水の音楽
2012-07-30 | 演奏
「海」や「水」にちなんだ曲で、耳から涼しく・・・?
だからってわけでもないんですが、
ドビュッシーの「沈める寺」に取り組んでいます。
(前奏曲集1より)
フランスのブルターニュ地方に伝わる伝説で
夜明けの鐘の音とともに海から現れ、
また再び海の中へ沈んでいく、
という大聖堂の光景を音で描いた作品です。
闇の世界から徐々に姿を現し、
次第に高くなる波、朝日にきらめく教会の尖塔、
そして聞こえてくる荘厳なグレゴリオ聖歌…
波の変化は楽譜を見るだけでもよく表れています。
視覚的にもおもしろい。
実際に音にする時、ペダルの使い方でどのように音をまじりあわせるか?
この曲のポイントの一つだと思います。
なんだか筆をもってキャンバスに向かっている絵描きさんの気分。
今年はドビュッシー生誕150周年、ということで
いろんなコンサートがありますね。
東京でやっている展覧会も行ってみたいな。

缶詰のみかん・パインでミルク寒天を作りました。
どこかなつかしい昭和のデザートです。
だからってわけでもないんですが、
ドビュッシーの「沈める寺」に取り組んでいます。
(前奏曲集1より)
フランスのブルターニュ地方に伝わる伝説で
夜明けの鐘の音とともに海から現れ、
また再び海の中へ沈んでいく、
という大聖堂の光景を音で描いた作品です。
闇の世界から徐々に姿を現し、
次第に高くなる波、朝日にきらめく教会の尖塔、
そして聞こえてくる荘厳なグレゴリオ聖歌…
波の変化は楽譜を見るだけでもよく表れています。
視覚的にもおもしろい。
実際に音にする時、ペダルの使い方でどのように音をまじりあわせるか?
この曲のポイントの一つだと思います。
なんだか筆をもってキャンバスに向かっている絵描きさんの気分。
今年はドビュッシー生誕150周年、ということで
いろんなコンサートがありますね。
東京でやっている展覧会も行ってみたいな。

缶詰のみかん・パインでミルク寒天を作りました。
どこかなつかしい昭和のデザートです。
山口ムジカコンパル主催の震災支援チャリティ・コンサートがありました。
(6月3日・山口市クリエイティブスペース赤れんが)
収益を日本赤十字社に寄付することで
復興支援の気持ちをつなげたい、ということ。
そして最近はピアノを習っている子供たちでも
意外に聴く機会の少ない「名曲」に接する機会を…
という願いのこもったコンサートでした。
さてさて私が弾かせていただいたのは
小さなピアニストの憧れの曲「エリーゼのために」と
連弾での「Summer(映画・菊次郎の夏)」「スター・ウォーズのテーマ」。
ピアノが大好きな小さな皆さんのまなざしの中で、
気持ちよく演奏させていただきました。
(会場の「赤れんが」、天井が高くて響きが大好きなスペースです!)
(6月3日・山口市クリエイティブスペース赤れんが)
収益を日本赤十字社に寄付することで
復興支援の気持ちをつなげたい、ということ。
そして最近はピアノを習っている子供たちでも
意外に聴く機会の少ない「名曲」に接する機会を…
という願いのこもったコンサートでした。
さてさて私が弾かせていただいたのは
小さなピアニストの憧れの曲「エリーゼのために」と
連弾での「Summer(映画・菊次郎の夏)」「スター・ウォーズのテーマ」。
ピアノが大好きな小さな皆さんのまなざしの中で、
気持ちよく演奏させていただきました。
(会場の「赤れんが」、天井が高くて響きが大好きなスペースです!)

