昨日は亡くなった母の誕生日
生きていたら102歳
どんなお婆さんになってたでしょう?
年明けから読み始めた本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ab/916a1347b9160c39fc316fb855f3baf6.jpg?1704443010)
2021年の10月に58歳で亡くなられた
山本文緒さんの亡くなる直前まで
綴られた日記です
年は違えど癌の告知を受けて亡くなるまでの
生き方が母と似ているような気がして
一気に読みました
母は余命3〜4ヶ月と言われ
なんの治療をすることもなく
緩和ケア病棟で穏やかな終末期の日々を
送り、告知から半年を生きました
この本は、もしも私が癌で余命宣告を
受けたなら、こういう生活をしたいと
思わせてくれる一冊でした
今まで母の逝き方が理想だと思っていました
そのことに変わりはないけれど
側にいた家族として
もう少し母の気持ちに寄り添うことが
できたのではないか?と・・・
母は何一つ不満を漏らすことも
辛さを訴えることもなかったから
気づいてあげられないことが
沢山あったのだろうと
今更ながらに思います
もしかして、いつか自分や家族に
こういう事態が起こった時に
何かしらの指針になりそうな
そんな本でした