はなまるバカンス

読書とかTVとかゲームとか。
感想はネタバレ気味なのでご注意あれ。

2016.01月の読書メータまとめ

2016-02-01 | 読書(その他)
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6180ページ
ナイス数:101ナイス

収穫祭〈上〉 (幻冬舎文庫)収穫祭〈上〉 (幻冬舎文庫)感想
図書館。首尾木村で大量殺人事件が発生。生き残ったのは3人の中学生と教師。そして数年後…、というお話。3人のうちの一人の目線での出題編はとにかく沢山死人が出てきてさぁ大変、なのですがサラリと読みやすい。が、モノは西澤保彦の読み切りもの。マユちゃんがセッしたら人格が変わって殺人狂とかB級どころじゃなく宇宙人や超能力者のZ級が出てくるかも、のつもりで読みました。
読了日:1月2日 著者:西澤保彦
収穫祭〈下〉 (幻冬舎文庫)収穫祭〈下〉 (幻冬舎文庫)感想
図書館。ネタバレ感想注意。西澤さんということを考慮すれば犯人はまぁ予想の範囲内におさまったかな。記述者の記憶がしばしば途切れたり目線がブレたりするので何か隠蔽しているんだろうなと思いながら読んでいました。作風として何かというと逆上したりタガが外れて狂気に走る人物(特に女性)多すぎやしませんかね。
読了日:1月2日 著者:西澤保彦
過ぎ行く風はみどり色 (創元推理文庫)過ぎ行く風はみどり色 (創元推理文庫)感想
図書館。ネタバレ感想注意。猫丸先輩シリーズ。亡き妻を呼び出し謝罪したいという引退した不動産業者、霊媒師、霊媒師のインチキを科学的に証明するという研究者が相次いで亡くなる。殺人事件はおこるのだけど、爽やかな読み口。最近語り手が信じられないのとか主人公が最後に暗黒微笑みたいなの多かったせいかホンワカしますのぅ。普段大人しい父がフミさんのアレで激高するとこ泣いた><
読了日:1月3日 著者:倉知淳
黄金色の祈り 文春文庫黄金色の祈り 文春文庫感想
図書館。「僕」が吹奏楽部に所属していた中学時代ある女生徒のアルト・サックスが盗まれる。数年後、中学の廃校舎の天井裏で遺体が発見される…その傍らにはアルト・サックスがあった…。推理モノといっていいのかな?殆どが「僕」の万能感、自意識、欺瞞、逃避などの描写。自伝的小説と言われることもあるようだけどリアル西澤氏の状況を知らないのでよくわからん。主人公が他に責任を押し付けるばかりなので読後は苛々するか鬱々しますね。
読了日:1月3日 著者:西澤保彦
かわいいひと 2 (花とゆめコミックス)かわいいひと 2 (花とゆめコミックス)感想
見た目のせいで人に恐れられる花園さんとミスに選ばれちゃうくらいの日和さんのカップル。ひよりさんのお兄さん花園さんより年下か。じゃあ「お兄さん」て呼ばれる筋合いないよね確かに^^
読了日:1月5日 著者:斎藤けん
トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)感想
特撮オタであることを会社では隠し続ける仲村さん。けど辛い時ピンチの時には心の中でヒーローが道を示してくれる!オタ仲間?と巡り会ったときどこまでの深度か傾向が自分と似てるかとか探り入れる感じとか、特撮に限らずオタあるある漫画。仲村さんの心の叫びがとにかくイキオイあっていい!
読了日:1月6日 著者:丹羽庭
トクサツガガガ 2 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 2 (ビッグコミックス)感想
本を読みたい!TV観たい!帰って寝たい!はなぜ「用事」として認められないのか!にはほんとソレ、と共感の渦!吉田さんや任侠店員マジメ小学生ダミアンなど着実に仲間?を増やしてきた仲村さんに暗雲が。他部署にやってきた彼女はオタに憎しみを抱いているようで?の巻き~、が始まりそうです。
読了日:1月7日 著者:丹羽庭
トクサツガガガ 3 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 3 (ビッグコミックス)感想
オタあるある漫画。仲村さんの仲間とともにジュウショウワンやラブキュートやエマージェイソンなどの作中作も増えてきてシーンのチラ見せさせられるからそっちのストーリーも気になってくるぞ。カバーめくったところの四コマも可愛い。
読了日:1月11日 著者:丹羽庭
トクサツガガガ 4 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 4 (ビッグコミックス)感想
「全てのものは最終的にはみんなゴミだ!!」そうですおね。「役に立つ」から「好きになる」わけじゃないしな~。カラオケ回はクライマックス感ある。
読了日:1月11日 著者:丹羽庭
海街diary 7 あの日の青空 (flowers コミックス)海街diary 7 あの日の青空 (flowers コミックス)感想
すずがサッカー特待生受けるの決めたり、姉さんたちに新たな恋が始まったり、それぞれ決意して一歩進んだ巻なんだけど全体的にしんみり感というか湿っぽさ?が漂うんだよな…。 あとチカちゃんのヒキは気になりますね~。
読了日:1月11日 著者:吉田秋生
シュトヘル 12 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)シュトヘル 12 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)感想
