☆つる姫の星の燈火☆

#326 スティーブ・ジョブズさんの最期の言葉

 

昨日、お友達から、スティーブ・ジョブズの最期のメッセージを伝える動画をいただきました。

ビリー・ジョエルのHonestyをBGMに流れてくる言葉に、最近涙腺が崩壊している私は、またもや涙涙。

動画をシェアすることはできませんので、文章だけでも読んでみてください。

 

他の人の目には、私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。

しかし、仕事をのぞくと喜びが少ない人生だった。

人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。

病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。

私がずっとプライドを持っていたこと、認められることや富は

迫る死を目の前にして色あせていき

何も意味をなさなくなっている。

この暗闇の中で生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ

機械的な音が耳に聞こえてくる。

神の息を感じる。

死がだんだんと近づいている・・・

今やっと理解したことがある。

人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は

富とは関係ない他の事を追い求めた方か良い。

もっと大切な何か他のこと。

それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。

終わりを知らない富の追及は、人を歪ませてしまう。

私のようにね。

神は、誰もの心の中に、富によってもたらされた幻想ではなく

愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。

私が勝ち得た富は、死ぬときに一緒に持っていけるものではない。

私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。

これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの

あなたに力をあたえてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。

愛とは何千マイルも越えて旅をする。

人生には限界はない。

行きたいところに行きなさい。

望むところまで高峰を登りなさい。

全てはあなたの心の中にある。

すべてはあなたの手の中にあるのだから。

世の中で、一番犠牲を払う事になる「ベッド(賭け)」が

何か知っているかい?

シックベッド(病床)だよ。

あなたのために、ドライバーを誰か雇う事もできる。

お金を作ってもらう事もできる。

だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は

見つけることは出来ない。

物質的な物はなくなっても、また見つけられる。

しかし一つだけ、無くなってしなっては再度見つけられない物がある。

人生だよ。命だよ。

手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えていない本が一冊あったことに気づくんだ。

「健康な生活を送る本」

あなたの人生が、どのようなステージにあったとしても

誰もが、いつか人生の幕を閉じる日がやってくる。

家族を大切にしてください。

パートナーを大切に、友人を大切にしてください。

そして自分を丁寧に扱ってあげてください。

ひとを大切にしてください。

 

何を思いましたか?

和訳なので、原文のニュアンスがどうなのかなって思う部分が私的にはあるんですが、

世界に影響を与えた逸材であり、大成功した方の最期の言葉です。

自分の人生を不幸と感じるかどうかは別として、地位も富も名声も何も得ることなく病で亡くなる方もいます。

例えば私のように。

まだ生きてるけど^^;

 

すい臓がんが見つかったときは、まだ治療可能な状態だったそうですが、東洋文化に傾倒していた彼は、西洋医学をかたくなに拒んだのだそうです。

そういえば、禅を学ばれた事もあったとか。

56才という若さで亡くなりましたが、服装を選ぶ時間も惜しんで同じ服を複数持っておられた、というエピソードは有名ですね。

人生を駆け抜け、最期の言葉は、「Oh wow!」だったとか。真偽はわかりませんが、そのように書かれていました。

 

「ステージ」は彼とは全然違う人間の私ですが、大きな病気や手術を経て、病を抱えた人の気持ちは一人の人として理解できるように思います。

若い頃、明日死ぬと思って生きる、という言葉に出会ったという彼は、本当にそのように生きたのだなあ、と思いました。

さて、何やかや言いつつ、昨夜もノンベンダラリとお肉に舌鼓を打って、ワインを飲んだ私はどうでしょう。

 

まあ、今はこれは明日やろう、って思うのもありかな、って。

ぼんじんのワタシ。

 

長くなりました。すいません。

今朝の空は燃えていました。

こういう雲を見ると、ハリーポッターのボルデモートを思い出すわたし。

こんな日はお天気下り坂と言いますが、この後雲が広がりました。

そうそう、いまふたご座流星群のピークですよ。

 

長々とお付き合いいただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ブライトアイさま

私も、ジョブズさんになんらかのヴィジョンが見えたのかなと感じました。
富や名声より大切だと思えるものに気づいて、素晴らしい光の世界の入り口がみえたのかなって。
病気はやはりギフトだったのかな、って思いました。

コメントありがとうございます。
つる姫
Yoshicoさま
動画、ありがとうございました。
オネスティの歌と共に、、、本当に感動しました。
私もガンジーさんの言葉を座右の銘の一つにしていました。
一日一升は、まあ無理ですが、今の私は一日一笑で乗り越えております^^
ブライトあい
こんな鮮やかな朝焼けだと、一瞬で目が覚めそう。
綺麗ですね💛

スティーブ・ジョブスさんは確か、ロスからヨガを
広められた ヨギのヨガナンダさんの教えに感銘を
受けてらしたようですね。

ジョブスさんが息を引き取る際に発せられた”Oh, Wow”
という言葉は、私の憶測ですが、あの瞬間に 全てを悟る
ヴィジョンが見せてもらえたのかな?との思いが湧きました。

ある看護師さんが 患者さんたちが亡くなる前に残された
言葉を集めたものを発表されていましたが、そこには
ジョブスさんの最後の言葉と類似したメッセージが
繰り返されていました。
YoshicoHino
スティーブ・ジョブズ、早く召されてしまって残念でなりませんが、後世への素晴らしいプレゼントを残しました。ビリー・ジョエルのオネスティが流れるし、私も涙でした。
明日死ぬと思って生きる・・・我が座右の銘、今「一日一生」でも周りから、あなたの場合「一日一升」でしょと突っ込まれています。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「フォト&エッセイ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事