これも有名すぎる名曲、ベートーベンの「エリーゼのために」。
ピアノを始めた人(特に女の子)に変わらぬ人気曲ですね。
私も子供の時、あこがれの1曲でした。
発表会のあとは自分の弾きたい曲をレッスンに持って行って良くて、
迷わずこれを選んだ思い出があります。
ところで「エリーゼ」って誰のこと?
それは「テレーゼ・マルファッティ」というベートーヴェンが求婚したイタリア女性を
「エリーゼ」と読み違えた(ベートーヴェンはかなりの悪筆だった)、
というのが長い間の定説でしたが、
最近、友人の「エリザベト・レッケル」というソプラノ歌手のことではないか?
という新説も出てきたそうです。
地元でもこの論争は決着がついていないらしいですが、
いずれにせよ「運命」や「第九」などの大作とはイメージのかけ離れた愛らしい1曲。
大人になってからさらっと弾いてみるのは、意外に難しい。
始めのテーマは瑞々しくもちょっと憂いを含んでいて、中間部は天真爛漫に、
そして重い現実をイメージさせるような最後の部分…。
それを見つめる天使のような気持ちで、ピアノの上に音を飛ばしてみようかな。

気がつけば3月。
日差しが明るくなっていくのがうれしいこの頃です。
ピアノを始めた人(特に女の子)に変わらぬ人気曲ですね。
私も子供の時、あこがれの1曲でした。
発表会のあとは自分の弾きたい曲をレッスンに持って行って良くて、
迷わずこれを選んだ思い出があります。
ところで「エリーゼ」って誰のこと?
それは「テレーゼ・マルファッティ」というベートーヴェンが求婚したイタリア女性を
「エリーゼ」と読み違えた(ベートーヴェンはかなりの悪筆だった)、
というのが長い間の定説でしたが、
最近、友人の「エリザベト・レッケル」というソプラノ歌手のことではないか?
という新説も出てきたそうです。
地元でもこの論争は決着がついていないらしいですが、
いずれにせよ「運命」や「第九」などの大作とはイメージのかけ離れた愛らしい1曲。
大人になってからさらっと弾いてみるのは、意外に難しい。
始めのテーマは瑞々しくもちょっと憂いを含んでいて、中間部は天真爛漫に、
そして重い現実をイメージさせるような最後の部分…。
それを見つめる天使のような気持ちで、ピアノの上に音を飛ばしてみようかな。

気がつけば3月。
日差しが明るくなっていくのがうれしいこの頃です。
ピアノの演奏を聴かせてもらって、
(音楽的に)楽器との距離がとても近い人っておられます。
まるで自分が歌うようにピアノが弾けちゃう。
ほんとにうらやましい・・・。
ピアノから愛されてるんじゃないかと思うような演奏です。
管楽器は息を使い、弦楽器は指以外の体の部分が触れて共鳴を感じてる。
ピアノはそれに比べるとちょっと距離があるんですよね。
楽器そのものもとてもメカニックだし。
子供の頃からずっとピアノと一緒なのに、
ま~だこんな事言ってる自分がちょっと情けなくもあり・・・。
いったいいつになったらピアノに寄り添った弾き方ができるのか?
やっぱり自分の「心の持ち方」が違うような気もして、
もやもやが続くこの頃です。

誰もが知っているピアノの名曲、
たとえば「トルコ行進曲」、「ショパンのノクターン」、「愛の夢」などなどは
あまりに有名すぎて、実は学生時代にレッスンを受けることもなく・・。
ゆえに弾こうとすると、いろいろと新しい発見があるものです。
今回はショパンの「幻想即興曲」。
この曲、楽譜の版によってずいぶん違うのです。
スラー、とかダイナミック(強弱)とか以前に、音そのものが!
楽譜の校訂は時代とともに研究が進み、
同じ校訂者でも複数の版を残していたりして、
耳慣れた音が実は現代では違うとされていたりする・・。
まるで迷子になったような気分で音を出せず、
結局新たに楽譜を取り寄せることに
ということでレッスン室の楽譜の数は
またまた増えていくのでした。

秋も深まってきましたね。
たとえば「トルコ行進曲」、「ショパンのノクターン」、「愛の夢」などなどは
あまりに有名すぎて、実は学生時代にレッスンを受けることもなく・・。
ゆえに弾こうとすると、いろいろと新しい発見があるものです。
今回はショパンの「幻想即興曲」。
この曲、楽譜の版によってずいぶん違うのです。
スラー、とかダイナミック(強弱)とか以前に、音そのものが!
楽譜の校訂は時代とともに研究が進み、
同じ校訂者でも複数の版を残していたりして、
耳慣れた音が実は現代では違うとされていたりする・・。
まるで迷子になったような気分で音を出せず、
結局新たに楽譜を取り寄せることに

