任天堂ゲームセミナー2008受講生作品のトリは、『かおサピエンス』です。
顔しかない生物「かおサピ」を作って遊ぶというものです。
◆「かおサピ」作成
まず、「かおサピ」を作りましょう。
輪郭、髪型、まゆげ、目、鼻、口のパーツを決めて「かんせい」をタッチします。
◆「かおサピ」をいじってみる
作った「かおサピ」を色々いじってみましょう。
顔のバランスを調整したり、飾りを付けてあげたりできます。かおサピをつつくと、色々喋ります。機械音で(笑)
◆メニュー画面
・つくる
新たに「かおサピ」を作成します。作成できるのは最大4つまでです。
・いじる
選択した「かおサピ」をいじることができます。
・アルバム
「かおサピ」を使って写した写真がいろいろ並びます。
・つうしん
おそらく受講生作品としては初のワイヤレス通信。
『かおサピエンス』をダウンロードしているもの同士で通信をすると、相手の「かおサピ」を見たり、自分の「かおサピ」を相手に見てもらったりできます。
交換とかができるかはちょっと不明でした。
◆partygameの感想◆
もうちょっと、「かおサピ」を使った遊びが欲しかったですね…。
色々な変化を付けることができるものの、顔を作るということ自体はMiiがある以上あまり珍しくないですし、特にそれを使ってゲームができるわけでもないので…もう一歩面白さに突っ込んだ何かが欲しかったです。
例えば…たくさんの顔から、自分の「かおサピ」を探すゲームとか。それだけでも違います。あとは、せっかく通信機能を搭載したわけですから、自分と相手の「かおサピ」でゲームができたりしたら面白かったでしょうね。
他の作品と比べると、コレクション要素が強い作品なのかもしれませんが、それにしてももうちょっと「何か」が欲しいな~と思ってしまいましたね。
◆任天堂ゲームセミナー2008受講生作品 全体の感想◆
今回、マイク入力を使ったゲームが非常に多く見られましたね。
あと、いわゆる「イロモノ」(=個性の強い作品)も多かったように思います。
結果として似通ったものが多いように感じたので、もっと多分野のゲームを遊びたかったかも…という気がしました。
まあ、何を作ろうが自由なんだと思いますけどね。
あとは、『ふ~ふ~きらりん☆』はゲームとして面白いので商品としても悪くはないですが、他のは…失礼ながら「出オチ」くらいのものがあったので、商品としてはまず売れないんだろうな~と思ったわけです。
しかし、だからこその受講生作品とも言えます。「商品」としてではなく「作品」として作っているわけですから、本来「商品」としては難しそうなアイデアも形にできることこそが、コンセプトとしてはいいのかもしれません。
関連記事:
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作品No.1『ネコソギトルネード』(他の内容も混ざった記事です)
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作品No.9『ふ~ふ~きらりん☆』
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作品No.11『うごうごトリニティ』
(「任天堂ゲームセミナー2006」の作品は、私が忙しい時期だったため
体験及びインプレッション記事の掲載ができませんでした。ご了承ください)