風に語りて

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寝台

2008年05月25日 19時45分31秒 | 街を徘徊する
 秋田からは特急寝台「あけぼの」を使いました。
 「寝台車」に乗るのはもう20年くらいぶり、なのかもしれません。
 「寝台」に乗るのは10年ちょっと前に一度乗っていますが、そのときは「寝台車」で
はなく、普通の座席車両だったのですね。

 基本的には消えそうな方向にある寝台急行・特急ですが、週末だからだったのかソロだ
ったからか、かなり指定が入っていたよう。ソロは従来よく見た開放型の「三段ベッド
(もうないと思います)」「二段ベッド」ではなく、個室型となっていました。部屋に入
るのもパスワードでロックを外すというもので、「カプセルホテルみたい」といいました
が、限られた空間を最大限活かそうという試みは感じられます。
 寝心地・・・は、普通のホテルに較べるとというのは当然あります。特に揺れ。車内の
アナウンスで「お酒はほどほどに」という旨の発言がありましたが、長時間揺られる訳で
すからそれはそうだなと思わされます。
 あとは「客車」なので、発車の際はほぼ毎回、停車の際もたまに連結器の加減で「ガク
ン!」という大きなショックが来ました。まま、これは「味」なんてことにしてもいいの
かもしれませんが、寝台でこれをやられるというのは、神経質な方は乗らないほうがいい
のかもしれません。結構運用される側もそのあたりは配意されているようではありました
が、やむを得ないところもあるのでしょうねえ・・・。

 夜中の街や郊外を走るというのは悪いものではないので、うつらうつらしながら、たま
に「ガクン!」で起こされて車窓から外を眺めて街の明かりを見たりや田園風景を見たり
蛙の鳴き声を聞いたりを繰り返しつつ、一部区間はたまに通るので昼間のそれと較べて
「ココは24時間営業だったんだ」なんて感心してみたり・・・。

 夜景をご覧になりたい方は寝台で、という選択肢もアリかもしれませんよ?

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