医療費の指標として、対GDP比で慣れ親しんでいたのだが、
対国民所得費になっていてちょっとわかりにくいです。
みなさん数値だけで騙されないでくださいね。
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国民医療費、初の33兆円台に
キャリアブレイン - 2007年8月24日
http://www.cabrain.net/docomo/news/article.do?newsId=11514
2005年度の国民医療費が33兆円の大台に乗り、3年度連続で過去最高を更新したことが、厚生労働省が8月24日に公表した同年度の国民医療費の概況から分かった。それによると、05年度の国民医療費は33兆1,289億円で、04年度の32兆1,111億円から1兆177億円(3.2%)増加した。対国民所得比も9.01%と前年の8.85%から0.16ポイント増え、初めて9%の大台に乗った。
診療種類別の内訳をみると、病院や診療所の「一般診療医療費」が24兆9,677億円で全体の75.4%を占めた。このほか、「歯科診療医療費」が2兆5,766億円(7.8%)、「薬局調剤医療費」が4兆5,608億円(13.8%)など。
このうち「一般診療医療費」の内訳は、「入院医療費」が12兆1,178億円(36.6%)、「入院外医療費」が12兆8,499億円(38.8%)。
国民医療費を年齢階級別にみると、「65歳以上」が16兆8,906億円(51.0%)と全体の半分以上を占めた。国民1人当たり医療費も「65歳未満」の15万9,200円に対し、「65歳以上」は65万5,700円で、両者を単純に比べると、格差は49万6,500円に達した。ただ、「65歳未満」と「65歳以上」の1人当たり医療費の格差は04年度には50万6,900円だったので、格差は縮小したことになる。国民医療費は、一般診療や歯科診療、薬局調剤などで1年間にかかった医療費の総額で、正常分娩など保険適用外の費用は含まれない。
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ウィキペディアをちょっと見てみる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%89%80%E5%BE%97
米国での収入で米国で医療を受ける邦人の収入も含まれるということか?
日本での収入で米国で医療を受ける米人の収入は含まれないということになる。
経済音痴で、ちとわかりませんが、
より正確な指標を用いるということは重要ですが、
過去ときちんと比較できる指標を使っていただきたいものである。
参考資料:
{OECDの報告書では「GDP」が使われ、他方、日本では伝統的に「国民所得」が使われてきた。}
増大する?医療費の影響もあり下記のような動きも
今後増えてくると思われる。
いいか悪いかはここでは言及を避けるとする。
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呼吸器外し、倫理委で判断――日医大が延命中止指針
日本経済新聞 2007年8月26日
回復の見込みがなく死期が迫った患者の終末期医療について、患者の意思確認などの条件を満たせば「延命治療の中止を考慮してよい」とする「暫定指針」を日本医科大(東京都文京区)が作成、付属4病院で運用を始めたことが25日、分かった。人工呼吸器の取り外しは個別ケースごとに、各病院の倫理委員会で可否を判断するとしている。
終末期医療をめぐっては、厚生労働省が患者の意思尊重を盛り込んだ国として初の指針を5月に決定したが、患者の死に直結する呼吸器外しなどと殺人罪との線引きには言及せず、議論を先送りした。病院が呼吸器を含む延命治療の中止手続きに踏み込んだ独自の指針を運用するのは異例。 日医大倫理委員長の工藤翔二教授(内科学)は「条件を満たしていることが確認できれば、呼吸器外しにゴーサインを出すことは十分ある。倫理委が関与することで判断の客観性を高め、医師が刑事責任を問われるような事態を避けたいと考えている」としている。
指針は日医大の倫理委がまとめ、今年4月から本院の日医大病院と、同大武蔵小杉病院(川崎市)、同大千葉北総病院(千葉県)など3つの分院で運用を開始。これまでに呼吸器外しが病院の倫理委にかけられたケースはないという。
指針は「終末期」を「病気やけがで2週間以内から長くても1カ月以内に死が訪れることが必至の状態」、または「医学的に不治と判断され、生命維持処置が死の瞬間を延期することだけに役立っている状態」と定義。
その上で
(1)終末期の判断は必ずチームで行い、主治医1人で判断しない(2)延命治療を希望しない患者の意思を本人の書面や家族の話などで確認
(3)患者の意思に対する家族の同意―の3条件がそろえば、個々の中止内容などを家族と話し合いながら検討する。
中止対象となる延命治療の内容は薬物投与、化学療法、輸血、栄養や水分の補給、透析、人工呼吸などで、呼吸器外しのように患者の死に直結する治療の中止は倫理委にかけるとした。
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終末期医療に入る時を考え
若いうちから読むべき本↓
対国民所得費になっていてちょっとわかりにくいです。
みなさん数値だけで騙されないでくださいね。
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国民医療費、初の33兆円台に
キャリアブレイン - 2007年8月24日
