台風6&7号に翻弄されて、盆休みの行く先が定まらない
間近になって、大保子谷日帰り遡行に決めた
前日13日偵察時、水量の多いのが多少気がかりだったが
14日朝の水量は落ち着く傾向が見てとれて
気分よく入渓した
堰堤を2基越えて、河原歩き
10m滝あたりから沢登りらしくなる
両岸がまっすぐ切り立った函型の渓相に、ナメや滝や釜が現われる
谷に日射しが届くと、水の流れが色づいて輝く
水と岩が美しい渓の表情に、感嘆の声が思わずあがる
ゴーロ帯と右岸からの大崩壊地をこえる
大保子橋
平水なら橋の下を簡単にくぐってゆけるが、
きょうの水量では無理しない
下二俣、右俣は'19年8月に遡行済み
やがて両岸にキレンゲショウマの群生地が連続する
H=1500mあたりまで見られた
上二俣、右からの滝が末端しか写ってないが、全体でY字を構成している
Vの間を高捲き
いよいよ谷の源流の雰囲気が出てきた
うまく瓶~西黒森のコルにぬけた
下部の函状谷と上部のキレンゲショウマ、
この谷のいいところを味わえた一日だった
水量が多いのもムードを盛り上げるのに一役買ってくれた
つまりいい季節いいコンディションで大保子谷を遡行できたようだ
再訪したくなる谷だった
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