さて、スターキッチンの焼きうどん他でお腹いっぱいになった俺。
対照的に肉団子弁当には、ほとんど手をつけないかなた。
お腹いっぱいと言うものの、あやしい。
さっそく夏バテか?顔も赤いし。まぁ、平熱っぽいし
こまめに水分補給はさせていたので大丈夫だろう。
っーか、今から暑さ負けしていてどうする!?
とりあえず、コアクーラーを着けさせて午後のレースに臨む。
まずは、ボーイズ65のH2。
スタートふつう。でも魔の1コーナーで、ぐちゃぐちゃ。中団に沈む。
走り自体は良くなってきて、だいぶスピードも乗せられるようになり
なんとか1周が繋がってきた感じ。
でも短い区間の加速がぜんぜんダメ。惰性で行っちゃう。
所々でおっ!って言う走りを見せるんだけど、
次の周には元に戻っている。
分かりやすっ!!勢いで行ったら、すげー怖かったのね・・・。
追い上げて9位でチェッカー。
惰性はマズイだろ、惰性は。
さて、ビギナー65のH2。
今日の卒業が目標だったけど、H1が4位じゃ、ちと厳しいか?
「H2は何が目標?」
「ホールショット取って、優勝!」
「楽しみにしてるぞ!」
いざ、スタート!おっ!なかなか!
魔の1コーナーには縦一列の3位で進入。前に2台のKTM。
次のヘアのアプローチの為に、1度アウトに出て行く2台のKTM。
そこにブレーキを引きずり?ながらインに飛び込むかなた。
うまいっ!
Wヘアの1個目ではかなたがトップ。これってホールショットなの?
そのまま、独走に持ち込みたいかなただけど、KTMの1台が後に
ぴったりと付いてくる。必死に逃げるかなた、追いすがるKTM。
何度も後を振り向くかなた。おいおい、見すぎだろ~。
ただ見るんじゃなくて、せめて頷いて見せるとか、何かしろや~。
コーナーでは何とか抑えられそうだけど、ジャンプはレべルが違う。
特に一番奥の4連はめちゃ速っ。レース慣れもしてるみたい。
4連で上手くインに潜り込まれ、次の大バンクで逆転。
その前の周にアウトから仕掛けておいて、次の周でインを刺す。
ス・テ・キ・で・す。
なんとか着いて行こうとするも、じわじわと離され、
更には細かいミス連発で、そのままグッバイ。2位でチェッカー。
帰ってきたかなたは、以外にもけっこう元気。
「あの子ビギナーじゃないよ!すげーうまかったもん。」
「あー、うまかったな!奥の4連なんか全然スピードが違ってたぞ!
でも、お前の1コーナーもうまかったぞ~。前に2台いるのに
アウトからインにズバッって!お手本の様な抜き方だったぞ!
思わず、うまい!って叫んじゃったよ!!」
「でしょ、でしょ!あれね、狙ってたの!(ひじょーに長いので省略)
次は卒業できるように頑張る!」
「おう!そうしてくれ!!」
そして、本日最後のスーパー65のH2。
出走前にチームのお兄さんライダーのりょうまから
アドバイスを貰うかなた。いつも、ありがとう!
「なるほど~」って内容なんだけど、かなたは理解できてるのか?
「目標は?」
「1つでも上でゴールして、総合1ケタ!」
う~ん、びみょ~。
スタートまあまあ。もち、中団に飲まれる。
Wのヘアピン抜けてきた所で、すぐ目の前に1台。
抜け!!
抜けないなら、なんとか着いて行ってペースを掴め~!
抜けはしないものの、着かず離れずの膠着状態のまま2周。
でも、その前の集団との差は詰まってきているので
そのまま行って集団に追いついて・・・と思っていたら
突っ込みでミス。
それを皮切りに、立ち上がりでミス、ジャンプでミスと、ミス連発。
とうぜん前とは離れ、逆に後から来た子に追いつかれる始末。
逃げなきゃと思っても、狂ったリズムは元には戻らず更にミス連発。
セクションごとにミスしてる感じ。なんだかなぁ~?
後から来た子にも抜かれて、結局は11位でチェッカー。
「ミスばっかして!何してんだ!?」
「バテた。暑いし、疲れちゃったんだもん・・・」
「じゃあ、しょうがないね。でも、遊びまわってる元気があるなら
レースにとっておけば良いんじゃね?遊んだって構わないけど
レースの日はレース優先だからな!もうちょっと考えろ!」
「それに着かず離れずの時ってのはミスした方が負けなんだぞ。
我慢比べなんだよ。もっと集中して走らなきゃダメだぞ!」
「・・・、は~い」、納得しているのか素直なお返事。
まぁ、確かに3クラスはキツイものがあるとは思うけど・・・。
お友達もいっぱい来ていて、遊びたいのも分かるけど・・・。
まぁ、こういう経験を通して成長して行くのだから
どんどん失敗して下さい。
怪我しない程度に、出来ればマシンも壊れない程度で・・・。
もっとも、同じ失敗を3回やったら、ぶっ飛ばすけど!!
次回の関ミニは9月。
もち、3クラス出しちゃうもんね!