
昨日はわけあって車で一時間弱かかる小さな町の図書館へ。知らない山道を、わたしのおぼつかないナビで走り、運転手の息子ともどもクタクタになってたどり着きました。そこは、その名もうぐいす図書館というかわいらしい名前の図書館です。
サポナリア せっけんになる?ハーブ
その時間の利用者は、わたしたちの他に70才ぐらいのご婦人と、若いおかあさんが双子ちゃんを連れてやってきていたので、全部で6人。こどもの本のコーナーから見せて頂いたのですが、これがとてもあたたかい雰囲気で、すぐにこの図書館が好きになりました。まずは入り口に大きなカエルのぬいぐるみ(たぶんお手製)がお出迎えです。6月のこの時期に登場する、お馴染みのカエルくんなのでしょうか。なにかいいことが待っていると思わせてくれる、楽しい演出です。そして、特別コーナーにもカエルが主人公になっている絵本がいろいろ展示されています。わくわくするー。梅雨に合わせて「水」にまつわる本も特集されていて、その選書のセンスがすばらしかった。例えば、水を題材に環境問題に目を向けさせる本もあり、大人のわたしでも、手にとってみたい気持ちになりました。
玄関の花をウチのアジサイに替えた フェンネルもすこし
書棚にも、季節に合わせて選ばれた本がこちらに表紙を向けて置いてあります。その中から絵本を一冊広げてみました。「あめがふるとき ちょうちょは どこへ」という絵本です。

児童書にしては青を基調にしたシックな色合いです。雨が降ってくると、猫はおうちに入り、ことりは木の枝にとまって頭を羽根のなかにかくしてやり過ごす、といった具合にいろんな動物の雨の日の過ごし方に触れたあと、最後に、ちょうちょはどうするのかな…と、ページは展開していきます。でも、ちょうちょが、どうするかは明らかになっていないの。どうするのかなぁと読む人に考えさせる余韻を残しているのですね。落ち着いた青い色調の絵を見ながらページをめくり、ちょうちょに思いをはせる時間。雨の日のこんな過ごし方はすごくいいと思う。こどもでも、大人でも。
実際は、ちょうちょは、羽をたたんで草や花の葉っぱの下でじっとしているみたいです。
こんな風にね アガパンサスで休憩
職員さんたちが、いろんな方向から考えて本を選び、手作りの演出をしてあたたかい雰囲気を作っている素敵な図書館でした。うちの町みたいに委託業者が運営すると、どうしても効率重視で無味乾燥な感じになります。自分たちで工夫する余地がないと、働いていてもつまらないんじゃないかな。
ちょうちょのお宿
最近、近所の小学校の図書館ボランティアに誘われたところでした。司書さんでもないので、いろいろできないことはわかっていますし、実際やれることは微々たるものなのですが、ひとまず見学に行ってみることにします。だんだん新しいことに尻込みするようになって、キモチの面でも老化が始まっていると思っていたけれど、うぐいす図書館のおかげで、じんわり刺激を受けてちょっとわくわくできて良かったです。

今日は今年一番の暑さということです。何年も前に作って残っていた梅サワーを炭酸で割って飲んでいます。すごーく酸っぱい!でも、元気が出るみたいです。今年は作らなくて残念。
梅雨の晴れ間 夕焼けもひさしぶり

その時間の利用者は、わたしたちの他に70才ぐらいのご婦人と、若いおかあさんが双子ちゃんを連れてやってきていたので、全部で6人。こどもの本のコーナーから見せて頂いたのですが、これがとてもあたたかい雰囲気で、すぐにこの図書館が好きになりました。まずは入り口に大きなカエルのぬいぐるみ(たぶんお手製)がお出迎えです。6月のこの時期に登場する、お馴染みのカエルくんなのでしょうか。なにかいいことが待っていると思わせてくれる、楽しい演出です。そして、特別コーナーにもカエルが主人公になっている絵本がいろいろ展示されています。わくわくするー。梅雨に合わせて「水」にまつわる本も特集されていて、その選書のセンスがすばらしかった。例えば、水を題材に環境問題に目を向けさせる本もあり、大人のわたしでも、手にとってみたい気持ちになりました。

書棚にも、季節に合わせて選ばれた本がこちらに表紙を向けて置いてあります。その中から絵本を一冊広げてみました。「あめがふるとき ちょうちょは どこへ」という絵本です。

児童書にしては青を基調にしたシックな色合いです。雨が降ってくると、猫はおうちに入り、ことりは木の枝にとまって頭を羽根のなかにかくしてやり過ごす、といった具合にいろんな動物の雨の日の過ごし方に触れたあと、最後に、ちょうちょはどうするのかな…と、ページは展開していきます。でも、ちょうちょが、どうするかは明らかになっていないの。どうするのかなぁと読む人に考えさせる余韻を残しているのですね。落ち着いた青い色調の絵を見ながらページをめくり、ちょうちょに思いをはせる時間。雨の日のこんな過ごし方はすごくいいと思う。こどもでも、大人でも。
実際は、ちょうちょは、羽をたたんで草や花の葉っぱの下でじっとしているみたいです。

職員さんたちが、いろんな方向から考えて本を選び、手作りの演出をしてあたたかい雰囲気を作っている素敵な図書館でした。うちの町みたいに委託業者が運営すると、どうしても効率重視で無味乾燥な感じになります。自分たちで工夫する余地がないと、働いていてもつまらないんじゃないかな。

最近、近所の小学校の図書館ボランティアに誘われたところでした。司書さんでもないので、いろいろできないことはわかっていますし、実際やれることは微々たるものなのですが、ひとまず見学に行ってみることにします。だんだん新しいことに尻込みするようになって、キモチの面でも老化が始まっていると思っていたけれど、うぐいす図書館のおかげで、じんわり刺激を受けてちょっとわくわくできて良かったです。

今日は今年一番の暑さということです。何年も前に作って残っていた梅サワーを炭酸で割って飲んでいます。すごーく酸っぱい!でも、元気が出るみたいです。今年は作らなくて残念。
