一日遅れてしまいましたが、皆様の所は台風大丈夫でしたか?
つる姫は記憶にある限り、今回ほど台風が来るのが怖かった事はないです。
まだ、災害時とかの詳細が分からない、新しい場所に住み始めたばかり。
頼りにならないこたろうくんと二人きり。
実はこう見えて、血圧が上がりそうになったり、不整脈になるほどビビっておりました^^
が、自分で選んだ道です。女々しい事を言っている訳には行きません。
不登校寸前から、バブルの荒波、そして数種のハラスメント、数々の苦難を乗り越えてきたおばさんは、つよし。
本家に住む者たちに、家の周りの台風対策をラインし、米をレンジで炊き、はやめに買い物に行き、物干し竿を始め、狭いバルコニーにある物を室内にとりこみ、早々と雨戸を閉め、エアコンをガンガンし、避難所の確認やら、停電になった時の対策などをして、待機しておりました。
当分使ってなかったと思われる雨戸が、閉まってくれたのには助かりました。
昼間はこんな空。
停電した時のために、
奇しくも「ライト」ツナ缶をライトに(爆)
旅に出るとき用に持っていた、お灯明用の短い蝋燭しかなくて、この分では何度もつけ替えないといけないなあ、と思いつつ。
短いので、溶けた蝋に、ろうそくを立てるとき、手がアチチでした。
明るいうちから雨戸を閉めていたので、外の様子は音でしかわかりませんが、夕方辺りから少し風の音がし始めました。
不安を和らげるべく、わざわざそのために買って来てあったウイスキーに小さな青いレモンを入れたハイボールをちびちびしながら、Gyaoで見逃しドラマを観つつ、
うす~~~~~いハイボール(笑)
さて、8時頃になっても、外からは大した音は聞こえてきません。
9時には寝る私がうとうとしていると、雨戸の外が少し騒がしくなっていて、時刻は10時半過ぎ。
ピークは夜中という事で、まだだな・・と思いつつまたもやうとうと。
この時点でこたろう君は、ピーとも言わずに爆睡中。
さて、もう一度目が覚めると、風雨が激しくなり、雨戸に雨や風が叩きつけられる音がします。
しかしスチール製の雨戸、かなり物音を軽減してくれているらしく、あるとないのとでは、大ちがいだな、思いました。
そして、とうとう台風はすぐそばに来たようです。
2時台は、ものすごい風の音。時折サイレンも聞こえます。
私は、スマホで、近場のライブカメラの映像を探して見ながら、隣に流れているツイッターの投稿を見ていました。
こんな時に、ふざけた投稿をする輩もいましたが、同じ地域に住む人たちの投稿を見て、少し不安が和らぎました。
暴風雨はピークらしく、ゴーゴーという風の音と雨戸にたたきつけられる雨の音もして、時折家が振動するのを感じました。
ただ、本家は、南向きの三階建て。台風時の家の揺れはもっと大きかったし、裏に立っている大きなクスノキが煽られる音は、ものすごいものだったので、ここの方がマシでした。
古いアパートではありますが、結構しっかりしているな、と確認できたのはよかったです。
そんな私の横で、こたろうくんは相変わらず爆睡中。
たまに音に反応して、ぴくっとしますが、起きはしない。
一度、てくてくとトイレに行っておしっこして、すぐにまた寝てしまう。
こいつは、鈍感なのか肝が据わっているのか、嵐の真っただ中でしたが、一人で爆笑しておりました。
ただ、私がビビってワイワイ騒ぐと、きっと同調すると思って、平静を装っていたのもよかったかもしれません。
ワンコは人の感情に敏感だと思うから。
ピークが去った頃、やっと眠れて、目が覚めると6時。
こたろうくんは、いつもより遅い私の起床に、お腹を空かしてやきもきしていたらしく、顔のすぐ横にお尻をくっつけて待機しておりました。
雨戸をあけてみると、雨も風もやんでいましたが、波の音らしきゴーゴーと言う音が、海の方から聞こえておりました。
いま、海はきっと、すごく恐ろしい光景なんだろうな、と興味をそそられましたが、行きませんよ。
そんな嵐の夜でした。
今度は、雨戸がきちんと収納できるか心配でしたが、上手く滑り込んでくれたのでよかったです。
ちょっと何かに引っかかったのでみたら、いつかの誰かの1円玉が溝にはまっていました。
500円玉だったらよかったのに。
台風去って一円玉。
めでたし。
停電にならなくてよかったですが、まだ停電が復旧していない地区もあるとか。
この異常な猛暑に、本当にお気の毒な事です。
ふざけた内容があったかも知れませんが、被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
それにしても暑い。
午後からエアコンガンガン。
何事もない今日に感謝をこめて
つる姫