『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 理系編』
対応ハード : DSi(DSiウェア)
開発・発売元 : 任天堂
配信開始日 : 2008/12/24
販売価格 :800DSiポイント(=800円)
ジャンル : 脳活性化ソフト
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 51ブロック
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●脳トレブームの立役者、DSiに進出
今作は、2006年に脳トレブームが起こるきっかけとなった『脳を鍛える大人のDSトレーニング』のシリーズ最新作となるタイトルです。
これまでのシステムを基本にし、DSiならではの機能も追加された内容となっています。
●何が変わった?
基本的なことは変わっていません。
・1日1回脳年齢チェックに挑戦できること
・いろいろなトレーニングに挑戦できること
・トレーニングをプレイするとカレンダーにハンコが押され、ハンコの数によってトレーニングや機能が追加されること
・ポリゴンの川島教授がいろいろ喋りまくること
主に追加された内容は、以下の内容です。
◆セーブデータに顔写真
セーブ作成時にカメラ撮影で顔写真を残す機能が追加されました。
まあ、顔がイヤなら、何か物を写してもいいですけど(笑)
◆カメラやマイクなどを使ったお題を楽しむ
カメラやマイク入力を使って、お題を顔や声で演じて楽しむモードが追加されました。
お題で挑戦した内容は保存され、アルバムとしていつでも見ることができます。
◆段位挑戦
脳年齢が20歳(一番低い年齢)になると、新たに追加されるモードです。(脳年齢が20歳じゃなくなると消えるかどうかは試していません)
脳年齢とは別に「段位」というものが出てきて、各段位で用意されているゲキムズ課題に挑戦することが出来ます。クリアすることで段位が上がっていきますが、挑戦できるのは1日1回です。
◆「細菌撲滅」で途中セーブができるように
『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』で登場した、タッチペン操作するドクターマリオ「細菌撲滅」が、今作にも収録されています。
今回は、ステージクリア時に「保存して終了」を選択することで、保存して次のレベルから再開することができます。
◆その他どうでもいいプチ追加
常にいろいろ喋り続ける教授ですが、ウザイという人のため用に、一定のハンコを集めると「設定」で、教授があまり喋らないようにできます。
まあ、プチ要素すぎますが(笑)
◆partygameの評価◆…80点(100点満点)
ちょっとトレーニング数は少なくなりましたが、楽しみ方は変わらず
800円ということもあり、トレーニングは約半分くらいしかありません。ただ、それ以外は変わりなく楽しめますし、上記で紹介した追加要素もありますから、そんなに過不足は感じません。
どうしても物足りないなら、理系編と文系編を両方ともダウンロードして楽しめばOKです。私は理系派なのでそっちしか買っていませんが。
演技で楽しむお題は、ちょっと恥ずかしいのであまりプレイできないかもしれませんが、友達とかとやってみると面白そうだと思いました。
また、トレーニングの繰り返しだけで飽きそうな人用に追加された「段位挑戦」は、挑戦のしがいはあると思います。本当にゲキムズで、苦手なトレーニングが来たらクリアできそうもないですが。
毎日ちょっとだけプレイする脳トレソフトが、ダウンロードソフトとしてコンパクトに収まった今作。
経験のない人も遊んでみてもらいたいですし、以前にプレイしていた人は久々にプレイしてみてもいいと思いますよ。