大塚実の取材日記

記事で書ききれなかったことなどを補足していこうと思ってます

SHIRASE一般公開フォトレポート

2010年08月20日 13時28分03秒 | 科学
ちょっと前の話になるのだが(5/27)、幕張であった取材のついでに、船橋港で公開されている「SHIRASE」(南極観測船の先代「しらせ」)を見てきた。忙しくて掲載がこんなに遅くなってしまったが、この公開はまだ続いているので、参考にしてもらえれば幸いだ。

私が参加したのは15:00の回(このときは1日3回だったが、夏場は暑いため、いまは14:30と17:30の2回になっている)。事前予約制になっており、以下のWEBサイトから申し込める。参加費は無料。

SHIRASEサイト
http://shirase.info/

集合はJR京葉線の新習志野駅。遅刻すると迷惑をかけることになるので時間厳守で。


駅を出て右手に国際総合水泳場があり、その前に送迎バスが止まっている。


受付を済ませると名札がもらえる。1回20名の参加で、今回も満員だった。


10分ほどで船橋港のSHIRASEへ。この場所は立入禁止になっていて、勝手には入って来れない。


タラップを登っていざ船内へ。


まずは研修室で説明を受ける。ヘルメットは任意だが、気分を盛り上げるためにもぜひ借りたい。


これは船首部分。


すぐ近くにサッポロビールの千葉工場もある。向こうの工場見学からも見えそうだ。


寝室。狭くて酔いそう。


船内の通路はかなり狭い。


階段もかなり急。なので動きやすい服装・靴がベター。


調理場。ガスは使わずに全て電気で。


こちらは乗組員(自衛隊員)用の食堂。170名が乗組員で、60人が観測隊員とのこと。


床屋か…?


自分たちで刈るらしい…


隊長の部屋らしい。


これはお風呂。浴槽も完備。


シャワーもあるぞ。銭湯みたい。


「Yureステーション」の紹介なども。


後部甲板。ここではヘリの発着ができる。


大型ヘリも2機搭載できるそうだ。


さらに上に。


そこからの眺め。かなり高い。


はるか向こうには建設中のスカイツリーも見えた。


さらに上には上部操舵所がある。氷海ではこちらを使うようだ。


外に梯子が見えるが、中に螺旋階段もあるそうだ。


操舵室。






この舵輪だけはオリジナルのものではないとのこと。


こちらはCIC。男子が萌える装備が満載。


なんともレトロなレーダー。


外から。5002は先代しらせの船体番号で、新しらせは5003。


最後には乗船記念のデータブックももらえる。


スクラップにされる寸前だった先代しらせを引き取り、「SHIRASE」として公開したのは株式会社ウェザーニューズ。普通なら、どこかのイベント会社に丸投げしそうなものだが、SHIRASEの一般公開では、船内でガイドをしているのも、清掃を行っているのも、全て同社の社員。どこか「手作り」感のあるイベントである。

当日の夜には、参加者全員で撮った記念写真もメールで送られてきた。お世話になった社員の皆さんには感謝を申し上げたい。


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