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Country Home on the Hill

田舎暮らし・バーニング作品の紹介

はちみつ

2014年08月26日 | 日記

ことし2回目の採蜜、セイタカアワダチソウの花が咲く前に。

この花の蜜は臭いらしいので今の巣箱の中の蜜と混ざらないようにしないといけない・・と先輩の

養蜂をやってる人からきいたので、実際のところは不明だけど。

秋の蜜はこのセイタカアワダチソウも含めてミツバチたちの冬のえさにするらしい。

ともあれ自然巣からと重箱式の巣箱から蜜の入った巣を3,4枚切り取って大きなナベに垂らした。

6,7リットルくらいあるのかなぁ、インスタントコーヒーの空き瓶や梅干の瓶を煮沸消毒して

蜂蜜をいれた、けっこうな量だ、自家消費には十分すぎるから息子夫婦に一瓶。

あとは欲しい人に売って、こずかい稼ぎしようかなぁ。

ミツバチを飼うってのは手が掛からなくていいというけど、掃除したり、台風対策したり、スズメバチ対策やら

それなりに面倒な場面もあるのです、蜂蜜を舐めなくても人生にはなんの問題もないから

めんどくさいなぁとおもうこともあります、ありますが、毎年分封するから結局捕まえて飼うってことになる。

家内なんぞは刺されるからって寄り付きもしないくせに「分封が始まったよー」って捕まえろ捕まえろっていうのですよ。

「おいしいねぇパンにつけてたべると」食うことだけは人一倍だ。

というわけで今年の採蜜は終わり。田舎ぐらしはいいよ。


吹上浜沖で

2014年08月14日 | 日記

我が家から車でちょっと走ると日本一の長さと言われるビーチがある、吹上浜だ。

夏は海がめが産卵に上ってくる、大昔はこの海がめの卵を採って近在の村に売り歩く人も

いたそうだが、今ではもちろんそんな人はいない。北朝鮮による拉致事件の場所でもある。

離岸流が発生しやすいビーチなので遊泳は禁止されているが対応力のある人やサーファは

海を楽しんでいる、オイラもたまーにキス釣りに行ったときなどはちょいと泳ぐこともあるし

せがれは海の子だから平気で泳ぐ、離岸流は沖に出る流れなのでこの流れに押されたらまず

浜へは帰れない、川を遡るようなものだからね。落ち着いて横に泳げばすぐに抜け出すことができる。

だから対応力って書いたのだけど、毎年ひとりかふたりは溺れてしまう。

東風の日などは海がベタナギだから浜から4,5mも先では泳いでいるアジなども見れるくらいの

透明度なのだ。浜から数キロ沖でも30mくらいの水深、海底には漁礁が入っているから魚も多い。

「明日からお盆だけど釣り、行きませんか二人で」ナベちゃんから電話。「行く、行く」「じゃ、港に5時で」

ひさしぶりだ、盆前だから漁師の船も少ない、海もベタナギ、快調に沖へ走る、気分最高。

釣開始、イサキの良い型が釣れる、入れ食いではないが順調に釣れる、型が良いので

10匹ほど釣ったらシイラを狙おう、しかし小型のアジが釣れない、べた底で狙ったら15cmくらいの

アジが釣れた、なんとか5,6匹釣りたいがイサキが掛かる、ときどきでかい何かがヒットして

ハリが伸びたり仕掛けがちぎられたり「大きなタイでしょうねぇ」。

なんとか4匹の小あじ確保、ナベちゃんには小あじが来ない、きっとイサキだけ狙っていたんだろう。

シイラの仕掛けに小あじを掛けて泳がせ釣り開始、船から20mくらい沖で流す。ナベちゃんが

「シイラ用のワイヤ持ってませんか」「あるよ、イシダイ仕掛けのワイヤ付なら」「それください、ついでに小あじも」

「いいや、貸してあげる、ナベちゃんにつれたら半分オレのもの、オレが釣ったら俺のもの」

ナベちゃんも船の後ろから仕掛けを入れた、餌は海に落ちたが浮きはまだ空中って状態でシイラが

