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東国原知事「徴兵制」発言で思うこと。

2007-11-30 12:32:29 | 時事もの

宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市で行われた県民との座談会で、「個人的には徴兵制はあっていいと思う」と発言した。 座談会後、報道陣に対し、「(日本の若者を)ある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要」との趣旨だったと釈明した。 座談会には、同県建設業協会青年部の12人が出席した。県内にある建設業技術者の養成機関の全寮制による規律正しい生活が話題になり、知事は「若者は1年か2年くらい自衛隊とか、ああいうところに入らないといけないと考えている」と述べた。(2007年11月29日1時47分読売新聞)

この発言に対して、かなりの騒動が起こっているという。
2ちゃんねるのスレは大繁盛で、かなり激しいことが書かれている。暇な人は読んでみるといいでしょう。私の批判などかわいいもんです。
まあ、知事は、自分の若いときの淫乱はすっかり忘れてしまって、いまの若者には兵役を強いるつもりらしい。そんなに徴兵制がいいと思うなら、まず有名私立校に通わせている自分の息子を自衛隊に入れるべきでしょう。そして、「徴兵制とか軍隊とか言わないですけど、若者にはある時期、規律を重んじるような機関で教育することは重要だと思う。道徳や倫理観の欠落が、今の規律の喪失につながっている気がする」(J-CASTニュース)と思っているのならば、その制度を宮崎県から始めればよい。

また驚いたことに、この発言を支持する人が多くいるという。ならばその方々は率先して自衛隊に入るべきだ。それができなければ、自分の子供を自衛隊に入れて、国際紛争のある場所へ送るべきだ。自分やその子供にその気骨がないのなら「徴兵制」などと軽々しく語るべきではない。
いまの「モラルハザード」が軍隊式教育で本当に矯正できると思っているのだろうか。言うの簡単である。ただし、若者を軍事的施設に入れ教育していくなどということが実際に出来るはずもない。いわゆる無責任な放言に近いのだ。一般市民が自分の意見として言うには別に構わない。しかし彼は県知事である。今はバラティー番組に出まくって自己満足している、笑えないタレントではないのである。
私は知事就任当初から、彼のことを批判してきた。確かに言っていることは大層、ご立派なことなのだろうが、私にはどうもやること、言うことが軽がるしく感じる。
今回の「徴兵制」発言などは、彼の仮面がはがれていく端緒に過ぎないでしょう。これからこのような失言は自分がメディアに露出している分、これ以降ポロポロ出てくるのではないでしょうか。
そしていまに大失態を犯すことがないように、95%もいるといわれる彼の支持者は、ただ祈るしかないでしょう。
それが致命傷となるような問題でないことを……。(特に下半身の問題)


「東国原知事ってどうよ?」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-22.html
「批判コメントにコメントする」「http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-21.html
「批判記事にコメントする2」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-23.html
「お前は、細木数子か、安国寺恵瓊か」東国原知事批判のときの会話。」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-49.html

夏の事件2つ。着ぐるみで熱中症 と殺人予告

2007-08-20 15:50:49 | 時事もの
この夏、気になった事件の感想

1、『前橋市粕倉町の「ぐんまフラワーパーク」で8月14日、キャラクターショーに着ぐるみ姿で出演していたアルバイトの男性(48)が熱中症の疑いで救急搬送され、間もなく死亡していたことが18日、わかった。男性は14日午後2時半から30分間のショーに出演後、舞台わきで倒れた。病院に搬送されたが、午後4時過ぎに死亡が確認された。この日の前橋市の気温は34.7度だった』
確かに、ここ1週間の気温の高さは異常ですね。
この気象条件のなか、ぬいぐるみや着ぐるみなんか着て、野外で動き回ったら、中の人は大変でしょう。だけど、夏休み中で、子供が多いし、楽しみにしている家族もかなりいるだろうから、暑くって中止というわけには中々いかないんでしょうね。
私も先日、娘を連れて、プリキュア5ショーに行きました。そりゃー屋外だから、見ている方も汗だく。カンカン照りで気温は更に上昇。やっている人も大変だなと思いつつも、キャラクターが出てきたら、子供たちはもう大喜び。かなり盛り上がってました。
だけど、子供も熱中症にならないか心配ですね。濡れタオルを頭にしてましたが、それだけじゃ、日差しは防げませんしね。
主催者には、せめて、日陰で行うとか、屋内にするとか、その辺の配慮がないと、こんな事故これからも起こりますね。

