このところつる姫の旧作シアターのようになっている星の燈火ですが、昨日は「陽のあたる教室」という映画を観ました。
これは、作曲家を目指す男性ホランドが、生活のためにいやいやながら学校の音楽教師になったが、徐々にその意識が変わって行き、音楽を通じて生徒に慕われる先生になって行くというようなお話。下手なあらすじですいません。
偶然ですが、舞台となる学校はジョン・エフ・ケネディハイスクール。
このお話の時代背景、ベトナム戦争やジョン・レノンの死、当時の歌などが織り込まれ、戦争の理不尽、そしていつの世にも存在する音楽の素晴らしさを再認識するよい映画でした。
ホランド先生役は、卒業、ジョーズ、未知との遭遇などに出演した、リチャード・ドレイファス。
子どもたち一人一人の事を真剣に考えて、その子の将来を指南する教師。実は彼は家庭に大きな悩み事を抱えているのですが。
規則や自分の都合からではなく、まごころからの指導とか指南をしてくれる人の存在が、一人の人間の人生にどれだけ影響するか、改めて感じました。もちろん保護者が基本ですが、学校の先生は勉強を教えるだけでなく、人生の指南やヒントを与えてくれるような存在であれば素晴らしい事だなと思いました。
そういえば私にはそんな方が何人かいました。そのうちの一人はなんと知らない人はググってね「新宿の母」さんなのですよ。
新宿の三越の前でしたっけか、占ってもらうために何十分も並んでほんの2,3分のお言葉、あれが今の私の始まりと言っても過言ではありません。
この映画は★★★★
何故★5個ではないかというと、ネタがばれるとあれなので詳しくは言いませんが、とある教え子の一人がその後どうなったのか、知りたかったから。でもそれに触れなかったのがよかったのかも?
爽やかで最高のエンディング、本当によい映画でした。
さてさて、正月からのんびり映画三昧。
泣いて笑って困って、松の内も過ぎ、七草粥は食べませんでした。お正月特にご馳走三昧でもありませんでしたし。
仕事はじめの後の三連休。新橋のお父様方も明日からまた頑張ってお仕事してくださいね。
今日もう一本映画を観る予定ですが、あまり詰め込み過ぎるとパンクするので、明日からは足を使う方向で過ごしたいと思います。
七福神めぐりもとんとご無沙汰ですが、今月中なら拝める神様も多いかも。
こたろうくんは目に見えてでっかくなってきましたが、相変わらずのやんちゃで、先日変にジャンプした後後ろ足が変になってめっちゃビビりました。幸い一時的なものだったようですが、やっぱりペット保険に入ろうと思った訳で。こたろうは病気より怪我が心配。
今日は成人の日。
又も何やらやらかした新成人もおられ、法案が可決すれば4年後には18歳が成人になる?との報道も。
おエライさんが何を企んでおられるのか、わかりませんが、人生の指南をしてくれるよい大人が周りにいるとよいですね。
だって人生は至難の連続なんですもの。
これはオヤジギャグではありません。至ってまじめです。
偉い大人ばかりでもないし、何を基準に大人と名がつくのか私にはわかりませんが、成人式というイベントはたぶん親に感謝する日であり、親が子どもの成長を喜ぶ日でもあります。一人で大きくなったと思ってはいけません。
どうぞ穏やかにお過ごしください。
今日の言葉
人は皆、成就や幸福を探し求めて、それぞれ違う道を歩みます。
誰かが人とは違う道を歩んでいるからといって、彼らが道に迷っているわけではありません。
People take different roads seeking fulfillment and happiness.
Just because they’re not on your road doesn’t mean they’ve gotten lost.
–ダライ・ラマ
それぞれの道を進んでいても、人生は一人では歩いていけないし、人との出会いによって少なからず左右します。
よい出会いがありますように。
感謝をこめて
つる姫