かまどベンチ

防災用に浅井戸を掘ったが、今度は近くに火があればイイね。ということで井戸の近くにあるベンチを改良して、かまどを作ることにした。かまどベンチというのは、普段はベンチとして使い地震時には炊き出しのかまどに変身するという代物で、イベント時のバーベキューにも利用できるものが良いね、ということになった。この種のベンチは世の中にはいくつか例があり、既製品も販売されている。

われらの団地では、新規につくるのではなく、既存のベンチを改良し、背もたれも付いた方が良いなどという輩も出てき、結局は既存のベンチの鉄パイプを残し、足の部分を耐火煉瓦（約70個）で壁を作ってかまどにし、座面と背もたれは安いＳＰＦの板を使うことにした。

図面は昨年10月ごろには出来ていたが、寒くなったのでほおっておいたが、桜も咲き始め、今年の花見にはＢＢＱをやりたいね。
という自治会長さんの要望もあり、急遽実行になった。

耐火レンガと板、少々の備品（炭床、焼肉網、鉄板等）を合わせておよそ3・5万円　、3日間のかかってしまったが、3月20日ようやく完成し、3月3０日の花見には間に合った。苦労したのは既存のベンチの鉄パイプがゆがんで（ずれて）おり、定規にならなかったことで耐火煉瓦の加工、レンガの目地を薄くすることが最大の難関であったが何とか仕上がった。