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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

3DS『いっしょにフォト スーパーマリオ』 インプレッション

2013年04月25日 11時37分29秒 | 【旧】購入・レビュー話
※今回の写真は、クリックすると大きなサイズに。3DSの「インターネットブラウザー」でタッチすれば、立体視で見れます。





いっしょにフォト スーパーマリオ
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS(ダウンロード専用タイトル)
発売日 ―→ 2013/04/23
希望小売価格 ―→ クリボー = 1,000円/マリオ = 2,000円/ピーチ = 3,000円
 ※同じ価格分の「ニンテンドープリペイド番号」が付いています。
 ※後に、ノコノコ(1,000円)・ルイージ(2,000円)・クッパ(3,000円)も発売予定です。
ジャンル ―→ あそべるARカメラ
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)



■====== 簡単なご紹介 ======■

AR機能を使ってマリオたちとの撮影を楽しめる、撮影ツールです。
ダウンロードタイトルなどの購入に必要な「ニンテンドープリペイドカード」にオマケとして付いてくるものです。単なる撮影にとどまらず、カードの組み合わせやちょっとした機能などがあります。
※ARとは? … 拡張現実。カメラなどで映した現実世界の空間に、バーチャルな物体を表示することです。


今回、私はマリオバージョンを購入。私の撮影した写真を交えながら、説明しましょうかね。



紙面を開くと、こんな感じですね。
左にあるマリオのARカードを、剥(は)がして使います。残高追加のニンテンドープリペイド番号がは、このカードの裏に書かれています。
右側のハテナブロックARカードは、紙面に書かれているものなので剥がせませんが、3DS本体に同梱されているARカードと同じように使用することはできます。なんなら、予備としてハサミで切って確保しておいてもいいかも。

マリオのARカードの影に、QRコードがあります。3DS本体のHOMEメニューでL・Rボタンを押し、左下のアイコンをタッチしてQRコードを読み取るモードにしてからQRコードを読み取ることで、今作をダウンロードできます。



机の上とかに、先ほどのマリオARカードを置いて3DSカメラで映すと、マリオが出現します。



基本、マリオはこちらをじっと見つめています。真上から見ても斜め横から見ても、こっちを見ています。



さすがに後ろから見られるのは気付かないようで。回り込んで、近距離でマリオの視界に入ったら、驚かれました(笑)
こんな、ちょっとしたアクションもあるようです。



Rボタンで撮影。A・B・X・Yボタンでそれぞれ、3秒/5秒/10秒/ランダムの計4パターンのタイマー撮影ができます。
普通の撮影だと、マリオは突っ立った状態(最初に見せたマリオの写真を参照)ですが、タイマー撮影にすると、シャッターのタイミングに合わせてマリオがアクションしてくれます。1種類ですけどね。



Lボタンで”つかむ”ことができます。つかむモードになると、マリオの位置を固定したまま、カメラの向きを変えて撮影ができます。ARカードが映っていない状態でも撮影できますよ。

それを利用してみて、上のような写真を撮ってみたりしました。題名は「DSなのに飛び出した!」。



十字ボタンを押すと、4種類の演出効果が使えます。撮影のタイミングに合わせて、使ってみましょう。



スライドパッドで、ライトの方角や色を変えることができるようです。
左の写真は、スライドパッドを左に倒しながら撮影。右の写真は、右に倒しながら撮影。微妙に違うでしょ?



ちなみに、ハテナブロックのARカードも使えるようです。
中からドカンが出現。放っておいても何も起こらないので、覗いてみたら…マグナムキラーが出現!ドカンから出てきたこと、ありましたっけ?(笑)



そして、マリオのARカードとドカンを組み合わせると、ドカンからはキノピオが!
こんな風に、他のARカードとの組み合わせによって、出てくるものが変わったり、特別なアクションが発生したりするようです。

ちなみに。3DS本体に付いてくる他のARカードが使えないか試してみましたが、対応していませんでした。ごくまれに反応することもありますが、出てくるのはドカンです。
また、ハテナブロックARカードを2枚並べたらドカンが2つ出てくるのかどうかも試してみましたが、ドカンは1つしか出てこないようです。



■====== partygameの評価 ======■

今回はオマケタイトルなので、得点は付けません。感想も、サックリと。

やはり一番うれしいのは、”つかむ”ことで、シチュエーションの幅が大きく広がることです。
私が撮ったものもそうですし、サンプルとして発売前に紹介されていた写真なんかもほとんど、つかむモードがあってこそ撮れるもの。なんか、色々試したくなりますね。

一方で、通常のアクションがそんなに多くないのは、ちょっぴり残念だったかも。
マリオに関しては、出現した時にこちらに手を振ってくれるアクション。近づくと驚くアクション。声をかけるとジャンプ。タイマー撮影時のアクション。この4種類くらいかな。たぶん他も、同じくらいだと思います。
やはり1枚だけでは、楽しめる範囲はこんなものなのかな~。もっと他の種類の専用ARカードを手に入れないと、真価を発揮しないような気がします。でも、全部そろえようとしたら12,000円。任天堂もワルですね(苦笑)

あとは、十字ボタンの演出効果が、立体視的にちょっと奥行きがありすぎる印象でした。紙ふぶきやシャボン玉がマリオの遥か後ろまで届いたりするので、机の上とかで撮影すると、タイミングによっては違和感があります。
細かい設定まではできないですが、まあ、オマケタイトルですからね。そこまで欲張るのもどうかと思います。


ちょっとしたオモチャ気分で楽しむには、いいんじゃないでしょうか?
さすがに、これのために1,000円や2,000円を払う価値があるか?というと、そこまでの価値はありません。所詮はオマケですから。しかし、ダウンロードタイトルを利用するためにプリペイドカードを買って、ついでで付いてきて、しかもそれが何種類か溜まってくれば、より楽しめる。そんな、ちょっとお得な気分になれるオモチャだと思ってください。グリコのオモチャみたいなもんですね。

しかも”つかむ”のおかげで、こういう遊びにこだわりを持つ人には、よりこだわれる内容になっていると思います。せっかくなので色々撮影して、楽しんでみてはいかがでしょうか?


その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
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2 コメント

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Unknown (甘味屋)
2013-04-25 20:43:35
ピーチ姫のを買ってみようかと思います。

リンクとか他の任天キャラも欲しいですね。
返信する
Unknown (partygame(管理人))
2013-04-25 21:26:20
>甘味屋さん
これからもたくさん出て欲しいですけど、そうなると、組み合わせによる特別なアクションのパターンが、とんでもない数になりそうですね。
6種類+ハテナブロックでも、単純計算すると21パターン。3種類以上の組み合わせにも特別アクションがあるとなると、なおパターンが増えそうです。

ま、『いっしょにフォト スーパーマリオ』という名前なので、別のシリーズ作品で展開する時は、『いっしょにフォト ○○○』という風にダウンロードタイトルも別で配信する形にすれば、いいかもしれませんね。
返信する

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