道端に規律よく並んだ外灯
さいごの一本が消える
似てる影すら追わなくなったのに
ただ一瞬の
通り過ぎる風に 足元が揺らぐ
葉が見えなくなりそうなくらい 勢いよく咲いている
明るい紅色の山茶花
その精一杯さに わななく
東雲が飴色に きらめき始める
朝陽が ゆっくり 冬の速度で昇り
ひかえめな あたたかさを
背中から ふわりと掛けてくれ
私は やっと 駅へ向かう
「冬の灯」に寄せて
曲 松本孝弘
(詞というより 曲全体の‘冬'の雰囲気が好きなので)
道端に規律よく並んだ外灯
さいごの一本が消える
似てる影すら追わなくなったのに
ただ一瞬の
通り過ぎる風に 足元が揺らぐ
葉が見えなくなりそうなくらい 勢いよく咲いている
明るい紅色の山茶花
その精一杯さに わななく
東雲が飴色に きらめき始める
朝陽が ゆっくり 冬の速度で昇り
ひかえめな あたたかさを
背中から ふわりと掛けてくれ
私は やっと 駅へ向かう
「冬の灯」に寄せて
曲 松本孝弘
(詞というより 曲全体の‘冬'の雰囲気が好きなので)