2、夏祭りの殺人予告 容疑者の女を逮捕

『群馬県伊勢崎市内の自治会の夏祭りを中止させる目的で、インターネット上に殺人を予告する書き込みをしたとして、伊勢崎署は8日、伊勢崎市に住む無職A子(あえて仮名、30歳)を威力業務妨害容疑で逮捕した。動機について、「子供のころ、この祭りで山車の太鼓がたたけなかったから、やった」と供述し、妨害する意図があったことも認めているという。
調べでは、A子は7月12日午前9時ごろ、自宅から自分の携帯電話を使い、ネット上の掲示板に8月5日に予定していた自治会の夏祭りについて「やっていたら包丁で刺す」などと書き込んだ疑い。これを受けて自治会の役員が協議し、祭りの中止を決めていた。
同署は、書き込みの記録から、使われていた携帯電話を特定したという』

ということは、この容疑者は子供のころから30歳になるまで、ずっと根に持っていたことになる。
この容疑者は夏が来ると、この悔しい思いが戻ってくるんでしょう。一般人は、夏といえば、スイカやプールを思い出す。しかしこの容疑者は夏といえば、「悔しい夏祭り」だという思いが繰り返されていたことになる。そう何十年もの長い間。この女は「太鼓をたたけなかったという感情」をついに捨て去ることができず、犯罪を犯した。
この容疑者を笑うことは簡単だ。しかし、私たちの心なかに、捨て去ることのできない感情やわだかまりが少なからずあることは事実だろう。
その感情が、大きくならずに犯罪を起こさないだけではないのか。だれでも人は他人に対して、不快感を持ったり、カチッと頭に来ることなんて経験があるだろう。しかし、その感情を普通は抑えることができる。しかし、ここで、この感情をいつまでも根に持つ人がいて、(捨て去ることができない)その他人に暴力を振るったり、殺したりする。他人に対する執念がそうさせているのだ。
現代では、こだわりや執念はいい意味で使われ、諦めないことは美徳とされている。しかし、ほとんどの犯罪はこれらの感情から発生しているのです。
愛情に執念し、嫉妬に燃えストーカーとなる犯罪者。金銭欲にしがみついて、インサイダー取引をするIT社長。離婚した妻、別れた恋人が忘れられず、刺し殺す男。隣人のことが気になって、騒音をまき散らすおばさん。これら、「あきらめきれないという感情」が強い者たちの犯罪がいかに多いか。
いまこそ「捨て去る」という心境が必要なのではないか。人は頑張ればどうにかなる、諦めずに努力すれば、いつか報われるという、意識が植え込まれ過ぎていると思う。私は運命論者だから、人には変えられない運命があると思っている。これは極端な意見かもしれない。だが今こそ、こだわり、執着や我執を捨てることが、その個人の気持ちを軽くし、罪を犯すことを減らすことになるのではないか、最近とみに思う。最近の犯罪をこの視点で見ると、本当にそう感じられます。


無駄な、朝青龍同情論

2007-08-17 23:58:21 | 時事もの
やはり朝青龍同情論増えてきましたね。
まあ私としては、朝青龍の件は本人が起こした問題であって、批判の矛先が親方や相撲協会に向いていること自体がおかしなことになっている、と思っています。
例えば、白鵬や琴欧州が同じような事件(仮病で本国に帰り、巡業をさぼる)を起こしても、これほど問題にはならないだろう。これは朝青龍の今まで起こした所業が積み重なっているのであって、サッカーをしていたぐらいで可哀そうだという意見は、この問題の上っ面だけしか見ていないということです。
同情する前に過去に犯した事件の記事を読んだ方がいい。パトカーを呼んだ横綱がかつていたか、負けた力士の車を破壊する横綱が今までにいたか、ということです。
まあそれでも、これから同情論は増えていくだろう。モンゴルとの関係を含めて。

それにしても、相撲協会は何を恐れているのか?
きっと朝青龍がやけになっていろいろなことをしゃべるのが怖いのか。
それってあのこと?

