●= “Xbox One S”をいきなり発表! 299ドルで、40%の小型化に【E3 2016】 =●
●= 自分好みのXboxワイヤレスコントローラをデザインできるサービスが発表!【E3 2016】 =●
●= 『Dead Rising 4』が2016年ホリデーシーズンに登場【E3 2016】 =●
●= 『Halo Wars 2』の発売日が2017年2月21日に決定! マルチプレイベータテストも実施 =●
●= 稲船敬二氏らが手がける『ReCore』ゲームトレーラーが公開! 海外では9月13日発売【E3 2016】 =●
●= 『LIMBO』を手掛けたスタッフによる『INSIDE』が6月29日に配信決定! 記念に『LIMBO』が本日より無料配信【E3 2016】 =●
●= 『Scalebound(スケイルバウンド)』のCo-opプレイがお披露目【E3 2016】 =●
●= 『Forza Horizon 3』を発表! オーストラリアを舞台にしたシリーズ最新作がXbox OneとWindows 10で発売決定【E3 2016】 =●
●= 『Gears of War 4』の発売日は10月11日! Xbox OneとPCのクロスプレイにも対応【E3 2016】 =●
●= 『Gears of War 4』の日本発売はなし! ただし、“Language Region Independence”により日本語字幕には対応【E3 2016】 =●
●= Xboxシリーズの新たなコンソール“PROJECT SCORPIO”発表!【E3 2016】 =●
●= “Xbox E3 2016 Breifing”詳報 Xbox One Sや“Project Scorpio”から、豊富なXbox One&Windows 10独占タイトルなど、充実の内容に【E3 2016】 =●
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gooブログのメンテナンス&メンテナンス後のアクセス不具合。あと、私のモチベーションが上がらないこともあり、まとめが遅れてしまいました。
とりあえず、紹介された内容を軽く振り返ります。
※ここで紹介する内容は、基本、海外向けの発表です。日本でも同じ展開があるかどうかは未定です。
◆== Xbox One S ==◆
約40%もの小型化に成功し、2TBのハードディスクドライブを搭載。4Kや、HDR(ハイダイナミックレンジ)と呼ばれる高画質表示にも対応しているとのことです。
40%小型化というと、これくらい違うそうです。
Xbox Oneを持っていないので、はっきりとした比較はできませんが、だいぶコンパクトなサイズになっているようですね。もしかしたら、Xboxシリーズで最も小さいゲーム機になっているかもしれません。
海外での発売時期は未定。価格は299ドル(約32,000円)とのことです。
◆== Xboxワイヤレスコントローラをデザインできるサービス ==◆
コントローラー本体はもちろん、ボタン・アナログスティック・トリガーボタンなどの色も自由に決められます。
文字を刻印してもらうことも可能だそうです。
マイコントローラーとして、自分の名前を刻印してみるのも良いかもしれませんね。
サービス開始の時期や費用については不明です。
◆== PROJECT SCORPIO(プロジェクト スコーピオ) ==◆
"新たなコンソール"としてマイクロソフトが打ち出した、新型ゲーム機のプロジェクト。
全てのXboxシリーズと互換性を持ち、コントローラ・周辺機器も全て対応。4Kに対応するほか、CPUの処理能力がが「6TFLOPS(6テラフロップス)」になるとのことです。
6テラフロップス、と言われても何のことやら…という人も多いと思うので少し調べましたが、「フロップス」というのは簡単に言うと、処理速度をあらわす単位の1つだそうです。
パソコンだと、「テラ」の1つ下の単位である「ギガ」が一般的。また、PS4が約1.8テラ。Xbox Oneが約1.3テラとのことなので。6テラというと、なんとなく凄そうな気はします。
処理速度が速いということは、読み込みとか、一度に表現できる内容が大幅に増える可能性があるため、快適かつ、よりダイナミックなゲームプレイにつながりそうですね。
海外では、2017年のホリデーシーズン(年末)に展開予定となっています。
◆== 『デッドライジング 4』 ==◆
Xbox Oneのロンチタイトルとして発売された、ゾンビ撃退アクション『デッドライジング 3』。続編も、Xbox OneとPCでのみ発売されることになりました。
紹介映像を見る限りですと、初代『デッドライジング』の主人公だったカメラマン・フランクのツイッターにコメントするような一場面が。
また、今回の主人公も、カメラを持って撮影できるようなので、主人公は、フランクに憧れて同じような写真を撮ろうとしているカメラマンって感じでしょうかね?
