・皆様ごきげんいかがでしょうか。あびねーゆです。
・最近ネットで「鎌倉投信」さんに関して、梅屋敷さんのエントリーや竹川さんのエントリーがきっかけになって、運用面に関するテクニカルな面が少し話題になっている？ようですね。
・「鎌倉投信」さんって、「いい会社をふやしましょう」みたいなキャッチフレーズを前面に出されているので、世の中的には単なるSRIファンドみたいなイメージを持たれている事が多いような気がしますが、本当はリターンを上げるためものすごく緻密な運用をされているんですよね。
・目標リターン（年率4%）をかかげ、リスクを抑えながらリターンを取り行くという姿は、アクティブファンドとしてすごくもっともな運用をされていると思います。こんなふうに目標リターンやそれに対するリスクを明示しているアクティブファンドって実はほとんどないんですよ。私は、そこらへんがはっきりしていないファンドって結局パッシブライクなファンドになっちゃっていく気がします。そして結局インデックスにコストで負けちゃうみたいな。
・話は変わりますが、先週の産経朝刊に載っていたかんべい先生のコラムを読んでいていたら、こんな文章が
”新しいビジネスや技術は、得てして、「中心」よりも「辺境」で育つものである。逆に言えば、現在は繁栄している企業が３０年後にどうなっているかは保証の限りではない。くれぐれも有名企業だから大丈夫、などとは考えない方がいい”
・ふむふむと読んだ後に、ふと昔読んだ「鎌倉投信」の鎌田さんのブログエントリーを思い出しました。
大化け株は「辺境」に潜む （かまた）
株式投資のだいご味の一つに大化け株をいかにつかむかっていう要素が間違いなくあると思うのですが、「鎌倉投信」さんは間違いなくそこも見据えて超小型株も投資対象にしてらっしゃるのでしょう。
・かんべい先生がコラムに「筆者はいちおう企業エコノミストであるが、３０年後の花形産業が何であるか、当てる自信はまったくない。」と書いてらっしゃるように、どれが化けるかなんでわかる人はいないはず？。だからこそ「鎌倉投信」さんは「いい会社」に投資しているではないでしょうか。どの産業が化けるかなんてわかりませんが、「いい会社」には大化けする土壌がきっとあるでしょうから。
・「いい会社」に投資するという日本の明日を応援するようなコンセプトの元で、しっかりとした運用をされていて、なおかつ大化け株をつかめるかもという投資のロマンンもある「結い２１０１」って、本当に良いアクティブファンドになる可能性を秘めているのではないでしょうか。後は結果だけなんでしょうけど。
今日はこの辺で、ではでは。
皆様ごきげんいかがでしょうか。あびねーゆです。今月も平成２４年４月の鎌倉投信さんの「結い２１０１」に関するエントリーをお届けします。投資のことは鎌倉投信さんにお任せして、私たちはいい会社の話でもしながら、ここの形成に励みましょう、ということでよろしければご覧ください。
◆結いだよりから
・平成24年4月末のファンドの状況です。
基準価格：11,221円
純資産額：1,570,897,640円
株式組み入れ比率：60.9%
4月は残念ながら基準価格は下落しました。しかしながら、TOPIX等と比較すると下落幅は抑えられているのでリスク管理が行き届いている証拠ではないでしょうか。
・今月のいい会社紹介は、「ピジョン」さんでした。本文中では、ピジョンさんの赤ちゃんを最優先に考えた「哺乳器」の話が紹介されておりますが、こんなに強い思いを持って作られているなんて全然知りませんでした。。。ちなみに、ピジョンさんのHPにその歴史が紹介されておりますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
哺乳瓶の歴史（ピジョンHP）
・続いて輪の広がる様子、受益者数推移です。
4月末で2,949人になりました。3月末より207人増となっております。おそらく現在は3,000人を突破しているのではないでしょうか。年末までに4000人も突破するかもしれませんね。
・続いて投資先のいい会社数の推移です。
3月末と同じ35社でした。そして今月も新規投資先の会社さんが1社ありました。その会社は
「ライフネット生命」
さんです。ライフネットさんについては、もお皆さんご存知ですよね。私も、個別株買うならライフネットさんとかなーと考えていたので、新規組み入れとなって大変うれしいです。
◆最近のトピックス
・＜重要周知＞
来年（平成24年）の受益者総会の開催日は9月29日（土）で、場所は昨年と同じ建長寺です。
◆いい会社ニュース
このコーナーでは私が独断と偏見で選んだ、いい会社さん（投資先の会社さん）のニュースや関連記事をご紹介しております。
・まずは「アイ・アイ・ケイ」さんです。もはや九州を代表する企業といっても過言ではないと思いますぞ。
アイ・ケイ・ケイ九州一 就職企業人気ランク文系女子（佐賀新聞）
・つぎは「ツムラ」さんです。「漢方のツムラ」というイメージが良いイメージとして定着しているようですね。
最もイメージの良い製薬企業 トップは「ツムラ」 Qlife社調査（ミクスonline）
◆最後に
今月は気になるニュースが二つほどありました。
・一つ目は「雪国まいたけ」さんのニュースです。
雪国まいたけ、創業初の最終赤字（新潟日報）
創業初の赤字を出される中、こんなニュースも出ました。
【話題株】雪国まいたけは創業者一族の配当辞退で減配回避（Searchina）
なんと、創業者一族が配当を辞退され、配当として前期同様（つまり減配無し）とされたそうです。
私は、このニュースを聞いて、「雪国まいたけ」さんの株主に対する強い責任感を感じ大変うれしく思いました。来期はきっと業績急回復となると思いますよ。（経営層できっちり責任を取られるところが”いい会社”ですね）。
・二つ目は「亀田製菓」さんです。皆さんもご存知かと思いますが、韓国企業との提携についてネットで避難ごうごうとなってます。
亀田製菓が韓国企業と提携しamazon大炎上！買ってないのに低評価を付けるのは”営業妨害”ではという声も（ROCKET NEWS 24）
亀田製菓、辛ラーメンの農心と提携 ブログに「残念」の声殺到（Jcastニュース）
私も、今回の提携にはかなり疑問符です。理由は提携先の「農心」のイメージが私の中であまりにも悪いからです。正直”異物混入商品”を作っている会社のイメージしかありません。
ぜひぜひ亀田製菓さんには、従来の商品品質がこの提携によって全く影響されることなく、グローバル展開が加速するような展開になられることを強く願います。提携話で隠れてしまいましたが、こんなニュースも流れてましたね。
亀田製菓が過去最高益を更新（新潟日報）
ということで長くなりましたが、ここまでご覧いただきまして大変ありがとうございました。よろしければまた来月もご覧ください。
ではでは。