すみません、テストです。
そう、ハリーは我が家へ来てからしばらくの間、というより本当にごく最近まで、私たちは彼が寝言を言ったところを聞いたことが無かったのだ。
ワフワフ言いながら走り回っている夢でも見ているのかな。
ということは、
今はそれだけ私たちとの暮らしに安心している、と考えてもいいのだろうかー。
・・・今頃かい。
ま、かわいいから許すけど。
いよいよ、である。
ハリーさんの帰国まで、とうとう1ヶ月を切ってしまったよぅ。
先日血液検査のための採血をしていて、「あぁ、もうこんな時期なんだな」となんだかとてもいたたまれないような複雑な気持ちになった。
最近ではすっかりここでの暮らしにも馴染み、寝言を言うほどぐっすりと眠るようになったり、思い切り甘えてくるようになった。しかもそれがものすごく可愛いい。
できることなら帰したくないな、というのが本音だったりする。せっかくこんなに仲良くなったのにな。
でも、実際はそんなことができるはずも無く、とにかく何事もなく無事に彼を帰国させることが今の私たちにできる、最後に残された課題である。
考えてみれば、彼が私たちのところへ、いや、日本へ来た事自体が奇跡のようなものだ。
快く彼を日本に送り出してくれたブリーダーのSueには、どれほど感謝しても絶対に足りない。
そしてもちろん、言葉では言い表せないくらい、ハリーにもとても感謝している。