セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

PS3『ゴッド・オブ・ウォー コレクション』 ファーストインプレッション

2010年06月12日 11時26分14秒 | 【旧】購入・レビュー話
 
※右側は、IIIも同梱している『ゴッド・オブ・ウォー トリロジー』です。

ゴッド・オブ・ウォー コレクション
対応ハード : PS3
発売元 : カプコン
開発 : SCE サンタモニカスタジオ
発売日 : 2010/03/18
希望小売価格 : 4,990円(税込)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1人
CERO : D(17歳以上対象)

参考データ--------------------------
購入価格:7,854円(中古)
 ※『III』も同梱している『ゴッド・オブ・ウォー トリロジー』を購入
 (発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
プレイ時間:初代『ゴッド・オブ・ウォー』(難易度:ノーマル)を約2時間半
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※今回は、初代『ゴッドオブウォー』のほうの評価になります。
※『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』はまだ未プレイです。


●伝説はここから始まった…
今作は、PS2で発売された『ゴッド・オブ・ウォー』と『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』の2作品を、HD画質に進化させてPS3に移植したものです。
※画質が向上している以外は、PS2版と全く同じ内容の模様です。

◆あらすじ
かつて戦士として活躍したクレイトスは、ある日、絶体絶命の状態から九死に一生を得るため、軍神アレスと手を結ぶことに。人を助けるために振るうった腕を、今度はアレスの命ずるまま、人を虐殺するために振るうハメになります。
時は流れ、ある事件をきっかけにクレイトスはアレスと決別。しかし、己が行ってきた虐殺の記憶が、彼を苦しめます。そんな彼に、とある人物から、苦行から逃れることを引き換えに、アレスを打倒する使命を授かることになります…。


●ゲームの流れ
基本的には、話やステージの流れに沿って、敵を倒しながらひたすらステージを進んでいきます。時には、強敵や巨大なボスが待ち受けていたりすることも。
クレイトスのHPが0になったり、地面のないところに落ちていってしまうとゲームオーバーになり、直前のチェックポイントから再開することができます。(※チェックポイントは各所にあり、知らないうちに自動でセーブされます)


●操作方法
左スティック…移動
右スティック…回避

このゲームでは、カメラ視点を自由に動かす手段はありません。右スティックの操作には注意しましょう。

×ボタン…ジャンプ
2段ジャンプができます。
また、細い場所を移動中に足を踏み外して落ちそうになった時は、×ボタンを押して復帰しましょう。

□ボタン…ノーマルアタック
△ボタン…ヘビーアタック
△ボタン長押し…浮かし攻撃

まあ、名前を見たら分かるかと思いますが…ヘビーアタックのほうが強力ですが、攻撃するまでの時間もかかります。また、攻撃ボタンの連打や組み合わせで、ある程度コンボとして繋がった連続攻撃が出せます。
浮かし攻撃は、相手を上空に打ち上げる攻撃を出します。打ち上げた敵には、攻撃ボタンや○ボタンでさらに追撃が可能になります。

○ボタン…敵をつかむ
掴んだ後は、投げるなり攻撃するなり自由にどうぞ。
ただし、ほとんどの敵は「最初はつかむことができません」。瀕死状態になった敵の頭上に○ボタンアイコンが表示されれば、つかむことができます。

L1ボタン…防御
敵の攻撃のタイミングに合わせて防御できれば、相手の攻撃を弾くことができるようです。

L2ボタン…魔法の発動
十字ボタン…使用する魔法の選択

物語を進めていくと、様々な魔法を覚えていきます。十字ボタンで選択して、L2ボタンで使用します。魔法を使用すると「魔法ゲージ」を消費し、魔法ゲージがないと魔法は使用できません。

R2ボタン…宝箱を開ける・扉を開けるなど
R2ボタンを「押しっぱなしにする」時と「連打する」時があります。それは、表示されるR2ボタンアイコンの動きで判断してください。
あと、例えば宝箱を開けるのでも、R2ボタンをちょんと押せば開けてくれるわけではありません。開けるのに数秒ほどかかり、その間はR2ボタンを押しっぱなしでないといけません。

左スティックを押し込む+右スティックを押し込む…「RAGE OF THE GODS」の発動
少しレベルアップすると、「RAGE OF THE GODS」というものを取得し、右下に専用のゲージが表示されます。満タンになった状態で両方のスティックを押すことで発動し、発動中は強力な攻撃が繰り出せるようになります。
(※レベルアップの方法については、下記の「レベルアップについて」を参照)


