昨日は曇り空で気温も低かったので、遠くまで桜を探しにいくつもりはなかったのです。
いつものお散歩道を行こうと思ったのですが、寒かったからか、いつにもましてこたろうくんが乗り気でなかったので、ちょっと違うコースを歩いてみました。
そのうち、なんとなく目黒川方面に足が向いて、導かれるようにどんどん歩いて、結局目黒川までのお散歩になっちゃいました。
駅近くの歩道のわきの桜も満開。
散った花びらをくんくん、こたろうくん。
川沿いに歩いて、例年なら五反田の方まで歩くのですが、昨日は半分くらいで折り返しました。
満開ですが、気温も低いし、まだ桜のじゅうたんまでには猶予がありそうです。
相変わらずカメラはみてくれないこたろうくん。
枝垂桜にヒヨドリさん、みえる?
そして、帰りに出会ったダックスちゃん4匹。
実は、これはありふれたワンちゃんの集いじゃなく、運命の再会だったんです。
このまっしろなダックスちゃんとは、10年前、先代ロッキーを亡くした後で、こたろうと出会う前に、この辺りで会ってるんです。
まっ白いダックスは珍しいので、声をかけさせてもらったのですが、ついつい、ロッキーを亡くしたことや、次の子を迎えたいけど、ペットショップで買うのは嫌だし、保護犬を迎えるには条件が合わないので、もうわんこを迎えることはできないと思う、というようなことを話したら、
「ご縁があれば、出会えますよ」と、さらっと、しかし確信を持っているような表情で、優しくおっしゃったんです。
なんて素敵な言葉をかけてくださる方なのだろうと、うるっとしました。
その一年以内だったでしょう、こたろうと運命の出会いをした時に、この方の言葉を思い出したんです。
もしいつか再会したら、相手は忘れてると思うけど、このことを伝えてお礼が言いたいなあって思ってたんです。
この日、この時間、こたろうを連れて滅多に来ない場所で遭遇して、こちら方面に足が向いたのは、縁だったんだなって。
白いダックスちゃんは、この辺にはこの子しかいないとのことで、あの時会った方に間違いないと思い、以前の事をお話ししました。
おかしなことを言うおばさんだなと思われそうだけど、それを言えるような雰囲気を持った方でした。
そして、実はこの方、ペットシッターで、この子たちは自分の飼っているわんこたちではなかったのです。
10年前に出会ってたこの白いダックスちゃん。
年齢を聞いたけど、つじつまが合うので間違いないはず。
不思議なことに、4頭の中で、白いダックスちゃんだけが、積極的にこたろうにあいさつに来たんです。
最初は吠えられたんだけど、
そのうちクンクン。
二人の邪魔はできないな、みたいに遠巻きに見守る他のダックスちゃんたち。
二度とわんこは迎えられないと思っていた時に見かけた、真っ白なダックスちゃん。
この子が、こたろうと出会わせてくれたんじゃないかなとまで思った。
あの後で、あなたが来てくれたの?みたいな。
真っ白い天使ちゃんかのようなこの子は、アルビノだそうです。
行くつもりなかった目黒川さくらん歩。
この世の中には、不思議なことがあるのだな、と改めて思った次第です。
最近は、何かに呼ばれることが増えた気がする。
というか、私のアンテナの感度があがったかな。
今日の言葉
なぜめぐり逢うのかを 私たちは何も知らない
いつめぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない
中島みゆきさん 糸より
ひかりごけ、映画もみました。
あまりに深いので、追ってまた。
ご訪問いただきありがとうございます
感謝をこめて
つる姫
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