セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

任天堂ゲームセミナー作品No.2「くるけし!」 レビュー

2006年05月15日 10時14分43秒 | 【旧】購入・レビュー話
さてさて少し前になりますが、「任天堂ゲームセミナー2005」にて受講生が制作しましたゲームのダウンロードをしてきました。
前回の「ネコソギトルネード」はマジで逸品だったので、今回も期待してました!




今回のゲームのタイトルは「くるけし!」です。すでにセンスを感じます。
後ろに背後霊みたいなんが移ってますが、私の影が入ってしまっただけですw







こちらがゲーム画面です。
パズルゲームなんですが、いろんな色の棒が三角形の網目状に並んでいますね。
三角形の真ん中をタッチするとその三角形が時計回りに回ります。で、同じ色の棒で三角形を作るとその棒が消えます。消えたところには、上から棒が重力に従って落ちてきます。ちなみに6本や9本で大きく三角形を作っても消えますよ。

で、このゲームの醍醐味だと思うんですが「コンボ」と「れんさ」というモンがありまして、「コンボ」というのは一定間隔(だいたい2秒以内)で消していくとつながるもので、「れんさ」というのは、棒が消えたところに棒が落ちてきてまた消える、このつながりのことを言います。
……言葉でちょっと説明しにくいんですが、分かりました?というか、これは習うより慣れろです!

遊べるのはCOMとの対戦のみです。戦う相手は十二星座です。
おそらくだと思うんですが、自分の誕生日ってDS本体に登録されてますよね?それに反映されて、自分がどの十二星座なのかが決まります。ちなみに私は誕生日8月6日で獅子座なので、ライオンでした。合ってますよね?非常に芸が細かくてなんとも感心しましたが、気づかれない可能性が高いのが非常にもったいないです。残りの十一星座と戦うので、言うまでもないかもしれませんが全11ステージです。

で、勝敗のつけ方なんですが、
ゲーム画面を見てください。青い星と黄色い星がありますよね?黄色が自分の星で、青が相手の星です。何もないところはまあ中立だと考えてください。三角形を消した時、その三角形の点の中に相手の星があったら奪うことができます。で、制限時間いっぱい戦って、結果自分のトコの星が多いほうが勝ちになります。ちなみに相手の星が0になったらその時点で勝ちが決まります。


感想を言いますと、
前作のネコソギと違って爽快感ではなく頭を使ってうまくいった時の快感を味わうという感じなので、若干ネコソギよりは熱中度は低いです。が、やっぱりいい出来です。なんで今時こんなパズルが思いつくのか?ホント勉強になります。
素早く色をそろえるコツは2~3回やっていればなんとなくつかめてきますし、勝敗がまあ星の奪い合いなんで、無理にコンボやれんさをしなくても勝てるし楽しめるのがいいですね。また今回も隠し要素として、全11ステージをノーミスクリアすると、むずかしいモードに挑戦できます。といっても敵が強くなるんではなくて、こちらにハンデがついちゃうそうです。
個人的にはネコソギのほうが中毒性があったように思えて好きでしたが、このくるけしも逸品でした!ま、ジャンルが違うんで……。


残念ながらこの「くるけし!」、今月の10日をもって配信を終了してしまいました。E3にまぎれてレビューが遅くなって申し訳なかったです。

というかかなり前からダウンロードしようとしてたんですが…、なぜかダウンロードできなかったんですよね。したらこれ…実は、ゲームセミナーの作品をダウンロードするには、DSもGBAも、全部カセットを抜いておかなくてはいけません。
なんてことを知らずにやっていた私。で、カセットを完全に抜いてDSステーションで再度挑戦してみたら見事ダウンロードできました。みなさんも同じ目にあってる人は以後、気をつけてくださいね。

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