
父の入院先の病院へと向かう電車の中で
一際目立つ中吊り広告に思わず注目...
東野圭吾さんの原作「麒麟の翼」が
映画化されるということを知りました。
広告には阿部寛さんの顔が見えたので...
と言うことは、以前TVドラマで観た「新参者」と同じ
加賀恭一郎シリーズかしら...?
そう思って書店に寄り道。
昨日思い出した戴き物の図書カードで買ってみました。
「長身で彫りの深い顔立ち」と描かれている加賀恭一郎氏は
阿部寛さんの外観とイメージがぴったりです。
阿部寛さん、もう少し滑舌がよろしいと一層
イメージ通りかもしれませんね。
小説の舞台は日本橋です。
日本橋の橋そのものの中央にある翼のある麒麟像にもたれるように
男性が倒れているのを警官が発見、胸にはナイフが刺さり...
そこからお話しが始まっています。
一つ屋根の下に暮らす家族でも、知らないことがたくさんある。
そんな風に展開していくようです。
被害者の家族も被疑者の家族も、マスコミの攻勢にさらされ
苦しい思いの日々。
加賀恭一郎氏は、独自の視点から事件の本当の解決を目指し
ひたすら現場付近を歩きまわり、手がかりを見つけていきます。

今年の初めに七福神巡りをした日本橋~人形町が
「新参者」と同じように登場してきて
加賀氏と共に街を歩いているような気持ちになります。
やはりお参りしたことのある神社が出てくると
身近に感じるものですね。
七福神めぐりのコースが繰り返し登場します。
病室で、父を見守りながら少しずつ読んでいます。





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