
昨日の朝の空でやんす。
今朝は厚めの雲が空を覆っておりまする。
昨日、少し触れましたが、今年一年を振り返る漢字、皆様は何ですか?
籠、備、という言葉を挙げた方もおられますよ。
確かに!と思いますね。
つる姫は毎年年末に、翌年の漢字を決めております。
去年末に決めた今年の漢字は、「命」でした。
決め手は、孫が生まれた事だったと思いますが、まさか今年、コロナで夥しい数の命が失われたり、脅かされたりすることになるとは、まるで思ってもいませんでした。
12月になりましたし、今年のことを振り返りつつ、来年の漢字を決めました。
「芽」
新たに生じ、これから成長しようとするもの。
草木の種から最初に出始める茎や葉。
鳥の卵の最初の羽が生えそろうまでの鳥になる部分。
兆し。
コロナによって世界がどう変わるか、想像がつきませんし、いつまで拡大し続け、いつになったら終息するのか全く見当もつきません。
しかし、今の状況も、大きな大きな流れの中の一部であることはわかります。
たとえ地球が滅びたとしても、それすら流れの一部、通過点だと。
COVID-19という疫病によって、世界は大きく変化するでしょう。すでにしていますが。
その変化の時に、つたない言葉ではありますが、「良い芽」が息吹いてくることを望みます。
戦争や天災など、人はすべての出来事から多くを学んで、、今までよりよい世界にしていく努力をしたり、意識を向上させていくべきではないでしょうか。
犠牲はつきものだとは思いますが、その犠牲を無駄にしてはいけないと思います。
アメリカで旅をしたとき、イエローストーンの森にあった看板のことをたびたび思い出すのです。
森は自ら火事を起こして、古い木や害虫などを焼き払ってリセットし、新しい芽を出して再生する、というような事が書かれてあったように思います。
ように思う、というのは、私のつたない語学力で解読したからではありますが。
新型コロナは、自然発生ではないかもしれないですが、そこには触れないことにして、コロナによって変わる世界が、今までよりよいものになることを願って、
新しい世界を想像して、この漢字を選ぶことにします。
芽はやわらかくて、ちいさくて、たよりなさそうにみえますが、漢字では、草かんむりに牙で成り立っています。
力強い生命力を隠し持ったものなのでしょう。
また、悪い芽は早めに摘み取った方がよい、とも思います。
星の王子様のバラの事も思い出しました。
今の命は永遠の中の一部で、死は通過点だと思います。
新しい芽は、新しい命ってことではなくて、老いも若きも、私たちはいつでも、新しい芽を育てる力や勇気を持っていて、
希望という種を植えて育てることは、いつだってできるって思う。
命からの芽。
来年もよろしくお願いします。
って、まだ早いですね。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