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Country Home on the Hill

田舎暮らし・バーニング作品の紹介

古民家を買うことにした。

2015年12月08日 | 日記

世の中どこでもそうだが住む人がいなくなった家がたくさんある、特に田舎は子供たちも帰ってこないんだよって

言う古民家だらけである。だからそこそこしっかりした古民家を買おうと思えば買えるのだが・・だがである。

古民家に農地が付いてると買うのに非常に面倒なのである、「農地法」ってのがあって購入者が地元に住んでいないとか

耕作の経験がない(だれでも初めはそうなのだが)とか売り地が30アール以上なければ売買できないとか不思議な法律なのである。

売れることなら欲しい人に売りたいと思うのが人の思いであるがそうできないから荒れ放題になってしまう。

旦那も死んじゃったし自分も歳をとった、都会にいる娘が一緒に暮らしましょうって言うから行くことにした、そこで住まいと農地と

山林を売ってしまおうと思って売り出したが「農地法」が邪魔をするのである、市は若い人に田舎に来てもらおうと

補助金などを整備して宣伝しているけど、農地の付いている古民家は面倒だから途中であきらめてしまう、農地の付いていない

土地でもいいという人は問題なく安い土地や家が手に入るが・・・。

息子の嫁が田舎に住みたい、田舎で子供を育てたい、野菜を作ったり、果物を収穫したり、ニワトリも飼ってみたいって夢が

あるから何とかしてやりたいものだと思って今年はあれこれ動き回った、2,3良いものがあったがいろいろ問題があって

途中であきらめていたんだけどつい最近いい物件がでたよってアキラが連れて行ってくれた、ひと目で気にいりましたので

「買います」、そのかわり不動産業者は介入させないでやりましょうということにした、聞いて見ると、しんちゃんの親戚。

ますます都合がいい、家屋敷、農地、山林で1200坪、価格は書かないけど驚くほど安い、昭和2年に作ったものらしいけど

足回りもしっかりしているし、瓦も毎年業者に管理させているってものだから綺麗なものだ、馬小屋の屋根瓦も今年の台風で

傷んだのでしっかり取り替えた、家の中もトイレやキッチン、床などもリフォームしましたって。

息子にも嫁にも見せたら気に入ってくれた、あとは購入するだけ・・・・なんだけど「農地法」がね。

現在住んでる方も来年の3月までは住みたいということなのでこれも好都合、手付金を払ってあとは時間をかけて

農地法と対決していくつもりだ。

 南向きで日当たり最高 馬小屋 杉山と竹山付き


久しぶりにクリスと

2015年10月26日 | 日記

痛飲したよ、1年ぶりかどうか彼の隠れ家に御呼ばれした。

以前は毎週飲んでたが、忙しくなったらしくてほとんど一緒に飲まなくなった。

「誕生日だったな、たまにはおれんちでごちそうするよ」珍しいなぁ・・で出かけました。

ごちそう作って待っててくれました、すでにチビチビやってたらしくて上機嫌、

「酔っ払う前に料理の写真とれよ」って言う、「わかった写しとくね」

スイッチ入れたらバッテリ切れ寸前でチカチカ、なんとか写したのが下の写真。

クリスも来月は娘さんの結婚、いろいろとすることはないだろうが、なにかと気にはなるだろね

まぁ、しっかりものの娘さんだから心配ないよ。

そんな話はしなかったけど、あいかわらずの世間話、クリスは外で働いてるから話題も多いが

オレは田舎にいてほとんど出かけないので最近は頑固者になりつつある気がしている。

午前中は釣りに行ったり、午後からは草刈したりしたので少し疲れていたので

家内がクリスの家に送っていきながら「今夜は酔っ払うな」「おう、まちがいない良い感じで疲れてる」

「疲れていようがどうしようがあんたの場合はいつも一緒、ビンの底を見るまで終わらん」「そうじゃ」

食い始め、飲み始め、「今日なぁ、柴田君から電話があってな、イノシシが4頭、罠に入ってるけど1頭要るか」って

「今日はなにかとせわしいからまた今度って断ったんだが要れば貰ってやるぞ」

「行きつけの飲み屋もこのごろは手に入るらしい、燻製にでもしてあればもらうけどな」

なんて話から始まっていろいろいろ、ビール、ワイン、焼酎、またワイン、酔っ払うわなぁ

家内に電話したのか、気をきかして迎えにきたのか、いつの間にか車の中、

「よろけて彼を巻き込んで倒れたよぉ」って家内、よく覚えていないんだよ。よか晩でした。

 

  ビーフシチュウとかチキンソテーとか クリスも良い爺さん

 


