

●= ニンテンドーDS『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』 =●
2005年5月19日に発売されました。当時の価格は、2,667円(税別)です。
任天堂より発売された、脳の活性化や老化防止を目的とした、トレーニングソフトです。
簡単な計算を繰り返したり時計の時間を読み取ったりなど、分かりやすいルールのトレーニングが色々収録。「脳年齢チェック」で、成績を「脳年齢」という言葉で表すというのも、大きな特徴でした。
最初はそこまで存在感が大きくなかったですが、確実にじわじわと売れていったことにくわえ、様々なメディアで取り上げられたことで、例にないレベルのロングセラータイトルに。日本で約380万本、世界で約1,900万本を売り上げ、のちに「脳トレ」という流行語を生み出すことになります。
私は、発売日に購入して楽しませてもらいました。
ゲーム業界にとって大きなターニングポイントとも言える作品で、これを機に様々な脳トレソフトが世に出て、そこから実用系ソフトへの展開につながっていき、それは今もなお根付いています。まあ、その様を、全てのユーザーが快く思っていたわけではないでしょうけど。
私個人としては、やっぱりこういう開拓は大事だと思うわけです。基本、開拓をやめた業界って衰退していっちゃうものですから。ましてや、デジタルな業界だと、なおさらです。
そろそろ、今の3DSやWii Uにも、こういう新たな開拓の1ページが開かれるような作品を望みたいですが…ま、簡単ではないですよね。

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●= スーパーファミコン『ファイナルファイト2』 =●
1993年5月22日に発売されました。当時の価格は、9,000円(税別)です。
カプコンから発売されたベルトスクロールアクション『ファイナルファイト』シリーズの、2作目になります。
前作に引き続き登場のパワフル市長「ハガー」にくわえ、新たにくノ一の「マキ」、謎の日系アメリカ人「カルロス」が登場。前作に壊滅させたハズの「マッドギア」が残党をかき集めて結成した「新生マッドギア」に立ち向かいます。シリーズで初めて、2人同時プレイが可能になりました。
なお、海外ではWiiバーチャルコンソールで配信中だそうですが、日本では配信されていません。
当時、前作と比べると、登場キャラクターの存在意義が弱かったり難易度が易しくなったりで、前作を楽しんだ人には評判が良くなかったそうなのですが、私は今作がシリーズ初プレイでしたので。何のしがらみもなく、楽しむことができました。
難易度が易しくなったとか言っていますが、当時私は1人でプレイして、けっこう苦労したと記憶しています。初代からプレイしなくて、正解だったかもしれませんね。
そういえばこのシリーズ。リメイク作品を除くと、新作が出たのは1999年の『ファイナルファイト リベンジ』が最後ですが、海外では2006年に『ファイナルファイト ストリートワイズ』という現状でのシリーズ最新作が発売されています。やっぱり、日本より海外のほうが人気なんでしょうか?
昨年のこの週に取り上げたゲームソフト :
5月19日 = ゲームボーイアドバンス『ぶらぶらドンキー』(2005年)
5月21日 = ファミコン『ジョイメカファイト』(1993年)
5月23日 = プレイステーション『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』(1997年)
最近取り上げたゲームソフト:
前回(5月11日~5月17日) = Wii『突撃!!ファミコンウォーズVS』(2008年)
前々回(4月27日~5月3日) = N64『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』(2000年)/SFC『新・熱血硬派 くにおたちの挽歌』(1994年)
前々前回(4月20日~4月26日) = GBA『MOTHER3』(2006年)/DSDS『nintendogs』(2005年)