それに親方が弟子を説得するという意味が分からない。なにを説得するの?
無理に記者会見を開いて、問題の収束を図ろうというのか。親方が弟子のところにのこのこ出かけていくのもおかしなこと。これを清水圭がワイドショーのコメントで「親方が弟子のところに出向くのは、おかしなことではない。サッカーでも怪我をした選手のところに監督が会いに行く」といったとんちんかんなことを言っていた。
おいおい、まず子弟関係というものが分かっていない。それに問題を起こした人のところに出向くのと、怪我を見舞うので行くのでは全く趣旨の違うことで同列に語るべきことではない。この辺の問題の核心が分かっていないコメンテーターが、同情論をぶちまけることが多いんですよ。

実は、朝青龍や相撲巡業にひっかけて「相撲巡業ってマレビトなのか」という記事を書こうとしていた。そこで、いろいろ調べていたが……。
相撲業界の黒い噂(八百長、女や暴力団との関係)が次々と出てきて、書くのがいやになってしまった。
朝青龍を腫れものに触るようにしている協会が、問題の本当のところを隠そうとしているのが、何となく見えますね。
まあそのうち、週刊誌が書くだろうから、それを読むことにしましょう。

追記  これでまた、アクセス数が伸びます(ニガ笑)。
前の記事にそれとなくつながってますね。

「群馬県は日本一のブス生産地?」と「産土神信仰」

2007-08-12 22:42:03 | 時事もの
1週間前の週刊新潮に「日本一のブスの産地は群馬県」の記事を見つける。
元ネタはライブドアリサーチが実施した「美人が多い都道府県は?」というネット投票で、群馬県が最下位になったという。ちなみに、一位は秋田県で、次いで東京都、京都府、北海道、沖縄県と続く。これまで、ブスの産地として定着していた、仙台、水戸、名古屋だが、これを断然引き離して群馬県がブービーメーカーとなった。という記事だ。
唖然とした。この記事を見て怒らない群馬県人の女性もどうかと思うが、今のところネットを見ても、「そんなことはない、群馬は美人だらけだ」といった反論記事が見当たらない。そんなところを見ると、内心ではみんな……。
いやいやそんなことはない。というわけで、群馬県出身者の有名人を検索。
いるじゃないですか、篠原涼子、あとは、……。
井森美幸、フジテレビアナの阿部知代、あとはあまり知らない。
(ほかに前のうたのおねーさん角田りょうこ、宝塚出身の紫吹淳が有名らしい)
うーん確かに不作。
政治家は多いのにね。中曽根康弘、福田赳夫、小渕恵三と3人の総理大臣を出し、テレビによく出る山本一太なんかもいる。
それにミュージシャンでは、氷室京介、布袋寅泰のBOOWYやBUCK-TICKなどが出て、ロック王国と言われた時期もあった。
あと有名どころでは、「タッチ」「H2O」の漫画家のあだち充(出身校である前橋商業は今年の甲子園に出場)や、ちびまるこちゃんの声であるTARAKO(太田市)、俳優の中村俊介、小林桂樹、東野英治郎など。
まあ確かに、きれいどころはいませんなあー。と思わず納得。
(ここで納得してはいけないのですが)

といろいろ検索していたら、別の大発見。
なんと群馬県新田町出の有名人がいた。
岡田浩暉。
ミュージシャンとしては、「To Be Continued」のボーカルとして活躍し、現在はテレビドラマに多く出演している。
と言いつつも、私あまり知りません。画像で顔を見て、あー確かに知っているという程度なんです。でもドラマ好きの人にはすぐ分かるとのこと。
なにはともかく、新田出身の一員として、応援していこう、と思っております。
と、ここで、
日本には産土神という信仰があります。
これは生まれた土地の守り神で、その人の守護神となるといわれています。中世以降は生児は初宮詣りをさせ、氏子入りの承認をうけた。また誕生日、七五三などに産土詣をし、旅立ちには暇乞いをする。もとは、氏神とは異なる地縁の神であるが、同族結合のうすれるに及んで両者は混用され、ともに村の守護神とされた(マイペディアから引用)
日本人に限らず、同郷出身者を応援することは多くあります。
というより、同じ県や同じ市町村の出身者といっただけで、無条件に好きになったりします。
それは、同じ守護神で守られているという意識がどこかにあるからではないでしょうか。その精神は先祖代々受け継がれて、自分の知らない内に、「郷土愛」という精神がDNAに埋め込まれているのではないでしょうか。

