10連休が終り、今日からお仕事や学校が再開。
どんな連休明け初日をお過ごしでしょうか。
天気も、いつものGWに比べて、不安定だったような気がしますが、五月病などにはくれぐれもご注意ください。
最近「退職代行サービス」なるものがあるとかで、このGW中、問い合わせが殺到したとか。
労働時間、有給の消化、パワハラ・・・色々あると思います。
辞めたいと言っても、契約違反だとか、他の社員が気の毒だ、とか色々言われて、脅しのような事もされて、辞められない、といった事情もあるようです。
ご時世だな、と感じます。
私が初めて就職した頃は、日本はまだまだ終身雇用という考え方が普通で、特に男性にとっては、一生を左右するような事だったと思います。
しかし、近年では、労働意識の変化や中途採用、年功序列型賃金や多額の退職金が経営を圧迫する、などの関係で、終身雇用という慣習は崩壊しつつある。
一方、一概には言えないけれど、若者の根性というか、踏ん張りというか、危機感というか、そんなものがない、って感じもする。
私と比べても何の意味もないんだけど、私は東京で一人暮らしだったので、自分で稼いで食べて行かなくてはいけなかった。
昨日の話じゃないけど、夢とかロマンがあって、それでも、生きて行くために働かない訳には行かなかった。
引き籠っている場所も、食事を運んでくれる人もいなかったし。
ニートや引き籠りも、今よりはるかに少なかったのではないかと思います。
因みに、今や中高年の引き籠りの数も多いようですが、私は違います。
何年も前の話ですが、子どもが働く会社に、労働環境などについてクレームをつける親も出現したそうで。
確かに、労働環境がひどすぎて、自殺をしてしまう方も少なくないようですが、ちょっと驚きでしたが、それもまた違う話で。
それぞれの事情、嫌ならやめればいいじゃん、では済まないのでしょう。
それが、退職代行というようなサービスを生み出したのでしょうね。
こんなこと言っても意味ないし、何も始まらないんだけど、今の世の中は忙し過ぎる。
本当に大切なものがわかっていたとしても、それを大切に出来ない。
世間の荒波にもまれてこそ、って言うような話も昨日したけど、度が過ぎることも多い世の中なのでしょう。
私にどうすることも、アイキャンノットです。
誰が悪いのかって、元をたどってももういまさら、ですね。
この春の連ドラ、一本だけ見ています。
江波戸哲夫さん原作の「集団左遷」という、銀行のリストラなどのお話ですが、このドラマで、エレファントカシマシの「俺たちの明日」という曲が使われています。
タイミングよくドラマの最後のシーンで流れる「さあがんばろうぜ~~」という出だしのこの歌、非常によい。
がんばらないことを強いられる主人公が、どうしても頑張ってしまう、っていうような、現実にはあんまりあり得ないような物語なんですが。
このドラマを観て、それぞれの立場というものも考えさせられるし、なかなか面白いですよ。
ただし、福山雅治さん自体がイケメンでカッコ良すぎて、このドラマの主人公にはちょっと似合わないかなって、私は思います。
堺雅人さんの方がいいと思います。堺さんがカッコ悪いって事ではないですからくれぐれも。
まあね、現実は小説やドラマの様には行かないんです。。
私たちは「頑張れば報われるから、がんばろう」って教わって育ちました。
戦後の復興に頑張った世代から生まれた子どもたちです。
それが、今では、頑張らなくてもいい、って事がよく言われますよね。
逆に頑張る事がどうしてカッコ悪いのか、なんてことも言われたりなんかして。
どこまで頑張るかって、本当に難しいですよね。
私は「頑張れば報われる」という言葉には、とても切ない思い出があって、今でも鼻の奥がツンとするのです。
頑張っても結果報われないって事は沢山ある。
頑張った人には神様がご褒美をくれるよ。それはごまかしの言葉だったって思う。
頑張っている時こそが宝物だと、結果よりもがんばる事が大事だと、言いたいけれど、それも違うような気もして。
これから親になる世代は、どんな言葉で子どもを育てるんだろうって、思う。
ない頭で考えても仕方ないから、言います。
さあ、今週もがんばりましょう♪
今年はレモンの花が今までになく沢山咲いて、玄関先が甘い香りに包まれています。
去年は一個だけみのったレモンの実。
今年は幾つできるかな♪
今日も笑顔で過ごせますように
感謝をこめて
つる姫
(ブログ開設から2851日)