大寒が近づいても暖冬のおかげで、
四国は、
アイスクライミングが出来ない状況が続いている。
分厚い氷を探して、
瓶ヶ森上部まで登ることにした。
東之川を5:40出発。
近づきつつある南岸低気圧の影響で、
午後からは下り坂、雨の予報がでていた。
ある意味、時間との戦いでもあった。
積雪は少なく、
4時間ほどでアイスエリアに到着した。
装備を身に付けて、
準備が整い次第早速アイスクライミングを開始!
30mの氷瀑に取り組む。
見上げると、最上部2mがバーティカルで、
下部はおおむね少し寝ている形状。
三回目のトライはリードもどきでトップアウトして懸垂下降する。
アイススクリューをねじこみ、、
支点を作りながら、
30mを通しで登ってみると、
力を無駄に使えないことが実感できる。
ロスなく省エネで登ることが肝要のようだ。
14時前に終了とした。
気が付くと灰色雲で空が低く下がってしまい、
石鎚山の北面も隠れてしまった。
強い南風も吹き始めたが、
このアイスエリアはうまい具合に風の回り込みがなく、
体を冷やす思いをせずに一日クライミングを楽しめた。
今にも降りだしそうな鉛色の空に負けじと急いで下山する。
東之川に到着するやいなや雨が降り始めて、
「早出は三文の徳」とつくづく思った。
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