●網やロープに掴まったときの操作
網やロープにつかまって、左スティックで上り下りが出来ます。敵が来たら、△ボタンや□ボタンで攻撃したり、○ボタンで掴んで落としてしまいましょう。ジャンプで網の上に飛び移ったり、別の網に飛び移ったりもできますし、L2ボタンで魔法の発動もできます。
垂れ下がっているロープは、掴まっている状態で○ボタンを押すと反動をつけます。


●アクションコマンド
主に巨大なボス戦で表示されます。一部のザコ敵でも出ます。
ある程度ダメージを与えるなど特定の条件で、敵の頭上に○ボタンアイコンが表示されます。そこで○ボタンを押すと、アクションコマンドに突入します。表示されるボタンを正確に押していくことでアクションが進んでいき、最終的には大ダメージを与えたり、敵を倒すことができます。
中には、連打しなければいけない場面もありますし、左スティックを操作する場面もあります。しかし、特にボス戦ではアクションコマンドが決め手になります。あなたは、臨機応変に対応できますか?


●レベルアップについて
STARTボタンを押してメニュー画面を開き、敵を倒したりなど様々な方法で手に入る「レッドオーブ」を消費することで武器や魔法のレベルアップを行うことができます。
レベルアップすることで、能力が上がったり、新たな攻撃技を習得したりします。


◆partygameの評価◆…91点(100点満点)
その迫力にただ圧巻

PS3タイトルをあまりプレイしていないということもあったため、ちょっと買ってみたわけですが…開始から30分で、どっぷりと引き込まれました。
こんなゲームが、PS2の時代に発売されていたんですね…。


とにかく、随所で感じるすさまじい迫力に、ただただ圧倒されます。最初のボスなんか、普通のゲームだったらラスボスと言っても問題ないレベルの、巨大で迫力あるボスでした。何というか…『ベヨネッタ』よりも「クライマックス感」を感じました。まあ、雰囲気の好みの違いとかは、あるとは思いますが。

しかも恐ろしいことに、遊びやすいのです。基本は決まったステージを進んでいくだけなので、迷うことはほとんどないですし、最初からしっかり順を追ってチュートリアルが表示され、それを実践できるようにしています。
また、これだけ長いステージを進んでいるのに関わらず読み込みはなし。ストレスフリーです。おそらく、常に読み込んでいるんじゃないかと思います。たまに、ステージを一気に進んだ時にちょっとロードが入ることはありましたが…全く許容範囲内です。
難易度もちょうどよい感じです。うかうかしていたらけっこうダメージを受けるんですが、回復のための宝箱はそれなりに置いてありますし、セーブポイントはそこそこ頻繁にあるので、誰でも挫折せずに挑戦しやすい作りになっているように思います。…まあ、ちょっと宝箱が多すぎて、いかにも「救済処置です」って感じがしなくもないですが、雰囲気に溶け込んではいるので、特に気にはならないでしょう。

あとは、アクションコマンドについて。
ザコ敵は、最悪ゴリ押しでも何とかならなくもないですが、ボス戦ではアクションコマンドを成功させないと大ダメージを与えられません。一応ボスの体力ゲージとか出たりしますが、最初の半分はチマチマ削ったのに、後半の半分はアクションコマンド成功でごっそり削れたりとか…そういうのが当たり前のようです。
なので、できるだけボタンの配置は覚えておいたほうがいいかもしれません。まあ、新規で始めるときに難易度選択があるので、最悪イージーを選べば問題ないとは思います。

気になると点があるとしたら…やっぱり、カメラ視点が操作できない点でしょうか?
基本、カメラ視点は問題ない位置にあることがほとんどではありますが、手前とかの敵が見えにくい時はあったので…やっぱり、ちょっと不便といえば不便です。まあ、カメラ視点を固定にしたからこそ、ここまでできた!ということなのかもしれません。要するに、見えてないところは作ってないということです(笑)
あとは、移動がちょっぴり遅いかも?という程度です。むしろ、そこくらいしか突っ込むところがないというか…。


見た目に騙されないでください。日本人からすると、見た目はなんだか小難しそうで洋ゲーっぽい抵抗を感じるとは思いますが、正統ながらあらゆるツボを抑え、非常に刺激的な体験ができると思います。しかも、進めやすいし理解もしやすいしストレスもありません。
いうなら…『デモンズソウル』に近い雰囲気や感覚なのかもしれませんが、難易度はこちらのほうがずっと易しいですし、そのわりに色々なアクションができますから、開口は広いと思います。

Iをクリアして、IIを少しプレイした頃にセカンドインプレッションを書きます。


その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
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