グリズリーを手に入れた

2015年10月09日 | 日記

友達が鹿児島から北海道に狩猟に行っている。

物好きなものですよねぇって誰もが言う、オイラも若いころは狩猟をしていた。

栃木県に住んでいたこともあったがそのころは岩手県まで狩猟に行っていた。

ビーグル犬たちを車に乗せて前沢、平泉、胆沢、泊りがけで行ってたもんだ。

ビーグルだから獣が得意でキジなどの鳥類は二の次だったが、岩手県の田舎はスズメがいるように

キジが沢山居た、犬が居なくてもちょっとした藪に石を投げ込むとバタバタと何羽も飛び出したものだった。

だから鳥を狩るいぬがいなくても獣猟犬のビーグルでキジはたくさん獲れたものだった。

もっぱらウサギや狸、狐などを獲っていたが熊は見たこともなかった。

先に戻る、友達が鹿児島から北海道に狩猟に行ってる、主にエゾシカを狩りに行ってるのだか

シカ猟は思わしくないらしい。エゾシカのオスの皮をリクエストしていたが今年は出会いがなく「獲れないよー」って

連絡が来ていた、昨日の事、「熊が獲れた、皮が要るか」って電話「そりゃ要る、送ってくれ」

200kgのオスだったらしい、本日到着した。

頭と胴体の皮は別々にして送ってきた、とりあえず胴体の皮を処理するために頭と手足は冷凍した。

皮に付いた少しの肉と脂肪をきれいに取ってしまわないと「なめし」にならない。

昼過ぎからスキナーで切り取る作業を始めたが結局夕方になり終了、塩をまぶして明日の作業とする。

明日は別な予定があったけど、すべてキャンセル、なにせ貴重な「ヒグマ」、何をおいても明日は

なめし液に漬け込むまでやっちゃおう。

頭は冷凍庫でしばらくお休み、頭骨だけを残そうかどうしようか思案中。

  きれいな金毛の背中  大きいですなぁ

 


カンパチ釣り。

2015年10月06日 | 日記

昨夜、8時ころ「明日なんですが、釣りどうですか」ってナベチャンから電話。

「もっと早い時間に誘ってよ」なんて言いながら「何時出港?」「6時半でどうですか」「いいよ」

最近は10日に一度の割合で釣りに行ってるんだけど、釣果がイマイチ状態。

釣り師が言う「潮が悪い」。

本日も、いつものポイントから始めた、船が出る時「ナベチャンよぉ、いまカンパチシーズンだろ、沖より浅場から

始めたほうがカンパチ釣れるんじゃないのけ」「帰りにやりましょ、帰りに、まずは沖でイサキですよ」

まぁおいらのほうが年上なんだけど、船頭の言うことをきいておくか・・で、沖へ。

前回も「潮が悪いなぁ」状態で貧しい結果、たまにイサキが掛かるとサメがかっさらっていくし、その度に仕掛けは切られる。

本日もまったく同じ状態、なんとか食べるだけのイサキを確保した時点で「場所、かえましょ」で浅場へ移動。

イサキのポイントが35mくらいだけど浅場は25mくらい。

コアジがいっぱいいるはずだし、それのまわりにカンパチがついているはずだ。

第一投目、コアジがプルプル掛かったぞ、瞬間にゴトゴトって当たり、カンパチだぞカンパチ、

「やっぱり朝から来るべきだった」2kg弱のカンパチ、っていってもその子供。(ネリゴ)

2投目もプルプルのあとゴトゴト、連ちゃんですよ、30分ほど入れ食いが続いてその後はぱったり止まった。

よかったなぁ、今夜は美味しい刺身が食える、焼酎がうまいぞなんて言いながら本日の釣りは終了。

港まで15分、港からお家まで10分強、昼飯食って魚をさばいて、小あじはぶつ切りにして猫たちに「ホイ」

カンビール1本飲んで休憩。

もうすぐ65歳、これからも好きに生きて行くぞ。

  カンパチのこども・・ネリゴ、どこでもそんな呼び方なのかねぇ。

 11月1日から3日まで恒例のアート祭り、追い込みで作業中。(それでも釣りは行く)


「認知症」

2015年10月01日 | 日記

ほぼ10年前の同時期に田舎くらしをはじめた「T]さんの奥さんが数年前に「くも膜下」の病にたおれた。

ご主人は大変な心配をされたのだったが、幸いにも一命は助かった。

その後、リハビリも順調、外に出ることもできるようになり近所である我が家にもひんぱんに遊びにこられる。

「人とお話をする」・・これもリハビリのひとつなんですよ、確かにそうなんだろうと思う。

病に倒れる前は元気でやさしいおばちゃんだったが、やはり病が人としての機能の一部を持ち去ってしまったのだろう、

軽い認知症になってしまった。絵描きのご主人は絵描きどころではなくなり日常生活の女性担当部門まで男がやらなければ

ならないことになってしまったが、ほんらい優しさの塊のような「T」さんは楽しそうに奥さんの面倒をみている。

どこに行くにも一緒になってしまったから夫婦の終盤はこんなものなのだと思っているのかもしれない。

「T」さんは、奥さんがこん睡状態にあるときに様々なことが頭をよぎったという。

もしも俺がこうなったらどうだったんだろう・・認知症はそれまで身近なものではなかったが、嫁さんが病にふせっているときに

考えたことを紙に書き留めて詩が出来、それが歌になった。

老年男子Aが歌う「もしもわたしが」である。ラジオで紹介されテレビで放映され、あちこちの施設から講演依頼が殺到し

忙しい毎日となってしまったが、あいかわらずどこに行くにも奥さんといっしょである。

興味のある方は「makuake」で検索してみてください。