●= PlayStation Vita、2011年12月17日（土）に発売決定！ 3G通信のパートナーはNTTドコモ、プリペイドデータプランも【速報】 =●
発売日は、12月17日（土）。
価格は以前発表されたものと同じで、Wi-Fiのみ搭載のものが24,980円。Wi-Fi＋3G回線搭載のものが29,980円です。
で、注目されていた3G関連の話ですが…料金プランが出ました。
簡単に言うと、20時間で980円。100時間＋受送信高速化で4,980円で、期間ではなく利用時間によって設定されるようです。
また、初回出荷の50万台分は、この100時間バージョンが1回分タダで付いてくるそうです。
この価格をどう見るか？は、人それぞれでしょうね。
例えば1ヶ月に50時間も100時間もオンラインプレイしている人には、月額制のほうがお買い得に感じたでしょう。逆に、たまにやる程度の人であれば有難いプランです。
そもそも、Wi-Fi環境が自宅にある人なら、家でのプレイはWi-Fiを優先することで消費せずに済むでしょうから、思ったより長くもつんじゃないのかな？なんて思ったりします。もちろん、重要なのはインターネット環境が無い人がどうか？なんですけどね。
そして、カンファレンスの最後のほうで、「契約事務手数料 2,100円」という気になる言葉も見えました。
これって、初回利用時に払わないといけないものではないかと睨んでいまして、つまり、特典なしで初めて100時間バージョンを利用する場合、7,080円が必要になるということになります。
これが事実だとすると、導入部分がかなり辛いですね…。
●= 『ファイナルファンタジーX』HDバージョンがPS3とPS Vitaで発売決定 =●
シリーズ作品の中でも人気が高いという『ファイナルファンタジーX』のリメイクが決定しました。
今回、ゲームソフト的にはこれが一番のサプライズだったかも？という印象でした。
●= PlayStation Vitaにニコニコ動画が参戦！ =●
良くも悪くも、かなり挑戦的な試みです。
まあ、私個人からすると「あ～…この道を選んだのね」って感じでしたが（苦笑）
ニコニコ動画と言いますと、誰もがあの違法だらけのゲームプレイ実況を思い出したりするものです。
それを考えると、今回のこのコラボレーションは「PlayStation Vitaが違法動画を推奨している」と取られてしまうかもしれません。
しかし、希望もあります。
PlayStation Vitaというステージの上にニコニコ動画の舞台を用意したことで、管理しやすくなるかもしれないということ、ですね。
例えば、各社のPlayStation Vitaタイトルで、「これは実況していいよ」「これはダメ！」みたいな線引きをしっかりとしてくれれば、それだけでも、完全に曖昧（あいまい）にしていたこれまでとは違う流れになるかもしれません。
とはいえ、これはVitaだけではなくニコニコ動画が関わる全ての場面でやって欲しいことですし、Vitaだけ管理をしていても、結局は管理されていないPCに逃げる人も多くなるでしょうし。
そしてもちろん、何も管理しないということになれば、本当に「違法なアップロードを推奨している」ことになるわけで、それはそれで問題だと思います。
それこそ「我々が用意したのは”道具”という力だけ」とかいって、違法アップロードにおとがめ無しとか、あり得そうでイヤなんですよね…。
さて。
私も始まって20分経った頃から「ニコニコ生放送」を通して見て、その時はちょうど3G回線のプランのお話をされていました。
全部見終わって、サプライズがないとかどうとか言われてましたが、それより思ったのは「なんか力を感じない」ということでした。
ラインナップがどうこうではなく、そもそも動画で見せてくれた場面がほとんどなかったんですね。
本体のほうは、まだ実際に操作しているところを見せてくれましたが、肝心のゲームソフトは、ただタイトルロゴが出てきて紹介して終わり…というプレゼンテーションが、ほとんどでした。
映像として配信しているからには、絵こそが強み。なのに、それを見せられないというのは…理由は定かでないものの、あまり良い理由が思い浮かびません。