このことは「高校野球」に例えると分かるかも。
自分の出身校でもなく、全く縁もゆかりもない高校でも、ただ出身地と同じ県の出場校だということだけで、意味もなく応援してしまうのは、こんなことから出てきているのだと思います。(私の思い込みですけど……)
というわけで、最近とみに郷土愛に目覚めた私は、これから岡田浩暉さんを応援します。

   

田中真紀子、小泉純一郎、超絶のトーク

2007-07-31 21:27:30 | 時事もの
参議院選挙が終わり、ワイドショーも政治ネタで盛り上がってますね。
丸川珠代だの、さくらパパだの、田中康夫だのがテレビに出てますね。
でもやっぱり、面白いのは、田中真紀子と小泉純一郎の講演会でのトークですね。
凄い、超絶、面白すぎ、その話芸は、きみまろ以上ですな。
そこで、どこがどう面白いのか、観察してみた。
まず、田中真紀子。
彼女の場合、まず、毒を吐くところから、話が入ります。
「安部首相、何が美しい日本ですか、どこが」とか、いって、何言ってんだと、聞いている人の気持ちを引きつける。これは「つかみ」でしょう。
「安部首相のどこがいいですか」と畳みかける。ここでは悪口を列挙する。聞いている相手に考える隙間を与えないほどどんどん言うんですよ。
そして「首相は背が高いって、なにうちの父さんと同じだよ」っていう感じで、必ずオチを用意しているんです。(言っている本人にそのつもりがないとしたら、それはそれで、凄いこと)
だから、悪口、批判、非難を言い続けても、最後のオチで、彼女の嫌な部分は帳消し。聞いていて、後味がいい。それでいて、言いたいことは伝わっている。

おー絶品。

一方、小泉氏はというと、必ず「~ですか」と質問系で入る。これで、聞いている人を引き込む。そして、田中氏と違い、結構、行間がある。隙間があって、聞いている相手に考える隙を与えている。でもその間にところどころ本音を入れてくる。そして田中氏と同じように、オチを用意する。でも、小泉氏の場合は、同調を求めるんですよ。「~ではないですか、ねっ」と。聞いている人は彼のペースに乗せられて、あーそうですね、と否定できない状況に持っていくんです。それに、小泉氏は「みなさん」という単語をよく使う。これは、呼びかけ同調を求めるのに最適かも。
やはり、絶妙ですね。

そして2人に共通するのは、笑顔ですよ。結構怒っているときでも、白熱した議論のときでも、ここぞといったときにニッと笑顔を見せる。または、相手を笑顔に持っていかせる。すごいテクですよ。

勉強なるなー。講演会で演説するときに役に立つなー。
でもこのテクニック使うところがないねー。
講演を頼まれることもないから。
まあー、芸人になりたい人は、こんなところから学んでもいいかも。
人の気持ちをトークで掴むという意味では同じだから。


勝ち組、負け組なんて分け方もうやめませんか!?

2007-07-26 22:17:53 | 時事もの
7月19日、村上ファンド元代表の村上世彰被告に2年の実刑、追徴金11億4900万円の判決が下った。
彼も数年前までは、勝ち組といわれ、時代の寵児と言われた人物。それが今や負け組といわれる。
コムスングットウイルも、NOVAも、日産のカルロス・ゴーン氏も数年前は勝ち組といわれていたんです。それが今ではどうでしょうか。
そういえば、羽賀健二も逮捕されるまえは、「負け組から勝ち組へ」なんて書いていた週刊誌があったくらいだった。
さてなんでそんなことになるのか。
それは無理に勝ち負けの2つに分けているからでしょう。

そもそも、「勝ち組」「負け組」という分け方に意味があるんでしょうか。
それに、どの時点をもって勝ち負けを決めるのか。

人は時に勝ったり、負けたりする。

一時的勝負で、人を2つの組に分けることに自体に問題があるんです。

それに他人の評価によって勝っているように見えるし、負けているように見える。

一番の問題は経済的成功を勝ちにしていることでしょう。結局は、金持ちを勝者にしているだけなんです。その金持ちがコケたときに、マスコミは総攻撃する。そのネタのために作った、用語なんですよ。