大きな目的のために泥をすすってでも生きる、と決意したユルール。いつの日にかシュトヘルと生きてゆくことはできるのか?ところで虎の男兄さんも生きてるよね。居酒屋あの世はいつも楽しそうです。
読了日:1月16日 著者:伊藤悠
山内一豊の妻の推理帖 (光文社文庫)山内一豊の妻の推理帖 (光文社文庫)感想
図書館。お側仕えの人間が皆見張りあっている、あるいは手が塞がった状況で信長の膳に毒を入れたのは誰か、山内一豊の妻・千枝の推理が光る。鯨統一郎氏っぽい軽い読み口の歴史バカミス?解釈が心地よい。軽くなんか読みたい時に。ところで「千代」ではなくこの本では「千枝」なんですね…すっかり思い込んでてずーっと「千代」で脳内に入ってきて違和感もまったく感じなかった。読メのレビュー読んで初めて気づいたわ…
読了日:1月16日 著者:鯨統一郎
日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)感想
図書館。多分大昔に読んだことあるんだけど最近「過ぎ行く風はみどり色」を読んだので猫丸先輩シリーズおさらい。いろんなカラーの短編をおさめつつその作風に付いてのオチも有り。ルポライターの人には「ああなんという~であろうか」調文章が多すぎだよ!と突っ込みながら読んでた。
読了日:1月17日 著者:倉知淳
灰の中の悪魔 (光文社文庫)灰の中の悪魔 (光文社文庫)感想
図書館。花園学園の仲良し三人組の活躍。恐喝事件の黒幕を探る。この三人組のパイロット版ともいえる「鏡の中の悪魔」って大昔に漫画化してたやつとは違うのかな?検索したら「悪魔のファンタジー」って出てきたけど雑誌掲載時は「鏡の中の悪魔」だったような気がする…
読了日:1月19日 著者:赤川次郎
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)感想
図書館。泡坂妻夫の壮大なる企み!未読の人に「しあわせの書」の秘密を明かさないでください。と冒頭にあります。ガンジー一行は死んだと思われた人々が各所で目撃されたことから好奇心を刺激され、ある新興宗教の後継者争いをめぐる陰謀に巻き込まれてゆく…というあらすじ。作者の手間を思うと気が遠くなります…ひと味違う衝撃をあじわいたい方に。
読了日:1月20日 著者:泡坂妻夫
キングダム 41 (ヤングジャンプコミックス)キングダム 41 (ヤングジャンプコミックス)感想
呂不韋との戦いが終わり中華統一編のはじまり。楚の国でも大きな政争と変化が起こっていた。六将入りを目指す信の隊は桓騎の隊に組み込まれて…という巻。桓騎はゲスいけど不思議な魅力のある人間で飛信隊の分裂を狙っているのかなー。
読了日:1月23日 著者:原泰久
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 1 (ビームコミックス)碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 1 (ビームコミックス)感想
男装の女王ハトシェプストの物語。いまのとこの彼女が女が王になれなくて悔しい!って癇癪起こして暴れてるように見えて…。父の望みで兄を夫に迎えて王にしたんなら反発して公務休んでないで夫の横に並んで統治して自分の才覚を見せればいいのに。…てわけでキャラの魅力が伝わりづらかった。エジプト×漫画は興味あるので次巻でどう成長してくのか気になります。ハトシェプストむかし山岸凉子氏が描いていたなぁ~。
読了日:1月25日 著者:犬童千絵
王妃マルゴ 4 (愛蔵版コミックス)王妃マルゴ 4 (愛蔵版コミックス)感想
プロテスタントとカトリックの和平のためにナヴァルのアンリ王子と結婚することになったマルゴ。登場メンズがだいたい情緒不安定というか急に激高するので、そん中でナヴァルのアンリはそこそこ高め安定だと思うの。事態はどんどん不穏な方向に進んでるので次巻が怖いですね…
読了日:1月29日 著者:萩尾望都
トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)感想
「みんなカワイイとか言いだしたらリーチ」わかるわかるぞぉ。言ってるわ。しかし出インパクトが薄れてきたので少々マンネリ展開も?何かある→仲村さん怒る→特撮に絡めてナットクorいい話、ばかりじゃなくて合間に過去話とか挟んでると新鮮でいいですね。
読了日:1月29日 著者:丹羽庭
マリオネットの罠 (文春文庫)マリオネットの罠 (文春文庫)感想
図書館。ネタバレ感想注意。多分大昔に読んでるとは思うのだけど何一つ内容覚えてませんでした。最後のオチについてはヨーロッパ側の組織を動かしてたのは誰だ?って前振りがあったので(流れからしてすでに登場してる人物ですよね…)読めたかなぁ。赤川氏の短編はラスト悲劇的なのが多いよね。
読了日:1月31日 著者:赤川次郎
Kの流儀―フルコンタクト・ゲーム (講談社ノベルス)Kの流儀―フルコンタクト・ゲーム (講談社ノベルス)感想
図書館。雨とともにやってきた転校生。迎え撃つは世紀末ヒャッハーな不良ども!…という、脳内絵ヅラは完璧永井豪のバイオレンスものでした。昭和かよ!でもまぁこの目茶苦茶っぷりがメフィスト賞ぽい^^こういうお約束を楽しむものなのでしょうが真剣が出てきて真っ二つ!とか腕一本くれてやる覚悟で、の辺りでちょっと笑ってしまった。
読了日:1月31日 著者:中島望

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