で、実はロンチタイトルの数はすごいんですよ。確か26タイトルと言っていました。（違っていたら教えてください）
数はすごいんです。しかし、実際に何があるか？については、本当にザザ～ッとしか紹介されませんでした。あれ？ここって大事なところではないんですか？
なんか、後で自分で見てくださいねって感じがして、本当に「ゲーム機をアピールしたかった」っていうイメージだったんですね。まさに家電製品を売っているかのようなアピールで、ゲームでその感覚が通用した試しがないだけに、なお不安に感じてしまいました。
ということで、元々このカンファレンスで興味を持てるかどうか？というところにかかっていたわけですが、結局、何にも興味を持てずに終わってしまいました。
ロンチタイトル、探せばきっと2～3タイトルくらいは興味のあるものが見つかるとは思いますが、まあ…たぶん発売日購入は見送るでしょうね。
ただでさえ年末はいつも購入するタイトルが多いわけですから、それでもなお買いたいと思わないとVitaに手を出す事はなかったでしょう。で、手を出さない、と。
とはいえ、様々なポテンシャルを秘めていることと、その自信はあるように見えたので、今後の展開には注目しております。
ただ1つ言いたいこと。皆に元気を与えて欲しいです。
細かい情報が出たら、また取り上げるつもりです。取り上げなかったら、ごめんなさいね（苦笑）
アクセス
トータル
いったん利用期間が過ぎて更新期間を過ぎると、また更新手数料からやり直しみたいです。
ケータイのパケット定額制みたいに来月だけ一旦定額制をやめる、また次から始める、みたいなことが手軽にできないみたいです。
私も別のところで確認しました。
てっきり、期限は無制限かと思いきや、20時間バージョンは30日。100時間バージョンは180日の制限があり、さらにそれぞれ30日以上、180日以上利用しないと、更新手数料2,100円が必要になるということですね。
正直、ちょっとどうなの…？とは思いましたが、全てのユーザーがネットワークの契約をする携帯電話と違って、Vitaでは利用する人としない人がいますからね。こうするしかなかったんでしょう。
とはいえ、敷居が高くなると言わざるを得ないですね。ネットワークを継続的に利用させたいと思わせるだけの展開ができればいいのですが…。
128kbpsって今日日の携帯電話はおろか、PHSより回線速度が遅いですから、通信対戦やソフトのダウンロードの利用は勿論、展開が発表された「ニコニコ」も満足に利用できないのではないかと心配です。
VITA向けに低額の定額プランを用意してくると思ったら、今回用意されたプランは何に使うためのプランなのかも分からないものになっていて残念でした。
全体的にこんな機能が付いてますよ、という発表が主でこんなことが出来ますよ、が弱かったように感じました。
具体的な活用方法などは明日以降のゲームショウで、ということでしょうか。
続報に期待したいです。
回線速度については確かに心配です。
テレビゲーム機に3Gを導入するというのは初めての試みですが、実際に利用してみたらまともに利用できるものではない…なんて、あり得そうで怖いのです。
SDE自身もテストをしているとは思いますし、ゲームソフトが動作するかも試しているとは思いたいですが、当然、実際に利用するとなると「回線が混む」といった事態もあるわけですから、テスト段階ではより磐石な体制でないといけません。
もしかしたらSCE自身は、3Gで例えばアクションゲームのマルチプレイを楽しむということは、あまり想定していないかもしれません。
位置情報を利用したサービス「near」など、そんなに回線速度の必要がないサービスを巧みに展開していくつもりでいるのかもしれないのですが、仮にそうだとすると、その時点でユーザーの希望とズレがあるわけで。
いずれにしても、全体的にやはり”ふわふわ”としている印象のカンファレンスでした。
遠慮なくバクダンを投下して欲しかったのに、煙に巻いたみたいな。
東京ゲームショウでは、ゲームソフト関連は動画が公開されたりなどするでしょうが、サービス面までは見えてこないような気がします。
まだまだ情報はこれから…ということかもしれませんね。