だから、私のお願いは、この勝ち組、負け組という分け方を、歴史上の人物に当てはめないで欲しいということです。
源頼朝は幕府を開いて政権を手に入れた。歴史的には勝ち組でしょうが、その人生は勝ち組でしょうか?兄弟たちを攻め殺し、その子孫は3代で途絶えた。
足利尊氏はどうでしょう。室町幕府を開いた彼は、一応は勝ち組でしょう。が、尊氏にその実感があったでしょうか。仲の良かった弟を毒殺に追い込み、実の息子と戦い、天皇とも争わなければならなかった一生を勝ち組、負け組などと簡単に分けることができるのでしょうか。
では織田信長は、坂本龍馬は、西郷隆盛は、……。
今でもこの分け方で歴史上の人物を記事にしている本、月刊誌、週刊誌、また歴史を扱う本まで多くある。

あまりにも安易すぎる。
そもそも歴史上の人物たちに負け組など存在しない。
歴史を変えるような場面に登場する人物たちは、たがいに影響をしあって存在している。時に生死を分けあうことにもなるが、その時死んだ人物は決して負け組ではない。歴史は勝者ばかりで成り立っているわけではないのだ。
敗者も歴史を成すものである。
だが敗者は負け組ではない。
決して…。

だから私は、「勝ち組」「負け組」という分け方が嫌いです。
よってこの用語を多用する解説者やコメンテーターを信用してません。







東国原知事ってどうよ?の批判コメントに答える 2

2007-06-16 22:05:49 | 時事もの
「東国原知事ってどうよ?の批判コメントに答える」の記事に対して、gooブログにも多数の意見をいただきました。
ヤフー版の方にもコメントが寄せられていて、大多数が知事を支持し、記事に関しての批判内容となっておりました。
なぜ、知事を批判するのか、もっと怒るところがあるだろう、といった内容のものもありましたが、他のブログでは、知事のことから社保庁の問題を発展させて話を展開させる内容のものも載せております。また知事のパフォマンスは今の日本を象徴している、といったことで、社会論(ちょっと大げさ過ぎるかな)展開する切っ掛けとして、知事を取り上げているのです。
いまちょっと時間がないので、まず「ライブドア版 物語は物語る」の批判コメントに答えたものを載せておきます。

『……(略) 私が言いたいのは「東国原知事の浮かれようには、どこか危うさを感じてしまう」ということです。
まず、みなさんが評価しているように彼はがんばっているだろう、それに政治的学問を積んで、マニフェストを立て、知事職に挑んでいることは確かだろう。(そのやり方に異論があるのだが、また長くなるので今は問わないことにする)
今はいい、注目され、マスコミを含め、国民の大多数がなりたての知事を優しく見ている。だが、数年、数か月経ち、一歩引いた状態になったとき、彼が政治的、政策的な失敗をしたら。そのときどうなるでしょうか。いや彼は頑張ってるんだから大丈夫だ、そんなことはない、と言い切れるでしょうか。どんなに立派な政策を持っていても、どんなに高い志があったとしても、人間が、落ちるときは、そんなものはどうにもならないのです。上がるのが早いと落ちるのが早い。高い山には深い谷がある。ということです。
さて、そのときマスコミは彼をそれまでのように優しく見守るでしょうか。いや、持ち上げた分きっと痛い目に合わせようとするでしょう。それが、ブームとなった人々の宿命なのです。彼もいまそうゆう状態なのです。
東京都知事就任当時の青島幸男氏も、そのとき時の人として騒がれました。しかし何年かすると「変節の人」といわれ、不評を買いました。横山ノック氏はどうでしょうか。大阪府知事として結構がんばっていたし、評価も高かった。だがあの事件、そうですよ、わいせつ事件がすべてを変えた。これで、横山氏は知事だけではなく、タレントとしても生きていくことができずに、あの寂しい最期をむかえるのです。青島氏、横山氏もともに、国会議員を長年務めた、経験豊富な方です。それでも、問題を起こせば、叩かれる。それが、どうみても政治家経験のほとんどない東国原知事が、問題を起こしたら、どうなるでしょうか。宮崎県会議員の方々は彼を守ろうとするだろうか。ちょっと想像してみてください。
それに横山氏のようなことを起こしたら……。私は、ここに東国原知事の一番の危うさがある、といいたいのです。性癖というものは生涯変わらないといわれている。その性癖で人生を狂わせた人がどれだけ多いことか。(ミラーマンu教授、議員宿舎に愛人連れ込んだ議員とか) その点、ほんとうに知事そのへん大丈夫なのだろうか?
(私の専門分野は政治よりも、こうゆう人間観察にある。その点から知事を見たらということで話を進めたいところだが、やはり文章が長くなるので、後でやりたい)