ということでレッスン室の楽譜の数は
またまた増えていくのでした。

秋も深まってきましたね。
毎日の大災害のニュースに、何か自分に出来ることがないか、
思いあぐねます。
こんなときこそ、音楽の力を信じたいです。
さてこの2年間、広島・山野楽器の田中美保子先生に
ジャズ・即興・アレンジのレッスンを受けていました。
楽譜を介さない音楽の世界を覗いてみようと思い立ってのことでしたが、
逆に楽譜の読み方を見直すことに・・・
(音楽のしくみを捉えてないとアドリブは繋がらない)
田中先生はクラシック~ジャズといろんなスタイルのひきだしをたくさん持ってらっしゃって、
私の音楽世界を広げてくださいました。
自分の言葉で話すようにピアノが弾きたい・・・ということでは
ほんの入り口のレベルかもしれませんが、
2年前と比べると、同じ曲がもっと生き生きと聴こえる様になり、
音の世界が自分の中でより色鮮やかになったような気がします。
自分の中に新しい種をまいて、小さな芽が出たような気持ち・・・
どんなふうに育っていくか、なんだか楽しみです。

思いあぐねます。
こんなときこそ、音楽の力を信じたいです。
さてこの2年間、広島・山野楽器の田中美保子先生に
ジャズ・即興・アレンジのレッスンを受けていました。
楽譜を介さない音楽の世界を覗いてみようと思い立ってのことでしたが、
逆に楽譜の読み方を見直すことに・・・
(音楽のしくみを捉えてないとアドリブは繋がらない)
田中先生はクラシック~ジャズといろんなスタイルのひきだしをたくさん持ってらっしゃって、
私の音楽世界を広げてくださいました。
自分の言葉で話すようにピアノが弾きたい・・・ということでは
ほんの入り口のレベルかもしれませんが、
2年前と比べると、同じ曲がもっと生き生きと聴こえる様になり、
音の世界が自分の中でより色鮮やかになったような気がします。
自分の中に新しい種をまいて、小さな芽が出たような気持ち・・・
どんなふうに育っていくか、なんだか楽しみです。

原ピア研
2011-02-11 | 演奏
ピアニスト原田英代先生の門下生の弾き合い会に
参加させていただきました。
今回のプログラムは
リスト 巡礼の年第2年イタリアより第7曲「ダンテを読んで」
ドビュッシー アラベスク第1番
「ピアノのために」よりプレリュード
ショパン ワルツ第5番
エチュード作品25-1
バッハ フランス組曲第5番「アルマンド」
ベートーベン ソナタ第12番第1楽章
レスピーギ セレナード
モーツァルト ソナタK333第1・2楽章
皆さん教えるだけではなく、自分の演奏にも真摯に取り組んでおられます。
曲目も聴きごたえがあり、まず聴かせていただけることがとっても幸せ~。
それから皆さんで感想や意見、悩んでいること、演奏について考えていること、
はたまた作曲家のよもやま話まで
自由に語り合います。
これがまた楽しく
勉強になります。
音楽にひたむきな仲間に入れていただけて、
本当に出会いに感謝・・・です。
歩みもAndanteな私ですが、いっぱい刺激をいただいて
なまけず進んでいけたら~、と思います。

また週末は雪かな・・・?
参加させていただきました。
今回のプログラムは
リスト 巡礼の年第2年イタリアより第7曲「ダンテを読んで」
ドビュッシー アラベスク第1番
「ピアノのために」よりプレリュード
ショパン ワルツ第5番
エチュード作品25-1
バッハ フランス組曲第5番「アルマンド」
ベートーベン ソナタ第12番第1楽章
レスピーギ セレナード
モーツァルト ソナタK333第1・2楽章
皆さん教えるだけではなく、自分の演奏にも真摯に取り組んでおられます。
曲目も聴きごたえがあり、まず聴かせていただけることがとっても幸せ~。
それから皆さんで感想や意見、悩んでいること、演奏について考えていること、
はたまた作曲家のよもやま話まで
自由に語り合います。
これがまた楽しく

