京都の初日の出は1月2日
宿の屋上から、清水寺の向こうにすっごぉ~くきれいな朝日が静かに昇る。
朝日を浴びたときが一番「早起きは三文の得」と実感する。
思い出すのはサハラの太陽!
今年も良いことありそうだ!
友達は先に帰るので、本日は、一人で比叡山へ。
京都は見所だらけで、どこに行くかすごく迷っちゃうけど、延暦寺パワーを感じて一人で訪れてみたかったので
そんなに迷わず行き先決定!
地下鉄から素朴な叡山電鉄に乗り換え、着いた先は比叡山の麓。
心して早朝に行ったものの、ケーブルカーの始発は10:30!
今はまだ、9時前・・・。
特に何もない駅周辺を散歩し、写真を撮り、猫と遊ぶ。
たっぷりの残り時間は、同じく早く来すぎちゃったおばちゃんやおじちゃん達と、コーヒー片手にほんわか旅トーク。
ようやくケーブルカーに乗り、枯れ木の森からだんだんと、雪景色の山奥に入ってく。
着いた先は、静かな白銀世界。
気温はぐっと下がる。
更に、ロープウェーに乗り継ぎ、雪に包まれた聖なる森を空中散歩。
空気の冷たさが山頂の実感。
比叡山全山が延暦寺であり、日本仏教の母山。
ここでの修行僧が各地に仏教を広めたと言われています。
全山が聖域とされているので、そういうことを考えながら入山すると、感じることも多くて感慨深いもの。
訪れるまではすごく厳粛で近寄りがたいイメージがあったけれど、
静寂と優しい雪で「よくぞここまでいらっしゃい」と山が迎え入れてくれていると、私の心は感じた。
お寺にたどり着く前に、早速「本当に来て良かった!」と思った。
そして今の私には、自分と向き合うために一人で導かれたかな、とも思った。
スピリチュアルな話は基本的に好きじゃないんだけど、ごくごくたまーに、自分の心がうったえる場所とかってあるんだ。
そんな落ち着いた気持ちで、お坊さんたちに御朱印を頂きながら延暦寺の東塔地区のお寺を巡ってきました。
根本中堂では、参拝中にちょうどお坊さんのお話が聞けたり、新年ならではのハンコを念仏と共におでこにいただいたり。
頭に静寂。
心にひと灯り。
良い時間が過ごせたなぁ、と久々に感じた比叡山の一日でした。
帰りは一日に数本しかない京都市内までの直通バス。
温かい暖房の中ダウンはお布団状態!揺られて眠る。
市内に着いたら、祇園をお散歩して、毎日の日課になりつつある四条河原町も。
京都最後のお食事は、先斗町で京おせち&お雑煮。(←白味噌と丸餅の甘いお雑煮。)
京都の友達や、ケイズハウスのスタッフにお礼を伝えて、夜行バスで眠りにつく。
友達と一緒の旅行も楽しかったけれど、今回は宿での旅人交流国際交流が少なかったので、
次回の長い休みはまたきままに一人ドミ旅しようっと。
やっぱりバッパーしちゃうと旅の出会いの楽しさの味をしめちゃって、
なかなか、普通の旅行スタイルには戻れないねぇ