ここは、知事を応援している人々を裏切らないように、東国原知事には、どんどん政治活動を行って、宮崎県をPRしてもらうことをやってください。というしかない。

私がこのブログで書いていることは、今どうのこうのという結論を出すことはないのだ。東国原知事ブームが去ったときの予想されるであろうマスコミの反動、熱しやすく冷めやすい国民の彼への反動、これらを前持って書いて置きたいという趣旨もあるので、何か問題が起こったときに、こんなことを書いていた奴がいたな、と思いだしてまた読み返して読んでもらいたい。 』

といったことです。東国原知事絶賛の世の中で、反対意見があってもいいのではないでしょうか。
私は小泉政権の5年間が日本国を危うくした、と思っている。(これは後日)
それは彼を非難する声があまりにも少なかったことにも、一因があると思っている。違うと思ったことを書き連ねようというのが、このブログの趣旨である。
時間がないので、この辺で……。
読んだ方は感想を……。

「東国原知事ってどうよ?」の批判コメントにコメントする。

2007-06-14 23:54:58 | 時事もの
「東国原知事ってどうよ?」の記事に早速批判コメントが来ました。それに対してコメントします。このコメントは東国原知事擁護派の意見をほぼ代表しています。
要点をまとめれば一点目「休日返上して頑張っているんだから、応援してやれ」といった内容、二点目「テレビに出演するのは、政治に無関心な国民に興味を持たせるためと、宮崎県のPRのため」、三点目が「過去のことを掘り返すな」といったことに集約されるでしょう。

まず知事になった以上、休みなく働くことは、覚悟しなければならないことで、ほか多くの県知事の方も、休日なく知事としての仕事をしております。「知事は県政をしっかりこなしている」とコメントがあるが、知事が県政をしっかりと行うのは、当たり前のことで、しかも知事の仕事は「こなす」のではありません。これでは県政がやっつけ仕事で、テレビに出るのが第一、知事の仕事はその次みたいなニュアンスになります。
また知事としての苦悩があるといったことをホームページに書いているが、これを解決、克服していくことこそが知事の仕事でしょう。そこにこそ県政の問題があるわけで、そこをおろそかにして、テレビ(バラエティー番組)出演、パフォーマンスに重点が置かれていることに、私は不信感を抱くわけです。
私の住んでいる群馬県の県会議員の方や落選した市会議員の方のホームへージを見ても、地域のために政策を発表し、休日なく活動しています。こういった活動こそが、地方の政治家のすることであります。彼の目は東京に向き過ぎていて、それにそって行動しているのではないかと、疑問を持ってしまうのです。
それに休日返上の無茶をして、テレビに出たからといって(これを使命感といわれては……)、本当にいい政治ができるのでしょうか。俺はこんなに頑張っていると主張するのは、別段構わないが、体に無理をしてまで、テレビ(バラエティー番組)出演することが知事の仕事だとしたら、他の都道府県の知事もそうしなければならなくなるだろう。
私は、別にテレビ番組に出ること自体を否定してるのではない。彼が「俺はテレビに出るのが好きだ。マスコミに取り上げられるのが大好き」だと表明しているのなら、彼が知事だとしても国会議員だとしても、それが趣味であるなら、私は非難しようとは思わない。これは、石原都知事が忙しい身でありながら、小説を書いたり、文学賞の選考委員を務めたりすることに異論がないことと同じだ。私は彼がテレビに出るのは、宮崎のPRだということ、政治に無関心な国民の目を向かせるためと称して、とんねるずの食わず嫌いにでたり、笑っていいともに出たりすることは、全く違うことだ言っているのだ。私には、彼の政治(地方政治)に対する仕事の方向性のずれが気になるのだ。

