宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

6月のサウンド・スケープ

2013-06-29 | わくわく
しっとりと雨が降る日は
その雨音に耳を傾けてみる・・・
心もやさしく潤ってくるようです。

しばらく聞き続けていると
林の中に響く鳥の声。
すぐ近くに雑木林があって
ここが鳥たちの格好のステージ、と言いたいくらい
残響がすばらしいです。

ウグイス
 春先に比べると本当に鳴き方が上手になって
 歌のソリスト並みの美声です。
 誇らしげに響きます。
ホトトギス
 こだまのように繰り返すフレーズが印象的。
 夜聞こえることもあり
 どことなく悲しげな感じも。

・・と、このくらいしか種類がわからないのですが
もっと聴き分けられるようになると
おもしろいだろうな。

ところで、鳥の鳴き声をテーマにしたピアノ曲って
結構あります。

シューマンの「予言の鳥」(森の情景)、
ラヴェルの「悲しき鳥たち」(鏡)。
マニアックなところでは、メシアンの「鳥のカタログ」。
ポップの「かっこう鳥のうた」は
発表会でもよく弾かれるかわいい曲。

ドレミの音で自然描写ができる作曲家の耳って
やっぱりすごいな~~


 

なぜピアノに調律は必要なの?

2013-06-25 | 音楽しつもん箱
ピアノにはおよそ230本もの弦が張られています。
1本にかかる力はおよそ90kg。
つまりピアノ全体では、
約20トンもの力で弦が引っ張られていることになります。
だから(たとえずっと弾かなくても)
だんだん弦が伸びて
時間とともに音がくるっていくのです。

調律師さんはまずこれを
正しい音程に直してくれます。
そしてさらに音量や音色のバランスを良くし(整音)、
タッチを整える(整調)という作業もあります。

おうちのピアノ、
ぜひ定期的に(年に1~2度は)調律してくださいね。
調律師さんはピアノのお医者さんですね。







「音の花束」コンサート 終わりました

2013-06-18 | 演奏
山口ムジカコンパルのコンサート「音の花束」、
盛会のうち終わりました



プログラム1部は
「アメリカ特集」
ラグタイムからガーシュイン、アンダーソン、ギロッグ
そしてアメリカに移住したラフマニノフまで
おなじみのメロディの数々を
ピアノソロ、連弾、フルートやヴァイオリンのアンサンブルで。

2部はヘンデルの「水上の音楽」に始まり
お話と絵のついたサン・サーンスの「動物の謝肉祭」。
最後は会場の皆さんとボディ・パーカッションで楽しみました。

大人から子供まで楽しめるコンサート、ということで
気軽にたくさんの方にお越しいただき
ありがとうございました。

アンケートの感想をご紹介しますと・・・
「久しぶりに気持ちが和みました」
「聞いた事のある曲も、初めての曲も、とても心に響きました」
「ストレス解消、100%元気がでました。介護がんばるぞ」
「客席との一体感のあるコンサートで楽しかったです」
などなど。
私たちも音楽の喜びをお届けする感動を味わうことができました。

募金も皆さまからいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
「心の復興音楽基金」(被災地の出前コンサートの支援団体)へ
寄付させていただきます。




6月といえば・・・

2013-06-13 | 日々の暮らし
早々に梅雨入り、のはずだったのに
真夏のようなお天気に
なんだか体の方が「??」と言っているよう・・・。

今頃の季節になると
なんとなく食べたくなるのが
「水無月」という京都のお菓子。

外郎に小豆を散らして
三角に切ったものですが
小豆は魔除けを、
三角の形は暑気払いの氷をあらわしていて、
この半年の穢れを払い
残り半年の無病息災を願うものだそうです。

今年は手に入るかな?
暑さにめげず、日々の暮らしを大切にしたいものです。