母が、乳がんだって

2009年6月末、70歳の母から「乳がんになった」と言われました。

診察と検査と

2009-07-09 21:29:45 | 日記
初めての場所や状況だけでなく、無神経というか無頓着な父の行動や言動にも気を抜けず、緊張した疲れが今も取れない。

昨日のC先生の診察で、母の持病について父がA先生にも誰にも言っていなかったことがわかる。言い忘れていたというより、考えもしなかったのだろう。
ここまでは諦めつつ予想していたが、話していなかった心臓関係の薬の影響で、入院期間が長めになるかもしれないと言われ、母が少しショックを受けてしまった。

更に、予備検査の中ですぐ済むものを行う。
注射が大嫌いな母は採血も大嫌い。それなのにいきなり言われ、普段の5倍取られた、としょんぼりしてしまう。

情けない話だが、父は家族でも誰相手でも、人を思いやる感情がほとんど無い。冷たいというよりは、そういう概念自体が無い、に近い。
院内でも、慣れない地域にもはしゃぎまくりで、先生達とのご挨拶にしか役に立たない。

結局、知りたいことをほとんど聞けないまま。いきなり途中から読み始めた小説のような感じ。

C先生の担当日が私のシフト休みと重なるので、次回の診察も同行出来るのが、少し救い。母は父に苛立って、一回ある検査だけの日は一人で来ると言い出している。
(父は脊柱管狭窄症なので、重いものは持たず、すぐに歩かなくなり、座りたがる。これはこれでかわいそうだが、元来の自己中心と老化で、始末におえないことが多い。気遣いが出来るならプラマイゼロだけど、望みは無い)

帰りに、髪をいつ切りに行くか考え始めた母に、入院中の手入れが楽になるよう、ショートにしてみては、と言ってみる。
もし、今後の薬で髪が抜けても、見た目のショックが少しでも減ればと思うのだけど。