音楽にひたむきな仲間に入れていただけて、
本当に出会いに感謝・・・です。
歩みもAndanteな私ですが、いっぱい刺激をいただいて
なまけず進んでいけたら~、と思います。

また週末は雪かな・・・?
ドビュッシーの曲を勉強していると、
とっても東洋っぽい響きに出くわすことがあって、わくわくします。
・・・これって、ひょっとして「君が代」?
当時ちょうど鎖国が解かれて明治維新を迎えた「日本」は
1868年のパリ万博でも紹介され、話題となりました。
浮世絵を模写したゴッホの油絵や、
着物を着て悦にいった様子のロートレックの写真、
ラヴェルの部屋に飾られた日本画・・・
当時のフランス人が日本のことをどのように感じてたか想像すると
なんだか楽しい~
インターネットでなんでも情報が入る今とは違って、
想像をふくらませたり、あこがれのまなざしでながめたり、噂話に興じたり・・・
まだ見ぬものに思いを馳せて表現する。
豊かな文化はそんなところから生まれるのかしらん?

そろそろ春を待ちながらいただきましょう
とっても東洋っぽい響きに出くわすことがあって、わくわくします。
・・・これって、ひょっとして「君が代」?
当時ちょうど鎖国が解かれて明治維新を迎えた「日本」は
1868年のパリ万博でも紹介され、話題となりました。
浮世絵を模写したゴッホの油絵や、
着物を着て悦にいった様子のロートレックの写真、
ラヴェルの部屋に飾られた日本画・・・
当時のフランス人が日本のことをどのように感じてたか想像すると
なんだか楽しい~
インターネットでなんでも情報が入る今とは違って、
想像をふくらませたり、あこがれのまなざしでながめたり、噂話に興じたり・・・
まだ見ぬものに思いを馳せて表現する。
豊かな文化はそんなところから生まれるのかしらん?

そろそろ春を待ちながらいただきましょう

ある日、譜面立てに置いた楽譜が、
目の前に立ちふさがる断崖絶壁のように思えて・・・
実に楽しげに即興演奏を繰り広げるジャズ・ピアニストさんを聴いて・・・
「楽譜のない世界」を覗いてみようと思いました。
(単純かつ勇敢なワタクシ)
これまで、楽譜に書いてあることをいかに読み取るか、
が勉強のテーマだったのですが、
今度は、楽譜に書いてないことをどう弾くか、
を考えることになりました。

実際やってみて、ハイ正直に言いますと
「音符があるって、親切~!」
同じピアノ演奏でも、違う国へ行ったようなもので、
そう簡単に音楽が自分から湧き出てくるものではございません・・・。
で、先生がひとこと、
「最初は楽譜に書いてもいいですよ。」
そこでいろんな名曲スタイルを学ぶことにしました。
やってみたのが「夕焼け小焼け変奏曲」
○○もどき、というのがありますが、
「夕焼け小焼け」をラグタイム風、悲愴ソナタ2楽章風、平均律5番プレリュード風、
ノクターン風、エステ荘の噴水風、などなどにしてみる。
(大作曲家の皆様、ごめんなさい・・・)
これが楽しくって!
もちろん創作とは言えないのですが、「名曲のしくみ」が少~し見えたかな?
それから「モチーフから曲作り」。2小節のメロディを基に短い曲を作ってみます。
噺家さんが「お題」をもらって話をするようなものですね。
話に起承転結があるように、音楽にも基本スタイルがある・・・。
「お題」にもそれぞれ意味・個性があるので、どのお題も似たような話になる私は、
まだまだ修行が足りませぬ。
ということで楽譜から逃げるつもりが、逆に楽譜をまじまじと見つめることになり、
「夕焼け小焼け」で日が暮れる前に、なんとかおうちに帰りたいと願うこの頃です。
目の前に立ちふさがる断崖絶壁のように思えて・・・
実に楽しげに即興演奏を繰り広げるジャズ・ピアニストさんを聴いて・・・
「楽譜のない世界」を覗いてみようと思いました。
(単純かつ勇敢なワタクシ)
これまで、楽譜に書いてあることをいかに読み取るか、
が勉強のテーマだったのですが、
今度は、楽譜に書いてないことをどう弾くか、
を考えることになりました。

