☆つる姫の星の燈火☆

#2133 托卵

突然ですが、皆さんはカッコーという鳥の托卵という習性をご存じでしょうか。

ざっくり言うと、カッコーは自ら巣を作らず、他の鳥の巣に卵を産んで育てさせるのだそうです。

本来の巣の持ち主の卵より先に孵化したカッコーの雛は、残った卵を巣から落として、他人(他鳥)の親から餌をもらって育つ。

親は我が子が別人(別鳥)だとも気づかず、頑張って餌を運び続ける。というような事です。

生き物にも、色々な習性や本能などがあるものですが、カッコーは「ずるい」と思っちゃう自分もいます。

でも、「いきるため」。

人間みたいに、もっともっと、という欲とかで他者を食い物にしている訳ではなく、ただ、種の存続「いきるため」。

そして、ニューカレドニアのワピピという鳥の生態。

彼らは托卵されるのですが、孵った雛を偽物と見抜いて、捨ててしまうのですよ。

まだ目も開いていないカッコーの雛。先に孵化して、ワピピの卵を巣から落として、生き延びようとするのですが、ばれてしまう。

それぞれが、知恵を働かせて、種を守っていく。

自然淘汰、弱肉強食という言葉もあって、自然はうまくやりくりして成り立っている、いや、「いた」のでしょう。

こうしてみると、人間ってほんと、なんなんですかね。

カッコーみたいな親や、実の子に手をかける親もいたり。

そんな事を言っていても、始まらないですね。

2014年に描いた油絵ですが、そんなメッセージをこめています。

水彩では、こんな風にメッセージをこめたものが描き切れない。

薀蓄は個展で(爆)

油絵をまた描こうかなって思うこのごろですが、なかなか手をつけられないのが現実。

そのうち油絵にも復帰します。

 

今日も笑顔で過ごせますように。

感謝をこめて

つる姫

(ブログ開設から2782日)


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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