身の回りのあらゆるものが武器になるというハチャメチャぶりは、健在のようです。
海外では、2016年ホリデーシーズン(年末)に発売予定です。
◆== 『ReCore(リコアー)』 ==◆
『ロックマン』の生みの親・稲船氏が手掛けるXbox One/PC独占タイトル。
コアを移し替えることで、様々な形状のロボットを相棒に従えて冒険できる、アクションアドベンチャーです。
最新の紹介映像では、各ロボットの特徴が紹介。バトルだけでなく、このロボットでしか行けない場所があったりするので、謎解き要素にもつながってきそうです。
海外では、発売日が決定。2016年9月13日に発売予定です。
◆== 『Halo Wars 2』 ==◆
『Halo(ヘイロー)』シリーズの派生作品として登場した、リアルタイムでの戦略シミュレーション『Halo Wars』。この続編が、発売されることになったそうです。
1人で様々な状況に対応して戦っていく本編シリーズとは違い、こちらは"戦争"ですからね。様々な部隊に指示を与えて、戦局を有利に進めていきます。
マルチプレイも搭載されているとのこと。前作では、敵側になることもできたそうですが、今回はどうでしょうか?
海外では、2017年2月21日に発売予定です。
◆== 『INSIDE(インサイド)』 ==◆
『LIMBO(リンボ)』の開発チームによる新作。海外で配信日が決定し、また、本日からXbOX One版『LIMBO』の配信が無料になったとのことです。
最新の紹介映像では、かなり暗めに表現された、様々な施設の部屋が。会社だったり病院っぽいところだったり研究室っぽいところだったり。ただ、これでもどんな感じの作品になっているかは分かりません。気になる人は、配信の時を楽しみに待ちましょう。
海外では、2016年6月29日に配信開始予定です。
◆== 『ギアーズ オブ ウォー 4』 ==◆
今回、一番物議をかもしているタイトルです。
日本でも、何だかんだでXboxシリーズの代名詞として親しまれてきたFPS『ギアーズ オブ ウォー』シリーズの最新作ですが、残念ながら日本向けには発売されないことになったそうです。
ただし、海外版の言語選択で日本語字幕を表示させることはできるので、amazonとかで海外版を購入したりパソコン版を購入して、日本語に設定すれば日本人でも楽しんで頂けるそうです。
前3作のリメイクである『ギアーズ オブ ウォー トリロジー』も日本では発売中止になったので、イヤな予感はしていましたが、残念な結果になってしまいました。
ただ、前向きにとらえるのなら…海外版をそのまま購入すれば、海外版の表現そのままに日本語字幕付きで楽しめるわけですから、日本での規制に不満を感じている人は、むしろこちらのほうが嬉しいかもしれません。
日本では、Z指定であっても、ある程度は規制が入っちゃいますからね。頑張ってローカライズして発売した挙句に「また規制が~」とか文句を言われるくらいなら、これくらい割り切ったほうが良いということなのかもしれませんね。
◆== まとめ ==◆
紹介された内容自体は、とても充実していたように思います。
現行ゲーム機の小型化に、それとは違うXboxシリーズの集大成とも言える新型ゲーム機の発表。
Xbox Oneとパソコンでしか提供されないタイトルも多く紹介されましたし、それこそ、Windowsのメーカーらしい強みを発揮できているように感じられました。
コントローラに対してのこだわりも相変わらずで、ここらへんは他のハードメーカーより一歩抜きんでているように思います。
その一方で、日本に対しての展開が、より乏しいものになりそうだな~という不安も、大きくなりました。
いかなる理由であれ『ギアーズ オブ ウォー 4』が日本で展開されないということは、Xboxシリーズにとっての日本市場への魅力が、その程度であるという証。そりゃ、2年近く経つのに、本体売上が10万台いくかいかないかってレベルですからね。やる気を出したくても、出ないでしょう。
むしろ、パソコン版と同時発売されるタイトルも多くなってきていますから、今後、マイクロソフト提供のタイトルを本格的に遊びたいなら、Wondwosが良いですよ!ってことなのかもしれません。そう言ってしまったほうが、マイクロソフトとしても都合が良いことでしょうね。
この調子だと、「Xbox One S」や「プロジェクト スコーピオ」の展開も、怪しいですね。
まあ、Xbox Oneを引き続き展開する以上、せめて「Xbox One S」は発売して欲しいですが、スコーピオのほうは、かなりの豪華仕様ですからね。据え置き型ゲーム機市場が縮小している日本においては、需要が少ないと判断されて発売されない可能性も、高そうです。
日本にとっては寂しい一面もありましたが、世界的に見れば、満足できる内容になっていたのではないでしょうか?
Xbox Oneというゲーム機と、Windowsというパソコン。他のハードメーカーが持っていない相乗効果で、それぞれの環境に合わせて楽しんで頂けるという流れは、結果としてより多くのゲーム人口を生み出すきっかけになっていくかもしれません。VR対応にも精を出していますしね。
ま、個人的に関わる可能性は限りなく少ないと思いますけど、とりあえず元気に展開出来ているのなら、それでいいです。様々なゲーム機の展開と、独占タイトルで、これからも世界を盛り上げていって下さいね。