Web2.0 第7回

2006年08月09日 02時35分00秒 | Web2.0

パゥ>今日はなんですか?
中の人(以後、中)>現在の状況をちょびっと。
パゥ>ちょびっと? 前回は少しオーバーしていたような・・・。
中>気にしない。 検索エンジンは三つ巴の戦いまで語りましたね。
パゥ>したね。
中>Googleが先行して他社がそれを追いかける。 これが検索エンジンの流れになっている様に見えていた。 Googleの斬新なアイデアは検索の領域を広げたのです。 
パゥ>しかし、他社も大変だね。 新しいサービスを次々に出してくるGooleに注目が集まった後に作っても、「あっ●○も作ったのか」って程度しか思われない可能性ってあるじゃん?
中>Googleがスゴスギルのですよ。 タダでさえ技術はあるのに天狗にもならず、新サービスを展開してくる・・・。
パゥ>世間のイメージが付いてしまうね。
中>世界のWeb情報を収集し誰もが満足できる結果を提供する、と言う点ではGoogleとYahoo!が優位にたっており、 現状この2社に太刀打ちできないもようです。
パゥ>マイクロソフトはキツイ立場に立たされているのか・・・。
中>どうかな?。
パゥ>と言うと?
中>マイクロソフトはWindowsの
APIを公開しきっていなので、高性能なデスクトップ検索が開発できれば、まだGoogleとタメを張れる可能性がありんす。
パゥ>ほっほう!
中>三つ巴の戦いは、まだまだ熱いぜぃ。 
熱いついでにもう一つ、Googleを狙う企業の存在があるっす、検索エンジン戦争に加わる第4の企業は、
オンライン書店Amazon.comです。
 子会社の「
A9」は2003年に設立当初から、独自の検索テクノロジーのリリースを発表してきた。 同年設立と共に間髪いれず、親会社で取り扱っている本すべてのフルテキスト検索をスタートさせた。
 それは出版社200社以上の10万冊以上の本という膨大な検索対象を、スキャン&テキスト化し業界関係者を驚かすコトになる。
 これは今まで検索サービスの先駆けであったGoogleを出し抜く結果となった。
パゥ>おおっ!!
中>そして、2004年に検索エンジンをリリース。 結果を分類して伸縮可能なコラム形式で表示し、ユーザーの履歴の中から検索できる、個人向けの機能も持っている。
パゥ>ユーザー思いだね。
中>Googleも遅れながらも、一年後に書籍検索をリリースするのでした。 しかし、Googleは負けず嫌いです。 2005年にGoogleが買収した会社の3D地図ソフトの
Google Earthと月面が検索できるGoogle Moonを立て続けに公表した。
パゥ>むっ! 王者の座は譲らんと見た!! しかし誰が使うのかな月面検索?
中>検索エンジントリオに対抗したAmazonもよくやった!、かと思えばAsk Jeevesと言う新勢力もいた!!。
パゥ>まだいるの?
中>
Ask Jeevesは自然言語検索という純粋な情報検索の志向をしている。 検索結果はURLを表示するでなく、結果のページがそのような集合体に属していて、集合体がどのような玄人や権威によって主導されているのかを表示する仕組みになっている。 
2005年に日本市場に本格的に参加し、高いユーザーの支持を見せています。
パゥ>ほえほぇ。
中>でもね、今の現状でGoogleとYahoo!の2強が、頂上を争う形に変化は無いかもしれません。 新勢力の参入する余地は狭いのであります。 しかし、利用者が今後も増えると領域が拡大するにしたがって、分類が増える可能性がある。
パゥ>となると?。
中>今後は「だいたいな所の検索は大御所に頼る」として、細かい検索・専門的な検索になると「専門に特化した検索エンジン」の方が良いというユーザーも出るかと思う。
パゥ>なるほど,Googleは「検索エンジン」には特化しているけど、他の分野ではカラッキシって言うこともありえるのね。
中>はたして検索はどこまで検索できるでしょうか?
  


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2 コメント

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そこがスキ間 (ナス)
2006-08-09 11:21:41
先日紹介されていた「ロングテール」の別の側面。

現在のネット上のコンテンツやサービスの開設は非常

に低コストでできるため、大手にできないようなきめ

細かいサービスや、アイデア勝負で少ないながらも顧

客を獲得できれば採算が合う、という側面もあります。

ですから昔のように「定番」「売れ筋」以外は採算が

とれず消滅していく、ということがなく、しっぽがズ

ルズルと伸びていくのでしょう。



こういった大手にはまねできない、冒険的な試みや細

かい点を突いたものを「スキ間産業」などと呼んだり

するようです。最近耳にする「ニッチ」ってのも同様

の意味で、零細ながらも逞しい感じがしますね。



情報分野はニッチの入り込む余地がたくさん!我々も

2.0にレベルアップして商売のチャンスをゲット!

なんせ、コンピュータの内部はニッチ(二値)ですか

ら。(最後駄洒落かよ!)
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長いコメントありっ! (パゥ・パ・シェイラード)
2006-08-10 04:38:04
詳しいコメントありがとう!

しかし、最後にダジャレで落とすとは、さすがはメインコメンテーターw。

新しい仕事で年収あげたいっす、・・・マジでっ!
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