☆つる姫の星の燈火☆

つる姫的心臓病闘病記~エピソード7・声が出ない~

話は術後に戻ります。

下書きのはずのエピソード9が投稿されてたのでびっくり。

一回消しますよ。

 

ICUで目覚めて口から管を抜いてもらった時

声でますか?と言われてしゃべってみたのですが

声は弱弱しく、かすれていました。

手術前の説明で、麻酔などの影響でしばらく声が出なくなることがある

と聞いていましたから、さほど気にはしていませんでした。

術後のリハビリが快調だった時期は、かすれた声も日ごとに良くなっていたのです。

ところが、術後に心房細動が起こって退院が延期になった頃から

快復しつつあった声が出にくくなってしまったのです。

麻酔科の先生によると、これまで200件以上の手術をしてきたが

その中で2,3人がしばらく声が出にくくなった例があるという事でした。

そして、その人たちもそのうち出るようになったと聞きました。

なんで私がそんな少数派に入っちゃうんだろう。

心房細動が頻繁に起き、声も出ない。

もしかしたら、万が一、このまま一生喋れないじゃないかと恐ろしくなって

ストレスは最高潮でした。

耳鼻科の先生にもカメラでみてもらいましたが、少し炎症を起こしていたようで

お薬をいただきましたが、全く効きませんでした。

今にして思えばストレスが引き金となって声が出にくくなり 

声が出なくなってそれがまたストレスになるという悪循環だったようにも思えます。

 

そんなある日、無性に豆大福が食べたくなって、主人に買って来てもらいました。

セブンイレブンの節分バージョンの鬼の絵が描いてある豆大福でしたが

これが、あんこがたっぷりでめちゃくちゃ美味しかったんです。

「・・・うまっ!」

は?普通の声が出た!

豆大福が喉元を過ぎた時に、声が出たのです。

クララが立った~~~~!的な感動のシーンでした。

大袈裟か。

 

しかし奇跡というのはコンビニの安い大福では起こらず

この後はまた声が出なくなって、2月の下旬までかすれていました。

そんな時はくしゃみも普段より弱弱しかったです。

今では電話もかけられるまでに回復しましたが

長くしゃべるとかすれてきますから、まだ完ぺきではないようですが

思うようにしゃべれないというのは、ものすごいストレスなんです。

思う事が言えないのも、これまた別のストレスなんですがね。

 

つづく

 

自宅近くの穴場の公園にソメイヨシノ開花

私が第一発見者だと思う

2015.3.22

 

 

ご訪問ありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫

 


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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