実際やってみて、ハイ正直に言いますと
「音符があるって、親切~!」
同じピアノ演奏でも、違う国へ行ったようなもので、
そう簡単に音楽が自分から湧き出てくるものではございません・・・。
で、先生がひとこと、
「最初は楽譜に書いてもいいですよ。」
そこでいろんな名曲スタイルを学ぶことにしました。
やってみたのが「夕焼け小焼け変奏曲」
○○もどき、というのがありますが、
「夕焼け小焼け」をラグタイム風、悲愴ソナタ2楽章風、平均律5番プレリュード風、
ノクターン風、エステ荘の噴水風、などなどにしてみる。
(大作曲家の皆様、ごめんなさい・・・)
これが楽しくって!
もちろん創作とは言えないのですが、「名曲のしくみ」が少~し見えたかな?
それから「モチーフから曲作り」。2小節のメロディを基に短い曲を作ってみます。
噺家さんが「お題」をもらって話をするようなものですね。
話に起承転結があるように、音楽にも基本スタイルがある・・・。
「お題」にもそれぞれ意味・個性があるので、どのお題も似たような話になる私は、
まだまだ修行が足りませぬ。
ということで楽譜から逃げるつもりが、逆に楽譜をまじまじと見つめることになり、
「夕焼け小焼け」で日が暮れる前に、なんとかおうちに帰りたいと願うこの頃です。

アンサンブル講習会(山根浩志先生・モチェオ久美先生)を聴講しました。
ソリスト⇔伴奏者、ではなく
歌い手⇔ピアニスト、という視点から音楽をとらえようという
アンサンブルの総合的なセミナーでした。
「この道」(北原白秋・作詞、山田耕作・作曲)の楽譜です。

歌、特に日本歌曲は言葉がストレートに伝わることもあり、
イメージを具体的に作りやすいですね。
「前奏の部分でその歌の情景を作る」・・・
まるで絵を描くように音楽描写するのは、楽しい作業でもあります。
でも、私がふと思ったのは、そもそも「日本的な表現」って何?
明治時代に西洋音楽が入ってきて、
音の作りは西洋式、そして発声法も・・・
その上で、人間の内面的なことがら、
たとえばストレートな感情表現をしない、とか
意思表示があいまい、とか
想い入れなく淡々と、などなど
「日本歌曲」のスタイルをあらためて考え、勉強する良い機会となりました。
「初恋」(石川啄木・作詞、越谷達之助・作曲)の5拍子は、
微妙に揺れ動く心をとらえているかのようで、
それは西洋の変拍子の使い方とは、やっぱり違う・・・
日本風クリスマス!!
これもヨーロッパとは違ったものですね!
写真は小野田図書館のライトアップ。

ソリスト⇔伴奏者、ではなく
歌い手⇔ピアニスト、という視点から音楽をとらえようという
アンサンブルの総合的なセミナーでした。
「この道」(北原白秋・作詞、山田耕作・作曲)の楽譜です。

歌、特に日本歌曲は言葉がストレートに伝わることもあり、
イメージを具体的に作りやすいですね。
「前奏の部分でその歌の情景を作る」・・・
まるで絵を描くように音楽描写するのは、楽しい作業でもあります。
でも、私がふと思ったのは、そもそも「日本的な表現」って何?
明治時代に西洋音楽が入ってきて、
音の作りは西洋式、そして発声法も・・・
その上で、人間の内面的なことがら、
たとえばストレートな感情表現をしない、とか
意思表示があいまい、とか
想い入れなく淡々と、などなど
「日本歌曲」のスタイルをあらためて考え、勉強する良い機会となりました。
「初恋」(石川啄木・作詞、越谷達之助・作曲)の5拍子は、
微妙に揺れ動く心をとらえているかのようで、
それは西洋の変拍子の使い方とは、やっぱり違う・・・
日本風クリスマス!!
これもヨーロッパとは違ったものですね!
写真は小野田図書館のライトアップ。