それは、彼がテレビで出演している番組の中に見て取れる。今まで彼を下に見ていた人々までに「知事、知事」と持ち上げられて、それに対してヘナヘナと笑っている姿や、嬉しそうな表情は、タレント時代にはなかったものだ。彼も、今までのそのまんま東としては味わえなかった「大物ぶり」に酔っているのだろう。その姿が、私には空虚にみえるのだ。これが宮崎県のPR、国民の目を政治に向かせるということではない、というのは明白だろう。

有名人知事として前長野県知事・田中康夫氏がいます。私は、彼を作家(ペログロ日記みたのを書く作家は最低)としても、過去の下半身の問題を含めて、好きではありません。しかし田中氏の県知事として、政治家としての仕事ぶりは評価しています。
田中氏の知事時代に行ったこと(ダム問題、空港問題など)、県知事としての県政の役割、政治に対する姿勢は良いと思っていました。(ただし主義、思想は別)。特に長野を行動の拠点として、マスコミとの関係、中央・東京と地方との距離の取り方などは、有名人知事として相当なものです。
彼は知事時代にもTBSラジオ「アクセス」に毎週出演し、県政を熱く語っていました。これこそ新しい県知事の姿かと思ったものです。この番組は夜10時からの地味な番組であったが、自分の意見を主張することは大切だと、感じました。この点が東国原知事との違いだと思っているのです。「マスコミは地味な公務は取り上げない」という彼の意見、これは間違っています。県知事の仕事とは地味な公務の積み重ねなのです。
マスコミに取り上げられたければ、彼は国会議員になるべきです。無知で無関心な馬鹿な国民を政治に目を向けさせたければ、県知事ではなく、国政選挙に出るべきなのです。
それに彼が宮崎県知事選に出たのは、まず政界進出の第一歩としてではなかったと、見られる節があります。知事選で善戦して、自民党(たぶん)のお声が掛かるのを待つといった地図を描いていたと思います。しかし、彼は当選してしまいました。これは世間の誰もが、驚いたことであり、本人が一番驚いたことでしょう。
ただ知事となった以上、知事の仕事をすべきで、彼は観光課の課長ではないのです。

それに東国原知事の件に関して、問いたいことは、マスコミ側にもあります。
現状の知事の持ち上げ方に異常なものを感じているのは、私だけではないとはず。
マスコミの彼の取り上げ方は、もうタレントや知事といったものを越えて、時代の寵児的なノリで煽り立て、世間を焚きつけているようだ。これに便乗するかのように、些細な行動までもが取材合戦のタネにされてしまっている。この状況は全盛期のホリエモンや亀田兄弟などに似ていて、今までこのように祭り上げられた人々は多くいるだろう。彼は、持ち上げられるだけ持ち上げられて、ブームが去ったり、問題を起こしたときに、一気に突き落される。東国原知事は今こうゆう状態にあるのだ。全盛期はいい、マスコミに好意的に取り上げられている間はいいだろう。しかし一旦、何か事を起こせば、持ち上げられている分、落とされる度合いも大きくなる。ホリエモンが時代の寵児だと担ぎ上げられたときの記事を読んでみると面白い。そこは、彼にへつらうような記事のオンパレードで背筋が寒くなるほどだ。それが事件後の記事といえばマスコミ総攻撃の袋叩き。マスコミは褒め称えた裏で、何かあったら叩き潰してやろうと手ぐすねを引いて待っていることを忘れてはならない。それに気づかず、マスコミに乗っかってしまうと、あとで大変なことになるということだ。(しかも彼はいま乗っかり過ぎている)
しかも、彼はいまタレントではなく、知事なのだ。だから問題を起こせば、それは命とりになるだろう。しかも迷惑のかかるのは、彼個人ではない、県民なのだ。