船の下からひったくったのでナベちゃんも一瞬、状況を理解できず「ありゃーなんだ」リールがジージー。

海面に飛び出たので「でかいぞー」、ほかの仕掛けを全部巻き上げ、ナベちゃんとシイラの格闘を眺める。

ギャフであげるか聞いたら、「いや網でもいいでしょう」「そうかぁ、ギャフも準備しようか、どこにある?」

船のキャビンにあるギャフは真っ赤にさび付いてる、「これじゃ刺さらんぞ」

「しばらく遊ばして良い感じの写真をとろう」「早くすくってください」「いいやまだ待て、もっと良い写真を」

泳いでいるシイラの美しさよって言いながら。

ナベちゃんも限界、「はやくすくって」って言うから頭から網に入れたら一発でバキっと。

「言ったろ、網がもたないって」ギャフで引っ掛けようとするがなにせ錆びたギャフ、

「ちゃんと研いどけよ刺さらんじゃないかー」「もー何でももいいから引っ張りあげてぇー重いからもうだめ」

素手でハリスをつかんであげるのはとても危険だ、重いし暴れるからね、このやり方で手に深手のキズを

負った人を知ってる、幾針か縫うほどの傷、港に帰るまで苦しそうだった。

オイラは手袋をしていたのでヨイショっていいながらぶりあげた。

吊り上げたのもオレ、針もオレの、餌もね、だから半分俺のもの、約束どおりにね。

釣った本人の写真は撮らず、いかにも俺が釣ったって感じで「写真とってくれよ。」

「まだ釣ってくださいよ」「いや2匹はいらん、クーラーに入らん半分こしよや」

ふたたびイサキ釣り開始、なんてことだ船の下にシイラが隠れてる、けっこう良い型のイサキを

船の下で待ってひったくっていく、とても危ない状況「やめた、暑いし帰るべし」11時には終了した。

基本的にイサキ釣りは手釣りだから、シイラが掛かるととてもあぶない。

家へ帰って道具を洗ってビール、夜はイサキの刺身で焼酎・・たのしむべし。

 こんなすばらしいものが近くで釣れる、幸せだ

 

 

 

 


お天気

2014年08月10日 | 日記

パッしませんねぇお天気が。

毎週のように台風襲来、先月クチエラブに魚釣りに行った時は滅多に無い上天気で

海もべたなぎだったけどその後はぐずぐずな天気、晴天の日は暑すぎるし。

吹上沖はハガツオが沢山回遊しているそうだけどなかなか行けないでいる。

夏場はいろんな魚が釣れるから週いち位のペースでも行きたいんだけどお天気と船頭の予定が

合わないからズーッと行っていない、ましてや台風が来ると1週間は荒れるからね。

来週のどこかでいけるだろうから釣り道具は車に乗せたまま後はナベちゃんからの電話待ち。

絵を描いたり、木を彫ったりするのも最近は暑いからやっていない。山にも行かないから

犬たちもあきらめて寝てばっかり、連れて行ってあげたいのはやまやまだけどマムシがいるしねぇ。

草だけは威勢がいい、だから草刈ばっかりしている、犬がヤギのように草を食ってくれたら

いつでも放牧してやるんだが・・だから退屈な日々なのである。

デッキでタバコを吸ってたら目の前で弱肉強食の状態、ながながと土の中に居て、やっと

外の世界に出たと思ったら、とんでもないのが待っていた。

カマキリもともかく餌だけは食いたいから捕まえた、セミはセケンシラズだから状況がつかめないが

なにしろギザギザのとげが体に食い込んで痛いし、おぞましい顔をしたやつがオレをひっつかんで離さない。

短い命なんだから別なのにあたってよと言ってるような言ってないような。

しばらく攻防戦を眺めていたら騒ぎを聞きつけたキナコが木に登ってきた。「キナコ、やめろよなぁ」

つかんで木からおろしたら不機嫌そうだった、漁夫の利かよ。

カマキリもセミがあんまりにも騒ぐからまわりが気になって離したのである。

セミはションベンをして飛び去った。

 

