風に語りて

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酷道をゆく(イカロス出版)

2008年04月08日 23時58分24秒 | 感じたままをぐだぐだ書く
 酷い国道、略して「酷道」。
 少し前ならこんな本は出版できなかっただろうし、仮に企画したとしても、余程の物好
きでなければ買わないのでは、なんて歯牙にもかけられなかったかも。
 厳密には「酷道」とはいわないけれども、珍しい国道(例:339号の「階段国道」)
なんてのはかなり有名な場所だし、174号や130号、198号、177号などの短い
国道(凡そ全長が1キロ未満)なんてのもまぁ、道路好きならば、というレベルか。

 でも。
 流石にココまで集められると流石にボリュームがあります。自分もいくつかは通ったこ
とがありますが、基本的には移動の途中でということ。そこの道を通りたいがために向か
ったということは・・・あ、152号(青崩峠・地蔵峠の2箇所で寸断される)があった
か。でも、それぐらいです。
 階段国道は見に行きましたが、竜飛岬というスポットがあるということも事実。

 そういうなかなか行けない「酷道」に焦点をあてて出版してしまったという事実。
 しかも出版が3月20日で2刷が3月25日とは普通に考えてもかなりの売れ行き。

 本当は発売日前日に某動画サイトでこういうものが発売されることを見つけ、慌ててア
マゾンに予約を入れていたのですが、「なかなか本屋で見つからない~」というコメント
を見るにつけ「アマゾンで予約しているから大丈夫」なんてタカ括ってたら非情にも「在
庫切れっす」なんてメッセージがアマゾンからあったので慌てて都内某大型店で購入と相
成ったわけでして。

 マじつはこういう「酷道」や「険道」或いは今はそうではないけれど、元はそうだった
「窮道」をネットで見て回るのも面白いものです。さらにいうと、「府道」ならぬ「腐
道」や市町村道ならぬ「死超損道」(ただし出典はWikipedia)というのも十分あると思
われますが、距離やメジャーさでは酷険道には叶わないのかもしれません。

 しかし、あぁ、通ったなあという道もありますよ。471号は雨が降った後だったので
グチャグチャでしたっけ。岐阜県側で側を走る県道も結構な「険しさ」だったような記憶
があります。あとは157号。石川県金沢市からこの道を使って福井県大野市までは何度
か使ったことがあるのですが、この後が日本でも有数な「酷」の区間だなんて、本当に同
じ国道なのかなあなんて暫く思っていたものです。なにせ大野市からは158号で(郡上
市)白鳥(さらにそのまま長野県松本市)に抜けたことが2、3度あるので、似たような
ものかと思っていたので・・・。

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