宇部市内の佐藤クリニックへ、
フルートの竹本直子先生と訪問演奏に行ってきました!
静かでアットホームな空間、
院長先生はじめ、皆さま暖かく迎えてくださいました。
曲は「タイスの瞑想曲」などクラシック名曲から「龍馬伝のテーマ」、
そして一緒に歌える「里の秋」や「見上げてごらん夜の星を」まで、
40分ほどのプログラム。
最後に「アンコール!!」の声もかかり、唱歌「ふるさと」を合唱、
楽しいひとときとなりました。
スタイルの違う曲が並ぶと、演奏にはなかなか手強いものがあるのですが、
「名曲」「懐かしの曲」「一緒に歌える曲」それぞれが
聴いてくださる方の心に「形の見えない贈り物」を届けられたら・・・と思います。
また、他の楽器とのアンサンブルは音楽を立体的にとらえる良い勉強になります。
フルートとのアンサンブルは久しぶり・・・
竹本先生の明るいフルートの音色は、音楽を際立たせ、
私にとっても、うれしいアンサンブルでした。
「音楽を聴きたい人」が気軽に行けるおしゃれなコンサートができたら・・・
計画中です。実現できれば、ぜひ聴きにいらしてくださいね。
フルートの竹本直子先生と訪問演奏に行ってきました!

静かでアットホームな空間、
院長先生はじめ、皆さま暖かく迎えてくださいました。
曲は「タイスの瞑想曲」などクラシック名曲から「龍馬伝のテーマ」、
そして一緒に歌える「里の秋」や「見上げてごらん夜の星を」まで、
40分ほどのプログラム。
最後に「アンコール!!」の声もかかり、唱歌「ふるさと」を合唱、
楽しいひとときとなりました。
スタイルの違う曲が並ぶと、演奏にはなかなか手強いものがあるのですが、
「名曲」「懐かしの曲」「一緒に歌える曲」それぞれが
聴いてくださる方の心に「形の見えない贈り物」を届けられたら・・・と思います。
また、他の楽器とのアンサンブルは音楽を立体的にとらえる良い勉強になります。
フルートとのアンサンブルは久しぶり・・・
竹本先生の明るいフルートの音色は、音楽を際立たせ、
私にとっても、うれしいアンサンブルでした。
「音楽を聴きたい人」が気軽に行けるおしゃれなコンサートができたら・・・
計画中です。実現できれば、ぜひ聴きにいらしてくださいね。

来週、山口ムジカコンパル宇部のメンバーと一緒に
「ふぁみらんど」で演奏させていただきます。
プラグラムの一つが、ホルストの「木星(ジュピター)」。
今回はピアノ連弾バージョンですが、
原曲が壮大なオーケストラの曲だけに、
パワフルな金管楽器、輝かしい弦楽器の音を
イメージしながらの練習は楽しいです!

先日、実際に望遠鏡で木星を見せていただきました。
(きらら浜自然観察公園~秋の夜空を見上げよう~)
あの横じま模様もはっきりと、そして4つの衛星まで!
「まんまるじゃないんですね?」とお尋ねしたら
「地球より早く自転しているので、遠心力でちょっと上下がつぶれて見えます。」
とのことでした。
他にも金星(オレンジ色のクロワッサン型)、お月さまも見れ、
わくわく心躍る体験でした。
煌めく星の雄大な世界を、音楽でお楽しみいただけるとうれしいです。

「ふぁみらんど」で演奏させていただきます。
プラグラムの一つが、ホルストの「木星(ジュピター)」。
今回はピアノ連弾バージョンですが、
原曲が壮大なオーケストラの曲だけに、
パワフルな金管楽器、輝かしい弦楽器の音を
イメージしながらの練習は楽しいです!

先日、実際に望遠鏡で木星を見せていただきました。
(きらら浜自然観察公園~秋の夜空を見上げよう~)
あの横じま模様もはっきりと、そして4つの衛星まで!
「まんまるじゃないんですね?」とお尋ねしたら
「地球より早く自転しているので、遠心力でちょっと上下がつぶれて見えます。」
とのことでした。
他にも金星(オレンジ色のクロワッサン型)、お月さまも見れ、
わくわく心躍る体験でした。
煌めく星の雄大な世界を、音楽でお楽しみいただけるとうれしいです。
