私は、お上品な紅茶等になりたかったと思うこともありますが、若い頃からワイルドな珈琲党です。
何を根拠に（笑）
珈琲の発祥に関しては、いくつかの伝説のような物があります。
ひとつは、エチオピアの羊飼いの少年の話。
羊飼いのカルディが、羊達がなにやら赤い実を食べると興奮状態になり、元気になったので、自分もその実を持ち帰って食べたり、煮出して飲んだりしてみると、とても爽快になり、近所の病人に与えたら元気になったそうです。
それを、修道院に報告すると、夜の儀式も眠らずに夜通しできるようになり、重宝された、とかいうもの。
ううむ・・夜の儀式。と思った、そこのあなた！
二つ目はイエメンの追放された僧侶オマーン。
王女に恋心を抱いたということで、王の怒りをかった僧侶のオマーンは、追放されてしまう。
山の中で、空腹に堪えられなくなったオマーンは、小鳥が素晴らしい鳴き声で赤い実をつついて、食べているのをみて、自分もその実をスープにして飲んでみると、力がみなぎった。
その実を国に持ち帰って病人に与え、病気を治して王様に赦されたとか、いうもの。
エチオピアもイエメンも、自国が珈琲の発祥だとして譲らないらしいですが、実はこれらの伝説ができる４００年も前には、アラビアやイスラムの医師たちが、珈琲の医学的効果を文献に記述していたとのこと。
というように、そもそもは、医療的な効果を重視したようですが、今では、嗜好品として、多くの人に飲まれていますね。
私は、若い頃はただかっこつけてブラックで飲んでいましたが、今はミルクをたっぷり入れないと飲めません。
本当の珈琲党なら、ブラックなのかも知れませんけど。
ただ、この二年ほどは、インスタントコーヒーが飲めなくなってしまいました。
まずくて飲めないのです。
なので、毎朝、ペーパーフィルターで豆をドリップして飲んでいます。
今年の初めに、陶芸体験で作った、めっちゃでかいカップですので、普通の２倍以上の量です。
これですこれ。
結局こたろうのご飯用のお皿は、まだ私がつかっておりますが。
コーヒー豆の袋を開けたときの香りが、朝の脳みそに刺激を与えますが、香りは記憶を呼び覚ますスイッチになるような気がします。
片想いだったあの人は、コーヒーはブラックで、ハイライトを吸ってた。
というと、すごくかっこいいゴルゴ１３みたいな人を思い浮かべるかもしれないけど、そうでもなかった。
ゴルゴ１３、ふるっ。
私はイケメン好きのはずでしたがね。イエメンではないです。
親友は紅茶党で、レモンティーだったなあ。
レモンを入れてかき回している光景が、今でも目に浮かぶ。
喫茶店でアルバイトしたこともありましたが、珈琲党紅茶党、なんとなく個性があるように思いました。
いまやってみたいのは、ラテアート。
やってみたいことはやってみる、しかも、コロナ関係ないし。
アラートではござらん、ラテアート！
コーヒーのかおりで、また一日が始まります。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
