奇しくも、四国巡礼の最終日。
高野山で大地震の夢を見ました。
後出しはだめだと思い、家族に大地震の夢を見たから気を付けてね、と連絡。
巡礼を終え、羽田から自宅に戻り、早めに就寝、と思ったとき。
娘からラインが。
「ママ、すごいね」と。
何だと思ってみると、熊本で大きな地震が起こっていた。
巡礼で一緒だった方が、この後九州に行くとおっしゃっていたのを思い出し、後日メールで無事を確認。
巡礼のおかげで、難を免れたと感謝しておられました。
被害にあわれた方に応援を、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
そして、1912年の今日は、あのタイタニック号が氷山に衝突。
日をまたいで、沈没した日でもあります。
先日、テレビの番組で、沈没に至る小さなミスの積み重ねについて、特集されていました。
映画も観ましたが、あれは人災なんですよね。
船を作る経緯、船長の慢心とか、もろもろ。
沢山の命が奪われたことにかわりはないですが、天災とは違い、避けられる災難もあると感じました。
根拠のない自信、手抜き、思い込み、個人のプライドや都合。
人の命の逞しさ、あやうさ。そして、最も大切と言っていいくらいのものは、タイミング?
運命の分かれ道のような。
あの時あそこにいなければ、乗らなけらば・・・たらればのないのが、運命、命の流れなのでしょう。

さる年うるう年のこの年、逆打ちで巡礼、一番霊山寺で満願。
二日目に具合を悪くして、それをツアー仲間に隠して、だましだましでの満願でした。
涙なしには語れませんが、過ぎてしまえば、生きていれば、みんな思い出のひとつ。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