
最近、DVDレコーダーなるものを購入した。今更ながら…ではあるが。
そのため、これまでうちで冬眠していた数々のVHSを、ハード・ディスクに録画しなおしています。
ほとんどがジャズのもので、そのため今、今昔問わず、ジャズの映像を見まくっている状態です。
で、思ったこと…。
ジャズの歴史の中で、やはりリーダーになっている人って、カッコいい。
サッチモ、ハリー・ジェイムス、アーティー・ショウ、パーカー、マイルス、コルトレーン…。
「イケメン」どうかは知らないけど、カッコいい。
マイルスなんか、コルトレーン、ケリー、チェンバース、ジミー・コブなど、カッコいいヤツが揃っているバンドの中で、一際カッコいい。
そういうコルトレーンも、自分のバンドでは、マッコイ、エルヴィン、ジミー・ギャリソンなど、やっぱ超カッコいいメンバー達の中で、一際カッコいい。
ハリー・ジェイムスなんて、自分のバンドが16人編成くらいなのに、後の15人全部足しても、ハリー一人に敵わない。
でも…。
最近では、菊池何チャラとかいうサックス奏者が幅を利かせてるみたいだけど、やっぱり僕のように、ずっとジャズを聴いてきた者(あと自分自身もジャズで食ってるんで…)にとっては、何か物足りない。
「あの程度でいいの?」
とか思っちゃう。
(関西のおばちゃんやら、おぎやはぎのそっくりさんにいたっては、論外って感じ…。)
日本でも昔のカシオペアとか、日野さんとか、貞夫さんは、間違いなくカッコよかったけど…。菅野さんとか、吉岡さんとか、チョーカッケーかったし…。
ジャズ界に、再び本当にカッコいいヒーローの誕生を、望みたいな。