セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DSiウェア『うつすメイドインワリオ』 インプレッション

2009年07月10日 09時10分58秒 | 【旧】購入・レビュー話


うつすメイドインワリオ
対応ハード : DSi(DSiウェア)
発売元 : 任天堂
開発 : インテリジェント システムズ
配信開始日 : 2008/12/24
販売価格 :500DSiポイント(=800円)
ジャンル : うつす瞬間アトラクション
プレイ人数 : 1~2人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 43ブロック

DSiウェアについてはこちら


●今度は、5秒で手や顔を動かすプチゲーム
今作は、数秒で終わるプチゲームが特徴の『メイドインワリオ』シリーズ最新作です。
DSi本体内蔵のカメラを使って、自分を映して遊びます。


●ゲームの流れ
タイトル画面から、遊びたいプチゲームのタイプを選択します。

◆ワリオ 動きの激しいプチゲーム
◆モナ 狙って合わせるタイプのプチゲーム
◆ジミーT 1シーンを演じるタイプのプチゲーム
◆カット&アナ 2人で協力プレイするプチゲーム

まずは、遊園地が舞台ということで記念撮影。その後プチゲームに入ります。
毎回プチゲームが始まる前に、まず顔や手の認識チェックが入ります。顔や手のマークが表示されるので、それに顔や手が合うようにカメラに映ってください。
認識チェックOKが出ると、プチゲーム開始。手や顔を動かしてみたり、いろいろやってみて、プチゲームを攻略しましょう。

1つのコースでプチゲームは5種類出てきます。
全てのプチゲームが終わった後は、成功したプチゲームのみ、自分の動きの様が撮られたアルバムを見ることができます。なかなか、くすぐったい気分ですね(笑)

ちなみに、スタッフロールにも顔を使ったミニゲームがありますよ♪


◆partygameの評価◆…74点(100点満点)
いろいろな意味で、実験作?

とりあえず、まずボリュームが少なく感じるのは間違いないです。まあ…500円だからと言われるとそれまでなんですが、プチゲーム20種類で終わらせるのももったいない感じがします。
むしろ、スタッフロールのミニゲームが超長くて、しかもスコアも残るので、なぜコチラのほうがしっかり遊べる内容になっているの?と思ったり(笑)

しかし、そこに使われている機能はけっこうすごいものなんだろうな~とは思います。いわゆる『Eye toy』みたいなことが携帯ゲーム機のカメラでできるわけですし、動きの反応も思ったよりはよかったです。(たまに認識がうまくいかない時もありましたが)
あと、試しに部屋を暗くしてプレイしてみたんですが、ほとんど問題なく動いていました。もしかして、温度とかで見ているのかな…?とか思ったりして、何かすごそうなことだけは分かりました。

あと、メイドインワリオらしさは充分残っていたとは思います。
プチゲーム終了後に、撮られていた写真を見たりして感じる「くすぐったさ」は、このシリーズならではという感じはしました。
もっとも、プチゲームが始まる前に毎回認識チェックが入るので、どうしてもテンポは悪くなりますけどね。まあ、そこはそういうものだと思っているので、特に気にしてはいません。


…ということで、色々な意味で実験的に発売されたような感じの今作。面白いことは面白かったので1つのゲームとしては全然ありですし、機能的にはすごいものを使っているんだと思いますが、すごい機能に見合っただけの魅力を感じたかというと…イマイチピンと来なかったという感じですね。
とはいえ、どうしても認識チェックが必要なせいでテンポが悪くなるのは仕方ないところなので、パッケージソフトとして発売するのは難しかったのかもしれません。そういう意味では、これはこれで完結、ということでいいのかもしれませんね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DSiウェア『ちょっと脳を鍛え... | トップ | PSP『なりそこない英雄譚 ~... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

【旧】購入・レビュー話」カテゴリの最新記事