☆つる姫の星の燈火☆

#86 鉄道の旅

日曜日朝に観ている番組、今朝は炊き出しに集まる人たちの事を取材していました。

コロナ禍で、並ぶ人たちの層も変わって来たとか。

自分自身を省みて色んな事を考えました。

誰が言い始めたか「勝ち組」「負け組」というような言葉。

生きるためだけに生きられない人間。

不公平だな、、と思うこと自体も違うかなって思ったり。

 

そして、その次に放送されるのは、日本の廃線鉄道の番組。

先日、私の実家の方の鉄道の事も放送されてて、とても懐かしかったです。

昔のローカル線には沢山の思い出があります。

下宿して通ってた高校時代は、鉄道とバスを乗り継いで実家に帰ることもありました。

暗黒時代の始まった高校時代(笑)週末に実家に帰る途中の車窓の景色を、今でも覚えています。

下宿をしてまで行こうとした高校。そもそもは、自分自身の意思ではなかったこともありましたが、あれが最初の人生分かれ道。

いまこそ~~わかれめ~~~だったなと思えます。

鉄道なら、ポイントを切り替えた、ってところでしょうか。

と、話が逸れますが、鉄道の旅が大好きな私は、子供の手が離れてから、青春18切符の旅に嵌り、ネットではなくアナログの時刻表を買って乗り継ぎを調べ、はるか遠くまで旅をしました。北は青森から、南は広島まで。

つる姫のずっこけひとり旅シリーズ、覚えてくださっている方もおられるかと。

病気発覚、そして手術後、再び18切符を握りしめて旅に出れたときは、生きててよかった、と思えたものです。

コロナ禍になり、中断している今、18切符じゃなくていいから、旅に出たい。

 

戦争や災害がきっかけとなって廃線になった鉄道もありますが、時代は流れ、車の普及や特急、新幹線が登場し、人々はどんどん忙しくなりました。

どちらかいうと、好んで忙しくしている現代人は、時短した時間をどれほど有効に使っているのかと思いますが。

あの頃はよかったという言葉は使いたくありませんが、汽車の窓を開けて駅弁を買う、トンネルに入る前には、窓を閉める、あんなような時代はもどりませんね。

高校の修学旅行は東京方面でしたが、夜行列車の普通の座席に乗って移動したものです。長時間座って寝たんです。

今なら考えられないですね。

たまたま私が高校を卒業して、東京の短大に行くことになった年に、山陽新幹線が開通しました。

当時、東京までちょうど5時間かかっていましたが、今では最短3時間25分です。

しかしながら、新幹線の駅からさらに遠い実家に行く交通手段は、ダイヤの改正でどんどん少なくなり、今では家族に車で迎えに来てもらわないと帰れないほどになりました。移動に一日、という感覚です。

どんだけ田舎なん?というほどの田舎です。はい。

鉄道も路線バスも廃線の進む過疎地。ふるさとに帰ってくるな、と言われているような気がしますが、人の乗らない電車やバスを動かすのは、無駄というものです。年に一度帰るか帰らないかの私が不便がっても仕方ありません。

車がないと生きていけない。

高齢者の免許返納という話もありますが、田舎では軽トラを運転して田んぼや畑に通うお年寄りもたくさんおられます。

都会の感覚でひとくくりにされては、田舎の方たちは困ります。難しい問題でしょうが。

またも話が飛躍しました。

 

炊き出しに並ぶ人、そして廃線の鉄道。

全くつながりはないように思えますが、二つの番組に涙を流す。年のせいだけかもしれないけど、最近さらに涙もろい。

体調不良とはいえ、たぶんすぐ死ぬような事でもない、ワインも飲むし絵も描ける、こたろうくんもそばにいる、今の自分がいかに恵まれているか、上をみても下をみてもキリはありませんが、ちょっとの事に不満を口にする自分にくぎを刺す朝でもありました。

朝の空。夜は雨が降ったようですが、今日は暖かくなるそうです。

ソメイヨシノも一気に開花が進むでしょう。

 

いつも長くなってすいません。最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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