは ペーパークラフトで住宅を作るです

全て最初からオリジナルで製作をする事を「フルスクラッチ」と言います

模型製品の材料を使って製作しても「フルスクラッチ」です

私は ケント紙をよく使用てます

工作用紙も時に使用して瓦など 塀などは スチレンボードも使用してます

まずは 建物の構成を考えてスケールに合わせ(私は基本1/150スケール)ケントに図面展開を書いていきます

今回は 昭和40年代に よく見かけた「たばこ屋みたいな商店」をイメージして製作していきたいと思います


図面展開が書けましたら金属製の定規を当ててカッターで窓枠 玄関等々 切り抜きます

カッター ナイフなどは刃が 動かない しっかりした物が良いです

先に外枠を切り抜かず 窓枠を切り抜くのは 外枠を切り抜いた後からですと 窓枠等々を真っ直ぐ切り抜くのは難しくなるためです

窓枠を切り抜きましたら外枠を切り抜きます

今回製作しているのは2つで1つになる構成でやってます

4面になって「のりしろ」も作っておきます


4面に折れて曲がる様に切り離さないように気を付け カッターで軽く切り込みを入れて仮組をしてみます
イメージが形になってきました
まだ仮組ですから接着はしません


建物の外壁や柱などの凹凸を表現するために 1ミリ位の棒を作るためケント紙から切ります


昔見かけた この外壁の名前は知りませんが 今回はこんな感じで 1ミリの棒線を木工ボンドで 切っては貼りで 外壁を作っていきます


次に 窓のサンや もっと細かい部分を作るために1ミリ以下の棒線をケントから切り出します

1ミリ以下は定規を当てて切り出すのは大変困難ですので 自作したカッターマシン(笑)で切り出します

※カッターの刃を2枚重ねて接着したもの
紙に当てて引くと、わずかな刃のスキマから切り出す事ができます



この棒線を使い窓枠やサンを製作していきます
多少の歪みや曲りは さびれて良い感じなので私は気に入ってますので気にしません



木工ボンドで接着して 着色していきます

今回は茶色 黄土色 黒 白を使い筆で着色します

厚く濃い色ではなく 薄く塗っていくのがポイントです

乾いたら 少し色を変えて重ねて着色していきます

褪せた 古い 感じを出すので まだらになるように着色していきます

最後に 汚れ塗装(ウェザリング塗装)をするので だいたいです


乾きましたら 建物にガラスの表現に裏から 透明のプラスチック等をゴム系接着剤で接着します

私はガラスの表現に 弁当などの透明な蓋を取っておき 洗って使用してます

わざわざ材料を買う必要もないので

曇りガラスにしたいのなら裏から薄くライトグレーを塗れば曇りガラスになります

建物の分かれを木工ボンドで接着して1つにします


今回はここまで 我流ジオラマ建物の作り方をご紹介しました

次回は 小物類(看板など)と屋根瓦 の製作をご紹介したいと思います

では また!

昭和ジオラマ[ 川を製作する3] 製作記3

2015-04-21 16:38:05 | 日記
引き続き「川を作る]です

前回は 川の下地を作りました

その上に水の表現を製作します

ジオラマ製作者は水の製作に使用するのは レジン 木工ボンド 等 を人によって違いがあります

レジンは仕上がりも乾燥時間も速いのですが 高価です

木工ボンドは手軽さで乾燥すると透明になり使えるのですが 私は濁りが気になってしまうため 使用を避けてます

で 私が使用しているのは[グレインペイント]というものです

画材用品 なのか ジオラマ用品なのか分かりませんが ある時に画材コーナーで見つけて使用してます

値段も手頃で重宝してますが 乾くまで時間がかかるのが…

グレインペイントを筆で塗っていきます
水ですのでバターナイフなどを使い平面に仕上げます
気泡に気を使い薄く塗っていきます

グレインペイントは乾燥すると数ミリ痩せてしまうのですが 1度に厚く塗ってしまうと 乾燥に時間がかかるので 乾いたらまた塗っていくという作業を繰り返します


こんな感じで乾燥を待ちます


1日経過した様子です
まだ濁りがありますので 完全に透明になるまで待ちます


2日経過した様子です
かなり透明になってきました

完全に透明になりましたらグレインペイントを上塗りし 厚みを出していきます
まだ透明になっていないので、あと数日後になります
このように 川の製作をやってます

また川が完成しましたらUPしたいと思います

別の製作依頼を承ってしまいましたので 川の製作は一時放置で 別の製作に取りかかります
川が乾くまで丁度良いのかも…(笑)

次回は 別の製作で ペーパークラフトで作る 住宅を(トタンや瓦)など紹介出来たらと思ってます



では また!

昭和ジオラマ[ 川を製作する2] 製作記2

2015-04-17 14:50:20 | 日記
[川を作る2]

前回に引き続き 我流 川の製作です

前回は石を接着して着色まで作りました

今回は 砂 水ごけ の製作です


石が乾きましたら土台を合わせます

現在製作中の川には線路の橋が架かりますので橋桁になるコンクリートも製作して合わせます


こんな感じです
合わせましたらゴム系接着剤で土台に接着します


接着しましたら 次に 砂 水ごけの表現です

カラーパウダー 砂 は唯一模型製品を使用してます

量も多く100円弱でクラフトショップなどで購入できるので

以前 麻の紐を細かく切って染めたりしたのですが手間暇考えたら安上がりです
砂も 河川敷で持ってくれば良いのですが 衛生的にも良くないので…

それと祖母が生前 自然界の物は その場で遊んでも 花や木 石を家に持って帰るものではない と言われ子供の頃から言い付けを守ってます(笑)


話がズレましたが 川に砂を撒いていきます

川と土俵に、どうしても隙間が出来てしまうので その境界線を埋める様にまきます

次にカラーパウダーを少量パラパラと 苔のイメージで川中心部~端に撒いていきます

撒き終わりましたら ボンド水溶液をかけます

水の製作にいく前にボンド水溶液が完全に乾くまで待ちます

完全に乾くまで2日位
乾ききってないと水の製作をするとき汚れてしまうので

今回は 川の下地まで製作しました

次回は いよいよ水の表現を製作したいと思います

以前に製作した川 湖の作品画像です
ご覧下さい




こんな感じに


樹木の製作する材料が在庫薄になったのでスポンジ、水ごけで春~初夏のイメージで緑を着色しました

では また!