http://www.cabrain.net/docomo/news/article.do?newsId=11514
2005年度の国民医療費が33兆円の大台に乗り、3年度連続で過去最高を更新したことが、厚生労働省が8月24日に公表した同年度の国民医療費の概況から分かった。それによると、05年度の国民医療費は33兆1,289億円で、04年度の32兆1,111億円から1兆177億円(3.2%)増加した。対国民所得比も9.01%と前年の8.85%から0.16ポイント増え、初めて9%の大台に乗った。
診療種類別の内訳をみると、病院や診療所の「一般診療医療費」が24兆9,677億円で全体の75.4%を占めた。このほか、「歯科診療医療費」が2兆5,766億円(7.8%)、「薬局調剤医療費」が4兆5,608億円(13.8%)など。
このうち「一般診療医療費」の内訳は、「入院医療費」が12兆1,178億円(36.6%)、「入院外医療費」が12兆8,499億円(38.8%)。
国民医療費を年齢階級別にみると、「65歳以上」が16兆8,906億円(51.0%)と全体の半分以上を占めた。国民1人当たり医療費も「65歳未満」の15万9,200円に対し、「65歳以上」は65万5,700円で、両者を単純に比べると、格差は49万6,500円に達した。ただ、「65歳未満」と「65歳以上」の1人当たり医療費の格差は04年度には50万6,900円だったので、格差は縮小したことになる。国民医療費は、一般診療や歯科診療、薬局調剤などで1年間にかかった医療費の総額で、正常分娩など保険適用外の費用は含まれない。
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ウィキペディアをちょっと見てみる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%89%80%E5%BE%97
米国での収入で米国で医療を受ける邦人の収入も含まれるということか?
日本での収入で米国で医療を受ける米人の収入は含まれないということになる。
経済音痴で、ちとわかりませんが、
より正確な指標を用いるということは重要ですが、
過去ときちんと比較できる指標を使っていただきたいものである。
参考資料:
{OECDの報告書では「GDP」が使われ、他方、日本では伝統的に「国民所得」が使われてきた。}
増大する?医療費の影響もあり下記のような動きも
今後増えてくると思われる。
いいか悪いかはここでは言及を避けるとする。
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呼吸器外し、倫理委で判断――日医大が延命中止指針
日本経済新聞 2007年8月26日
回復の見込みがなく死期が迫った患者の終末期医療について、患者の意思確認などの条件を満たせば「延命治療の中止を考慮してよい」とする「暫定指針」を日本医科大(東京都文京区)が作成、付属4病院で運用を始めたことが25日、分かった。人工呼吸器の取り外しは個別ケースごとに、各病院の倫理委員会で可否を判断するとしている。
終末期医療をめぐっては、厚生労働省が患者の意思尊重を盛り込んだ国として初の指針を5月に決定したが、患者の死に直結する呼吸器外しなどと殺人罪との線引きには言及せず、議論を先送りした。病院が呼吸器を含む延命治療の中止手続きに踏み込んだ独自の指針を運用するのは異例。 日医大倫理委員長の工藤翔二教授(内科学)は「条件を満たしていることが確認できれば、呼吸器外しにゴーサインを出すことは十分ある。倫理委が関与することで判断の客観性を高め、医師が刑事責任を問われるような事態を避けたいと考えている」としている。
指針は日医大の倫理委がまとめ、今年4月から本院の日医大病院と、同大武蔵小杉病院(川崎市)、同大千葉北総病院(千葉県)など3つの分院で運用を開始。これまでに呼吸器外しが病院の倫理委にかけられたケースはないという。
指針は「終末期」を「病気やけがで2週間以内から長くても1カ月以内に死が訪れることが必至の状態」、または「医学的に不治と判断され、生命維持処置が死の瞬間を延期することだけに役立っている状態」と定義。
その上で
(1)終末期の判断は必ずチームで行い、主治医1人で判断しない(2)延命治療を希望しない患者の意思を本人の書面や家族の話などで確認
(3)患者の意思に対する家族の同意―の3条件がそろえば、個々の中止内容などを家族と話し合いながら検討する。
中止対象となる延命治療の内容は薬物投与、化学療法、輸血、栄養や水分の補給、透析、人工呼吸などで、呼吸器外しのように患者の死に直結する治療の中止は倫理委にかけるとした。
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終末期医療に入る時を考え
若いうちから読むべき本↓
日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書 く 1-2)久坂部 羊幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
「天国へのビザ」は一般人の方には
ストーリー性あり、生々しさあり、
訴えるパワーがあるのですね。
私の昔書いた「天国へのビザ」の感想文です↓
http://blog.goo.ne.jp/peak1839/e/1b58f8703bc490f79c9735292f51acf1
長生きすることは辛い、というのは傍で見ていてなんとなく分かってはいましたが、実際にそう言う人の言葉として聞くと、考えさせられるものがあります。
その余は、「天国へのビザ」が一枚上かと思います。