時々本屋さんでドツボにはまります

今日は何か本を買おう


と決めて本屋へ行き
ウキウキワクワクしながら見て回り
パッと決まるときもあれば そうでないときもあります
決まらないときは 絞り込むために条件をつけるのですが
それがかえってよくないようで
ぐるぐるぐるぐる 本屋さんの中を果てしなく歩き回り
何冊も手にとってみては 違うな~

と元に戻す
いい加減 頭も身体も疲れてきってしまい
「家にまだ読んでない本あるし それ読んでからにしよう

」
と 何も買わずに帰る というパターンです
ドツボにはまるのに懲りずにつけてしまう 本選びの条件というのは
聞いたこともない作品

今まで読んだことのない著者

自分好みの話
新しい出会いを求めてます・・
仕事柄 本に関する情報はいつもチェックしてるので
自分好みなのに知らなかった という本は意外とないものです
知らない作家さんは若い人が多くて
あんまり若いと話についていけないし・・
自分好みかなんて 読んでみないとわからないのだから
矛盾してます
数ヶ月前 またぐるぐる本屋を回りかけたとき見つけたのが
「唇に小さな春を

」 稲葉真弓著
短編集は好きじゃないのだけれど 初めて見る作家さんだし年齢も年上だし
えーーい

ジャケ買いです
・・・読み始めてすぐまいってしまいました
ことばがキラキラしてるようで でもそれがピタッと心にはまる表現で・・
短いお話なのに それぞれの世界に瞬間移動できてしまいます
久々に 早く先が読みたいけれど 読み終わるのがもったいない
という作品に出会えました
でもこの作家 稲葉真弓さん

・・
本の紹介に
川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など多くの文学賞を受賞した
名手による珠玉の短編小説集。
とあり 仕事柄 知らないではすまないような方でした

すぐに受賞作品2冊も買いに行き 今読みかけています
「唇に・・」を読み終えた後 改めて表紙を眺めると
あ~ ピッタリ
一粒一粒 極上の味が楽しめる 大人向けの贅沢な詰め合わせ

です
そういえば 来週はバレンタイン

唇に小さな春を・・