風に語りて

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新幹線大爆破(1975年)

2008年02月22日 22時48分36秒 | 感じたままをぐだぐだ書く
 何故この映画を紹介するかというと、旅行中にコレを見つけたから。
 映像モノの興味は他の方に比べて低い、と思うのだけれども初めてみたときから何かよ
く分からないインパクトを受けた覚えがあります。
 1975年公開のこの映画は、新幹線が時速80キロを下回ると仕掛けられた爆弾が爆
発するという一本の電話から始まります。その他大勢と同じくガセ?と疑う間もなく、別
の場所で電話の主が言ったとおりに爆弾が爆発し、コレは本物、ということになって話が
急展開、という感じ。

 あとはネタバレになるのかな?とりあえずは機会があれば見てください。
 しかし、30年というのは一声ですが、かなり時代が違うなあということが分かります。
オープニングで見えるのはそのままの風景であれば、「新横浜」ですが、今や色々な建物
が見えるのに、その映像ではもう何もないところを疾走するひかり号がひたすら映ってい
ます。まさに「広がる田園横浜市」を地で行くよう(笑い)。

 当然こんな映画に国鉄の協力も得られようハズがなく(?)、走行シーンは盗撮(とい
えば聞こえが悪いか。無許可で撮影・・・うーん)&スタジオセットでどうにかそれを見
せようというところは今なら普通でも当時の技術であればかなりのレベルだったのかな~
とも。

 映画の見せ所としての犯人と国鉄や警察の三者三様の思惑が乱れるところは自分にとっ
ては少々ダル。でもそれが最後の「おお!」に繋がる・・・のかな。

 後年の洋画「スピード」はこれをインスパイアしたとかなんとか云いますが、こちらが
「動」の面が多いならば、前者は「静」が多いといいますか。まぁ、「スピード」も最後
の十数分のシーンをあぁいう風にして終わらせるのは如何かと(笑い)。

 週末はこの辺りでやりとりをやきもきしながら見ましょうか・・・。

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