  なんかピントが。


口エラブ島近海で

2014年07月21日 | 日記

2泊3日で魚釣りに行こう、せっかくだからね。夕方出かけて一晩釣るのがいつものパターン。

メンバーは沢山いるんだけど、師匠が厳選してオイラと有馬シゲちゃん、船長の4人、食い物の

買出しを手伝ってよ・・で午前10時に港に着いて船長の車で買出し。4人分、2泊3日分、結構な量だが

量販店で買うからそんなに金額は掛からない。みんなそろって11時に出港。

鹿児島湾はベタナギ、天気予報では奄美まで1mの波高。鹿児島湾を出ると少しは波がある、のが普通だが

まるで鏡面、いまふうに言えば「チョーナギ」か、昔の人なのでこんな言葉使いはしない、いらつくからね。

見渡す限り「あぶらナギ」、ときどき遠くでシイラかカツオが跳ねるのがはっきりわかる。

トビウオはずーっと遠くまで飛んでゆく、トビウオも驚いているんじゃないかねぇ、「オレの最長飛行時間達成なんてね」。

船はまったく揺れない、18ノットくらいでゆっくり行くから、景色を眺めて船長以外はビールで楽しむ。

4時間30分かかってクチエラブ島到着、 午後4時前、ぼちぼち釣りの準備、昼間は餌取りの小魚が多いから

それを覚悟で釣り開始、案の定美しい熱帯魚の攻撃だ、モンガラカワハギなどが掛かるが合間に

カスミアジや小型のハタ、重ちゃんが良い型のアカハタをあげた、日が沈まないと大型の魚はなかなか釣れない

下には居るんだけど小型の魚がじゃまするからね。

8時前になってやっと暗くなった、メアジ、ツムブリ、大きなカスミアジ、2,3kgのハタ、

船長が5,6kgのカンパチ、みんな楽しんでる、大きいのが釣れるたびに「おー」とか言うけど、こんどはオレだなと。

小潮だったので潮の流れが弱い、そのせいかビッグサイズが掛かってこない。

「ちょっと100mラインまで行くか」移動の前に晩飯、トーフとメシとカップメン。

100mラインでも潮の流れが弱い、それでも魚は食ってくる、小型とは言え、いい魚ばかりだ。

オオクチなんとかと言うギンチビキらしき魚がリールを巻けないほどのパワーで掛かってくる。

入れ食いである、40から50cm、そこそこ釣ったのでオイラはムロアジを刺身にして焼酎タイム。

3,4杯飲んだら眠くなった、「明日もあるからな、ちょっと寝る」、実はこれで今回の釣りは終わっていたのだ。

ほぼ一晩中入れ食いが続いたものだから、オイラ以外はみんなクーラーが一杯に。

オイラクーラーは150リッターだから余裕はあったが、みんな釣りすぎた。

翌日は硫黄島で釣り予定、適当に選別すればいいだろうなんて。

翌朝、竹島まで移動、港に入って待合室のトイレ拝借、それにしても港の中でもすごい透明度だ、

海がめも泳いでいる、飛び込みたいものすごく飛び込みたい、船長が「あとがべたべたになるぞ」

あきらめきれない・・がやめた。船の中で朝飯、どっかでゆっくり寝よう「どこで?」船のオーニングの

下が一番涼しいからここでいいや、とりあえず硫黄島まで走ろう、そこでゆっくりと涼んでビールなんて言ってたけど

「硫黄島の港には入らないよ、硫黄で船が傷むし、今日は日曜日で温泉も休み」

だから飛び込むなって言ったわけか、言葉が足りないぞ。

硫黄新島 という岩礁に船をつけて夜のための餌・・ムロアジつり開始、なかなか釣れないけど

ほかの魚、ハタやカスミアジが釣れる、このままここで明日までやるべしってなったが

師匠が「だめだ、氷がもたない、これいじょうここにいたら全部溶けるぞ」

「まあ十分釣ったし、帰ろうか」実はみんなへとへと、暑いしね、無い髪を引かれる思いで鹿児島へ帰港。

硫黄島からきっちり3時間、船長以外は爆睡「眠くておかしくなりそうだった」と船長。

「楽しかったね、だけど2泊3日はつらいね、夏は」・・・みんな納得、やはり一晩の夜釣りがいいね。


台風8号(たぬき)

2014年07月10日 | 日記

930hpの気圧で北上、宮古島や沖縄は75mの風が吹くだろうって予報で言ってる。

東へ向かってくれたらいいのに、小さなヘロヘロ高気圧がぐずぐず頑張っているから

都合の悪いことに東シナ海に入ってくる進路だ、台風の中心より右側だと厳しいことになる。

我が家は東シナ海に近いからこのコースでの進路が一番こまるのである。

まぁ我が家だけが困るわけではないけど。

ともかく天気のいい内に台風対策をと思って7月6日からはじめた。

まずはミツバチの箱の固定、最後の箱で外に出ていた蜂のかたまりに気がつかず

ロープを回したら蜂のかたまりに入ってしまった、怒りますよそりゃ、パチっと刺された。

一目散に逃げたが何匹も付いてくる、頭の周りにまとわりついて離れない、50mほど逃げた。

ほっとしてたらまた来た、しつこく何度も、1時間ほど近くに寄らずにいたら落ち着いた。

刺されてもそれほど痛くはないが、腫れてしまった。

窓にコンパネを付けたり、薪ストーブの煙突を外したり、犬小屋の雨仕舞い、ありとあらゆることを

やらないといけない、朝から夕方まで、すっかり疲れてしまった。

台風の右側に入るのが確実ならこんなことはしなくてもいいのだけどなぁ。

で、9日を迎えたわけだ、台風情報にかじりついてる、やっぱり東シナ海に入ってくる、

しっかり対策はしたけどそれでも心配、シナ海をまっすぐあがってくるなら通りすぎるのを待つのだが

今回は途中で東に向きを変えるんだという、ほぼ直角に「やっぱ、こっちー」。

えらいことだよ、ずーっと暴風圏に入りっぱなしじゃないか、いったいどれくらいの風が吹くのか

昼間でも怖いが、夜は雨と風の音だけだから不安は増える。

ヘルメットやライト、ロープ、レインコートなど用意して早めに晩飯、焼酎も少なめ、11時ころまで起きてたが

眠たくなって寝た、朝、情報を確認したら暴風域がなくなってた。よかったよ大した事もなくて。

犬たちは小屋の中までびっしょり、冬じゃないからいいけどね。

小さいころから台風は怖いのである。(備えあれば憂いなしってとこかねぇ)