8:15にホテルを出発し、バスに乗って4時間。
ラオス国境近くのMAI CHAUという山間の小さな村に着く。
ここに来たきっかけは、、、
本来、中国国境のバンゾック滝に行きたかったのだけど、自分と宿のにいちゃんで調べた結果、交通手段がとぼしくツアーもなく、
行くためには途中からタクシーチャーターなどという金銭勝負になってしまうという結論が出たから。
他に北部でいいとこない~?
っていう質問におすすめしてくれたのがここMAICHAUなのです。
ちなみにガイドブックには3分の1ページしか載ってないレアな場所。
来てすぐに感じた。
静かで小さな美しい美しい村。
こんなところが桃源郷というのかな。
とても綺麗な緑の畑。
自由な動物たち。
ニワトリ、犬、アヒルに水牛。
そして穏やかそうな人々。
全ての生命が感じさせてくれる美しい景色。
目に耳に癒され、心も体もリラックス。
ここに宿る命はみんな、リラックスして解放されている気がする。
そしてその全てが中国南部の水墨画の世界。
竹に芋の葉、芭蕉や動物たち。
画家たちは見たままを写意画にしている。
あ。本当にこういう景色を見て、思いをのせて描いてるんだって、素直に納得した。
水墨画家の故郷をたずねる、とか。そんなことをした気分になるようなくらい、自然を描いた先人の所以をスッと理解した。
自転車に乗って眺め思った今日。
ポコポコと軽い綿雲のように思い浮かんだ、解き放たれた私のココロ。
何泊か滞在してほんとにの~んびり、この町の空気にひたりたかったな。
ワンコと仲良くなったら、
飼い主のお土産屋さんと仲良くなって、
タイ族の衣装を着せてくれました。
民族衣装は日本で着れないし、気に入るお土産もなかったからお礼にチップをあげたら笑って「いらないよ~」って。
ベトナムの人って「買って買って~」って言ったりするけど、遠慮がちなんだよね。
お金を相手からもらうことにがっついてない。
少しでもだましとろおうなんてと思ってる人たちじゃないんだ。
夜は高床の長老の住宅にてタイ族の子たちの踊りを鑑賞し、一緒に踊り、儀式的にライスワインをみんなで頂く。
日本酒の甘い版。強さは同じくらいかな。
欧米人は強っ!てひいてたけど、日本酒系って欧米人にとっては強く感じるみたいね。
言葉の通じない民族の子たちと、ジャパニーズもライスワイン飲むよ、SAKE!
ってにんまり盛り上がった♪
和やかに穏やかに盛り上がる、平和な夜。