The days of pat woodworking

気持ち良く使い続けられる家具を目指して

エボニーの肌触り。

2019-06-24 06:01:55 | Weblog


世界に流通している(流通していた)黒檀には何種かあります。
これはその中でも褐色と黒のシマシマ模様が印象的な縞黒檀。

黒檀の比重は基本的に水よりも大きいので、重く、そして硬い。
通常使用している材と比べると研磨や磨きの工程はメチャクチャ時間が掛かけど、艶のある仕上がりは抜群にいい感じ。
導管も大きくないので、ツルツルの肌は漆で仕上げたような感触になる。

色んな人に試してもらいたい肌触り。





唐木のスツール。

2019-06-13 05:34:26 | Weblog


エボニー、ローズウッド、ウェンジ、カリンなどの硬い木でスツールを製作中。
素材が丈夫で重いので、定番で作ってきたスツールよりも部材を細くしたり薄くしたり。
スラリとした印象になるように脚の開き勾配も少し大きくした。

硬いので少々ラフに使っても100年位は使えそう。
座面を張り替えたり、たまにオイルでメンテナンスしてもらえれば200年なんて期間も使ってもらえそうな気がする。

素材の持つ雰囲気、表情はなかなかに良い。