さて、私のブログの記事の批判に「どん底から政治学を学んで、知事になったのだから、過去を掘り返さずに応援してやってください」といったことが、書かれていたが、
私が彼に寄せる不信感は、かなり以前からあったということなのです。
私は三十代後半ですが、学生時代は、ビートたけしとその軍団の全盛期で大ファンでありました。当時はたけし軍団の番組が多くあって良い意味でも、悪い意味でも影響を受けたのです。それだけに、軍団のことはよく見てきたつもりです。そのまんま東に関しても「ビートたけし殺人事件」「明石屋さんま殺人事件」などといったミステリー小説(?)を読んだものでした。その、そのまんま東ですが、彼の下半身の事件が起こるたびにガッカリしたのを覚えています。ビートたけしや高田文夫氏がそのたびに遠まわしのお詫びのコメントをラジオで言ったり、雑誌に買いていたのを覚えています。私はたけしさんのファンのひとりとして、このとき大変失望したのです。しかも彼は忘れたころに何かをやらかすといった性癖があるようで、何度もがっかりしたのをいまでも思い出します。そして、彼はタレントとしての活動とは関係のないことをして、何やってんの、と思い続けていました。だから、県知事といわれても、どうにも釈然としないのです。それに彼のどん底とは、自分の起こしたことの結果による不幸で、これこそが因果応報ではないでしょうか。それは本当の意味での「どん底から這い上がる」といったこととは、ちょっと違うのです。私が彼に思うのは、また何かやらかしちゃうのではないかということです
それにこの私に対する批判コメントでは「(知事)が火だるまになるのを期待するのではなく、彼の手腕を信じて応援してください」と結んでいます。
私は知事が火だるまになるのを期待しているのではなく、火だるまになるだろうと予測しているのです。この点を間違えないで下さい。とても重要なことなので。

それに、私は彼に何も期待していません。私が危惧しているのは、パフォーマンス優先の政治家が増えるのではないか、資質のないタレント知事が全国に蔓延してしまうのではないかということです。(今度の国政選挙にその傾向が出ている。さくらパパに何ができる?)

以上。反論、批判受付けます。


最強の赤ちゃんはだれ?

2007-06-14 11:51:42 | 時事もの
私がひそかに興味を持っている赤ちゃんがいます。

それはジャガー横田とその夫の子供です。

なぜって……。

考えてみてください。ジャガー横田の体力と、東大医学部を出た夫の頭脳を掛け合わせた子供ですよ。どんな大人になるか、想像してみてください。これって考えられる最強の組み合わせじゃないですか。

きっと将来の日本を救ってくれるスーパーマンのような存在になるかもしれません。

でもジャガー横田の頭脳で、夫のように弱々しい性格の方を遺伝してしまったら……、まあそれはそれで面白いですけど。

東国原知事ってどうよ?

2007-06-12 21:33:12 | 時事もの
では、今日の話題は「東国原知事」です。どうなんでしょうか? 私は彼のことを認めていません。 「笑っていいとも」「とんねるずのみなさんのおかげです」などバラエティー番組に出まくって、宮崎にほとんどいないで、県政をしっかりと行っているのでしょうか。彼いわく、テレビに出ることとは、宮崎県のPR、国民を政治への関心を引かせるためと言っているが、本当にそれが県知事としての仕事なのだろうか。私には「そのまんま東」のタレントとしての活動にしか見えない。「知事」という責務はほかにあるはずで、彼の行っていることは市役所の広報係、観光課長ぐらいのレベルだ。宮崎県民も今は、彼が全国的に注目されているから、文句も出ないだろうが、ブームが去ったあと、きっと彼に政治的手腕や資質に欠けていることに気づくだろう。(まあ、そのときにはもう遅いけど)  マスコミに踊らされ、持ち上げるだけ持ち上げといて、最後に突き落として、落ち目になったら、足蹴にするような事態は今まで何度も見てきたはずだ。ホリエモンしかり、亀田3兄弟しかり……。ただのスポーツ選手やタレント(ホリエモンは活動がタレント並み)ならそれでもいいだろうが、県知事となれば話は別だろう。 それに彼が「そのまんま東」という芸名であったころは、どうだろう。彼が犯した下半身の犯罪はいかんともしがたいし、それに私は彼がタレントとして気の利いた面白いことをいったのを聞いたことがない。彼のネタは内輪の芸能人の話や、ナンパの話ばばかりで、芸人としての才能は全くなかった。彼が生き残れたのはタケシ軍団の最古参だというだけだろう。彼のことを「楽屋では最高に面白いが、本番はダメだ」とほかの芸人が評価していた。彼は今、県知事という最高に面白いネタを手にいれ、それを食い物にして、タレント時代することができなかった「テレビ出まくり」を行っているのだ。 今、私は宣言しよう「東国原知事は今に何かやらかして、火だるまになる」と。この記事を、数か月か1年後ぐらいあとに読んで、当たっているかどうかは分かるだろう。 読んだ方感想を……。